火災保険契約最長５年に‼️

２３日付日経新聞夕刊によると

住宅火災や水害に備える火災保険の契約期間が２０２２年度にも現行の最１０年から最長５年に短縮される見通しとなった。

自然災害が多発しているなかで保険期間を短縮して保険料の見直しを素早く反映できるようにする。

保険料も引き上げる見通しで、加入者には負担増となりそうだ。

現在保険料率の目安となる「参考純率」を計算する損害保険料率算出機構が検討を進めており、５月にも金融庁に届けでる。

損害保険各社は22年度下期以降の契約に反映する見通しだ。

近年、火災保険は赤字構造に陥っており、保険料の上昇が続いている。

火災保険は36年間の超長期の契約も可能だったが、15年に現行の10年に短縮。さらなる短縮で損保業界は収支改善を急ぐ考えだ。

ただ契約期間中は値上げが反映されないため、利用者にとって期間短縮は実質的な負担増となる。

長期契約による割引の恩恵も得られなくなる。

長期契約を見直すと保険を販売する代理店の手数料が減り、更新手続きの手間も増える。

以上が火災保険契約の期間短縮の概要です。

損害保険会社の収支改善のためでしょうが、契約者　取扱い代理店への影響は大きいと思う。

保険契約の期間短縮はやむを得ないでしょうが、商品内容の充実など反映して欲しいですね。