今日、1月2日、柏原が、有終の美を飾った。
箱根駅伝の、“山の神”柏原竜二のこと。
彼が、母校の後輩ということもあるが、とにかくセンセーショナルな
四年間だった。
急峻な箱根の山登りの第5区を、驚異的な粘りと、スピードで駆け登り、
ライバル達を抜き去る姿に、痺れた。
勝敗よりも、顔を歪め、首を振り、渾身の力で走りきる彼の姿に。
強靭な体幹と、大腿四頭筋もさることながら、それ以上に
優れていたのは、負けない、強い気持ちだった。
この厳しい時代、僕たちも、彼から生きる姿勢を学びたい。
今後、彼がアスリートとして、更なる進化を遂げることも期待したい。