脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

石川遼くんを、一刀両断!?

2014年08月26日 | 日々の施療

 最近、うちのお店に、能楽の先生がお見えになってます。
 Mさんは、金春流、女性能楽師で、重要無形文化財保持者。
 既に現役は引退され、今は後進の指導に力を注がれています。

 Mさん「この間、石川遼くんのスィングをテレビで見たけど、
    あれじゃダメね!」 

 私  「……!?」 

 Mさん「軸がぶれているもの」 

 日本の古典芸能の世界も、スポーツの世界も、「体の使い方」
 の基本は、きっと変わらないのだと思います。

 幽玄の美を、身体で表現するプロの目は、ほんの少しの
 体軸のぶれも見逃さないようです。 

 最近、調子が上がらない石川遼くん、ここはひとつ発想を変えて、
 別のジャンルの世界から、身体の使い方を見つめ直してみては?!
 (余計なお世話デスヨネ)

 近頃、膝の具合が悪いというMさん。
 そこで、座った姿勢(正座or椅子)から、膝に負担をかけず
 楽に立ち上がる方法を、Mさんと一緒に考えてみました。

  <膝にやさしい立ち上がり方☆>(能楽師と整体師のコラボです)

  ① 母指を内側に包むようにして手を握り(母指を内転)、
   手の平側を下にして大腿の上に置きます。

  ② 両脇を締めるように、肘をしっかり締めながら、同時に
   ゆっくりと立ち上がります。

 たったこれだけで、下肢だけに頼らず、体幹を利用して立ち上がれるから不思議。
 正座の時からの方が、より違いが判るはずです。
 是非、お試しください! 
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