脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

令和ベビーの、プレママ来院!

2019年07月31日 | 日々の施療
最近、妊婦さんが二人、続けて来院されました。
うちでは、妊娠18週以降の安定期に入った方々は、対応しています。
ただ、過去に流産、早産の経験があるなどハイリスク要因
を抱えている方は、産婦人科医に相談するようお願いしています。

Yさん(妊娠6ヶ月・30代・パート)は、肩、首、背中のこり、腕のしびれを
訴えていました。
病院主催のマタニティヨガにも、参加しているそうです。

Nさん(妊娠7ヶ月・20代・会社員)は、肩、背中、腰の痛みと、脚のむくみで
辛そうでした。

当院では、妊婦さんの施術にあたり、いくつか注意していることがあります。

① 妊婦さんのお腹に負担をかけないように、抱き枕を使い、側臥位(横向き)
の姿勢での施術が中心となります。
うつ伏せにはなりません。

② 妊娠中は血液が固まりやすく、血栓ができやすいので、血栓塞栓症のリスクを避けるため、
下肢の内側については、強い圧は避けています。

③ 妊娠13週目頃から、仰向けに寝た時、子宮の重さが下大静脈を圧迫するように
なるため、「低血圧症候群」を起こすことがあります。
よって、仰向けの際は、マットを使って上体を少し高くし、また短時間の施術を
心掛けています。

後日、Nさんから、うれしいメールをいただきました。
 「妊婦への対応をしてくれるお店が非常に少なく、困っていました。
  施術後、滞っていた血液の流れが、身体中を巡るのを感じ、生き返った心地がしました。
  まだまだ体に負担のかかる生活が続きますので、また伺いたいと思います。」

お母さんの体の血流が良くなるということは、赤ちゃんの体も血流が良くなることです。
Yさん、Nさん、お二人とも、元気な“令和ベビー”を出産してくださいね!
また出産後は、骨盤調整でお待ちしています。