鹿児島県霧島市(旧姶良郡福山町)で中学校迄両親兄弟の大家族でした。
年末年始は、今と違います。
大晦日は、母親が腕をふるいご馳走を作り、家族全員で食べていました。
当時祖父も同居していまして、父の弟の奥さんが、祖父の為に大晦日だけ豪華なご馳走を運んできていました。
70年前の風習ですから未だにわかりません。
明けて元旦の朝は、朝食は大晦日のご馳走と違い、質素で雑煮だけでした。
小学生の頃は、下着や下駄足袋など新調してくれたので嬉しかっです。
朝食の後は、学校での新年祝賀式に参列しました。
雑煮はシンプルでした。カツをだしに焼き餅、里芋、豆腐、白菜の白い部分が具として入っていました。
雑煮の碗と後一つ碗がありその中味は、豆腐、鶏肉、ネギでした。
母方祖父母の家などでは、碗物二つで満腹で他はあまり食べられませんでした。
当時はコマ回しが人気で夢中なって遊んでいました。
凧揚げもしましたが、手作りのタコでした。友達と揚げた記憶はないですね。
70年前の記憶は鮮明ではありません。田舎の正月を経験する機会があれば是非楽しんでみたいです。
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