脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

スポーツ少年の悲痛な背中!

2018年11月25日 | 日々の施療
先日うちの店に、「カラダが硬いので見てほしい。」
と、Aくん(14歳・中学2年生)が、母親と共に来院しました。

Aくんは、小3まではレスリング、それ以降はミニバスケット、
現在はバスケット部に所属しているそうです。

試しに、しゃがんでもらったら、後ろにしりもちを付いてしまいました。
正座も出来ないそうです。
これは明らかに、大腿四頭筋の硬さです。
次に、仰向けに寝てもらい、膝を伸展したまま下肢を挙上する
テストでは、40°も上がりません。
これは、ハムストリングの硬さです。

更に、伏臥になってもらい、背中を触ってびっくり!
これが14歳の背筋かと思うほど、コチコチでした。
今までハードに運動している割に、筋肉のケアが間に合わず、
慢性的な血流不全に陥った結果です。
今回Aくんは、自分から整体を受けたいと、母親に相談したそうです。
きっと背中の痛みも、マックス状態だったのだろうと想像できます。

Aくんは、カラダの成長過程で言えば、骨が急速に伸びる
「思春期の身長スパート」の時期にいます。
この時期、筋肉を伸ばすストレッチを積極的に行わないと、
筋肉、靭帯、骨、軟骨を痛め、障害を起こしやすくなります。
そういう意味でも、“硬いカラダを、しなやかなカラダにリセット”
する必要があるのです。

Aくんには、「キッズ整体30分コース」を、週1ペースでしばらく
続けてもらうことにしました。
また同時に、家で行うエクササイズを、指導していくことにしました。

Aくんにとって整体が、“カラダを学び、カラダのメンテナンス法を学ぶ”
きっかけになればいいなと、思っています。

そしてカラダの改善は、ココロや脳にも、きっとポジティブで
良い影響を与えるはずです!
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