私は対局中に雑談をするのが好きなのですが、振り駒ネタも何回か話しています。
アマチュアが普通の大会で使用する駒は彫駒です。プラスチックが多いでしょう。表が歩兵(ふひょう)で裏が と だけ。掘った重量(というかプラスチックでは成型だけですが)のバランスがとれていませんよね。5枚も振れば結構片寄るのではないかと常々話すのですが、愛知棋匠会さんのブログ記事を見つけました。
10000回*5枚振って先手が51.1%だったとか。これだけ試行して片寄るのでは、いかさまギャンブルには十分使えるレベルです。
その昔プロで問題になって、過去の先後を調べたら片寄っていなかったというのですが、彫埋めや盛り上げ駒を使うせいでしょう。
ということでここ一番の大勝負をするときは、自分で駒を振ることをお勧めします。
また、私は意識して振っていることも影響しているのだと思いますが、2枚表2枚裏、1枚を立てて振り直し、3枚-2枚で先手を取る、という経験が体感的に多いです。そういう時は将棋の内容も好調です。(笑いながら本気で。)この頃これが出ていないなあ、不調です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます