脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

「宿題」を止めた小学校!

2024年07月29日 | 日々の施療
久しぶりに、Kさん(女性・小学校教諭)が来院しました。
学校は、既に夏休みに入っていますが、昨日炎天下
池の掃除をしていたら、熱中症的な症状になったそうです。

Kさん 「頭がボーっとして、食欲も完全に無くなりました。
    今日は、大分回復したのですが、体のリセットを
    お願いに伺いました。」

連日35°Cを超える暑さが続いているので、屋外での作業は
とても危険な状況です。
施術中、私はKさんと少し会話しました。

私 「近頃、チャットGPTとかあるから、生徒は夏休みの
   宿題などにも活用しているんでしょうね?」

Kさん 「うちは、この夏休みから宿題を廃止したんです。」

私 「えーっ!そんな学校があるんですか?」

Kさんは、川崎市中原区のH小学校の校長先生をされています。
家庭の教育力が高く、塾や習い事に通う生徒が多い地域
のようです。

夏休みといえば、絵日記、自由研究、読書感想文、他
宿題の山ですよね!
私自身、当時、8月中旬を過ぎると、毎年憂鬱になっていた事
を思い出します。
それが全て無い!しかも普段の授業でも、今後宿題を止める、
そうです。

宿題の効果とデメリットを、総合的に、時間をかけて検討し、
父兄にも説明してきた結果のようです。

宿題を止めることで、先生の仕事量はかなり減ります。
その分、生徒に向き合う時間、授業研究に費やす時間を
増やし、生徒も自主的に考えながら学ぶ習慣を身に着け
させる狙いのようです。

今まで当たり前であった宿題。
それを撤廃するという発想は、とてもユニークで革新的
だな!と思います。

生徒の学力低下を招かずに、逆に教育の質(思考力・
表現力強化)を高め、先生方の労働環境も改善されれば
いいですね!
K先生の小学校の、今後の進化がとても楽しみです。

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