2023年ドイツ |
原題:Die Wannseekonferenz/THE CONFERENCE |
上映時間:112分 |
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第二次世界大戦中、ドイツナチスの省庁、軍員、高官、政治家、大集合での会議の模様を描いた異色作。 |
監督はマッティ・ゲショネック。出演はフィリップ・ホフマイヤー、ヨハネス・アルマイヤー、マキシミリアン・ブリュックナー。 |
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1100万人のユダヤ人絶滅についての会議を史実に基づいて再現した作品。 |
戦争シーンなどは一切無く、ただひたすら会議の模様だけで構成されたワンシチュ会話劇。 |
音楽もラストクレジットも含めて一切無い、、まるでドキュメンタリー的。 |
ちなみにヒトラー本人不在の会議。部下達がマウント取り合う感じがなかなか生々しい。 |
ユダヤ人を擁護する人がいた、、と思ったらそう言う事ではなく、、、 |
殺し方輸送の仕方の効率の話だったり、、公平な仕事分配での揉め事、、、 |
法律の書き換えの押し問答だったり、、結局、人道的では無い。 |
「子供は親無しで生きられないから殺した方が慈悲」って、、驚愕。 |
ラストの偉い人の一言、、「平和が一番」って、、おいおい。。。 |
で、結果としてユダヤ人600万人殺害。。。 |
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戦争映画もまだまだ新たなアプローチもあるのだな、、って思った1本。 |
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『ヒトラーのための虐殺会議』予告編【2023年1月20日公開】
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