福岡県で朝食をとったあと、私はJR鹿児島本線鳥栖行きの電車に乗車しました。
これから佐賀県へ向かいます。
ラッシュ時を通り過ぎた車内は、のんびりした空間で、気持ちが安らぎます。
電車の揺れも心地よく、いつの間にか眠りに入っていました。
目が覚めると、電車は田園風景の中を走っていました。
相変わらず空はどんよりとしていましたが、
ただ、雲は薄く、その向こうに青空がうっすらと見えていました。
天気予報では「雨」となっていましたが、その心配も無さそうです。
福岡駅を離れて50分ほど、目的の駅に到着しました。
訪ねたのは↓↓こちらの駅です。
鳥栖のひとつ手前の駅で田代駅です。
初めて訪れる駅では、いつも深呼吸をして、その土地の空気を感じます。
そうすると、遠いところまで来たな~という実感が湧くのです。
駅舎を出て周りを見渡すと、人影もなく、意外と寂しい場所です。
この駅で降りたのは、美味しいうどん屋さんがあるという情報を得たからです。
とりあえずお店へ向かってみました。
駅から5分ほど歩いた場所にお店があります。
今回訪ねたのは「とす麺之介」さんです。
元は何かの倉庫だったようで、大きな扉が印象的でした。
写真を撮影していると、地元のおばあさんに話しかけられました。
「どちらから?」と聞かれたので「大阪からです。」と返答。
「ここのお店は美味しいから、遠いところから来る人が多い。」
「おたくみたいに、ここで写真を撮る人も多いわ。」とおばあさん。
なんだかお店に期待が持てます。(^_^)
開店まで、まだ少し時間があるので周辺を散歩しました。
民家は多いですが、店舗らしきものは見当たりません。
駅前で少し風変わりな喫茶店を見かけた程度です。
途中で工場の跡地だったような場所がありました。
そこから見る空が、なぜか心に入って来ました・・・。
理由は分かりませんが、私にはとても綺麗な空に思えたのです。
しばらくこの場所でじっと空を眺めていたら、程よい時間になったので、
お店へ戻りました。
開店の5分前。
扉の前は私だけ・・・本当に人気店なのかな?
そう思っていると、次から次へとお店の駐車場に車が入って行く。
開店直前には10人ほどの列が出来ていました。
そして開店。
大きな扉を開けた向こうにも扉があり、少し驚きました。
お店に入りますと、店内はカウンター席のみです。
そこそこ広い店内ですが、作業効率を良くする為に、
あえてテーブル席を設置されていないと思われます。
↓↓こちらは待合席。
↓↓このようなPOPが掲げられていました。
「豊前裏打会」・・・。
少し調べてみると、福岡県の名店「津田屋官兵衛」さんを中心とする会で、
裏打会独自の製法で、麺や出汁などを造っているようです。
詳しくは↓↓こちらのページをご覧下さい。
「津田屋流 豊前裏打会」http://urauchi.info/
↓↓メニュー。
私は表の扉に書かれていた「あなごぶっかけ」を注文しました。
どんな麺が出されるのか、とても楽しみです。
15分ほど待って、目の前に「あなごぶっかけ」が置かれました。
あなご天の大きさに気持ちが高揚。(^^♪
そして麺を見て驚きました!!
かなり透明感のある麺です。(@_@)
この透明感こそが、豊前裏打会の持味のようです。
まずは麺だけ食べてみますと、
小麦の風味はあまりしませんが、食感が面白い!!
舌にまとわりつくようなモチモチ感。
麺を汁につけて口に入れると、口の入口あたりでプルンとして、
そのあと、つるつるっと喉を通っていく感触がなんとも心地よい!(^^♪
程よい甘さのあるつけ汁ですが、麺との相性はばっちり。
あなご天もホクホクで臭みもなく、とても美味しかったです。
佐賀県まで来た甲斐がありました。
満足度の高いうどんでした。
機会があればまた食べてみたいです。(^_^)
さあ、次は長崎県だ!!(^_^)v
とす麺之介
ジャンル:うどん
アクセス:JR鹿児島本線(門司港-八代)田代駅 徒歩4分
住所:〒841-0024 佐賀県鳥栖市原町1272-1(地図)
周辺のお店のネット予約:
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情報掲載日:2018年11月18日
2016年 関西うどんグランプリ ~ひやかけ編~
https://www.facebook.com/kansaihiyakakeouza/
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