名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

20160127今日の一手<その256>; 手順の妙

2016-01-27 | 今日の一手
20160127今日の一手

12月13日の名南将棋大会から、MさんとMさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。





昨日の一手の回答

☆ 形勢判断をします。
駒の損得はありません。
玉の堅さは少し後手が堅いのでしょうが、あまり違いません。
先手の攻め駒は28飛16角35銀45桂で4枚です。
後手の攻め駒は37角と55銀で2枚です。
総合すれば先手が指せる局面です。

大局観として
後手陣の姿が異様ですが、飛車も使って守り重視の構えです。44にいた銀を55銀左として、早く攻めてきなさいという手に対応して先手が攻勢を取り、後手は角を打って反撃を見せました。
先手としては角打ちの傷がある(筋違い角を先に打った)ので玉の囲いが中途半端なのが痛く、しっかり読まないと悪くなりそうです。せめて79玉なら有利と言えたのですが。幸い攻め駒4枚は目いっぱいに働いていますから、しっかり攻めて優勢にしたいです。


× 実戦は29飛で常識的な手ですが

25歩同角34歩23歩

23同飛は危険なので23同金に27飛15角成24歩

途中27飛で馬を作らせるのが悔しい手ですが、28歩があっては仕方ないですか。
24同金同銀同馬が手厚く、53桂成

53同金34角同馬22飛成同玉

角桂を捨てて飛車交換では自信なしです。攻め駒が2枚しかありません。この後うまく迫ったものの寄せ合い負けです。
29飛の後で28歩があるのが不満です。


△ 最初に27飛なら1手違います。

19角成の効果はないので、15角成で43角成同金

23歩92飛24銀26歩

15銀27歩成79玉

これはまあまあなのですが、15銀の働きが悪く少し不満です。

43角成ではなく23歩を先にすると

23同飛43角成同飛34金49角

飛車は取れるのですが、27の飛車をいじめられます。これは互角でしょうか。


× 激しい手を見てみます。24飛は

23歩29飛15角成

これは難しいです。

後手は24同飛と応じて

24同銀28飛51飛41歩53桂成56歩

この歩の味がよすぎます。後手の28飛の位置がよいので24飛とぶつけるのではまずそうです。


○ 23歩とたたく手。

23同飛24銀22飛23歩12飛とおとなしく指されたら

43角成同金22金

42玉に12金で

後手も悪くはありませんが、先手の攻めも切れにくいです。

後手はどこかで飛車を取り合うでしょう。23歩の時に取ると

22歩成同玉43角成同銀53桂成

これは先手が攻め合い勝ちに見えます。

24銀の時に取ると

23銀成同金51飛

これも先手が勝ちそう。

後の23歩で取ると

22歩成同玉43角成同銀82飛

これも先手が勝ち。

ということで、飛車の取り合いもまずく、残るのは最初の23歩を同金です。

27飛15角成43角成同銀53桂成

この順は先ほどの27飛を先にした変化では出現しません。42歩43成桂同歩34銀打49角

29飛38角成23銀成同飛34銀

29飛を逃げることもできるのですが、取らせる間に後手玉に詰めろをかけられそうです。


△ なお、最初に43角成も考えられるのですが

これはいつでも取れる(手抜かれない)ので、最初に指さないほうがいいです。どこかで手順前後で困るかもしれませんし、影響ないかもしれません。


☆ まとめ

実戦の29飛はおとなしすぎました。後で27飛としているのですから1手損で、この違いは大きいです。
27飛ならほぼ互角です。
工夫して先に23歩を入れて、飛車の取り合いになれば先手が指せます。でも24飛とぶつける飛車交換は後手を引きますし、28飛と打たれる位置が働いていますし、37角も寄せに少し利いています。28で飛車を取らせるなら構わないのではないか?と読んでみると有利優勢になる順がありました。
23歩同金27飛、こういうのは手順の妙という表現をされます。観戦記のために作ったような言葉だと思いますが、将棋には時々作ったような妙手順があり、鑑賞する楽しみがあります。実戦で読み切って指せたらさぞかし気持ちがよいことでしょう。



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大山将棋研究(46);ダイレクト向い飛車のプロトタイプ(2)

2016-01-26 | 大山将棋研究
昭和47年7月、内藤先生との第11期十段戦です。十段リーグは2回当たります。内藤先生との対局が続きますね。


またダイレクト向い飛車のプロトタイプです。先手の内藤先生から角を換えているので意味は違うのですが、42飛ではなく22飛とすぐに指しているのですから、ダイレクト向い飛車と言っていいでしょう。

今度は65角が出ました。先手番だとわかっていますし、内藤先生はこの後を研究していたのでしょう。少し前に74角に43角成52金右75歩はだめだと書いたのですが、そういえば74同角という筋があったなあと思い出していたら棋譜並べでも出現してびっくりです。

この75歩が今でもダイレクト向い飛車の定跡の一部です。75同歩には65角です。

72飛に74歩から角換わりのような展開になるというのが今の定跡ですが、内藤先生の65角は趣向です。力将棋は関西流です。

内藤先生は振り飛車に。

大山先生も地下鉄飛車の使い方で左玉になりました。対振り飛車の左玉は誰が始めたのでしょうか?
大山先生から見れば右からは攻められないので飛車を転回するのは自然な考えです。これで美濃囲いに組ませなかったので少し得しました。

24角と打ってのけん制。もったいなく見えましたが、5筋からの攻めを受ける意味もあるのです。

52の金を62に寄りました。私なら84歩で角を殺せるなあと思うところですが、55歩同歩54歩に52金左を用意しているのですね。用心深いです。最初のチャンスは見送れ、という方ですから。

今度は角が死ぬので85角に78歩が飛んできました。これが24角の狙い筋です。

内藤先生の辛抱です。74にいた角が85~76~87と1コマずつ動いています。

79のと金は死にません。不自由ではありますが大山先生がポイントをあげました。

細かい金銀の繰り替えのさなかで、39銀は覚えておかねばならない手筋です。

とうとう内藤先生から動き出しました。

守りの金を繰り出したのは苦肉の策。でも69と があって技ありです。

先手玉が薄いですが金をぶつけて勝負。

後手玉が広く、玉のそばの飛車を攻められては大山先生の優勢がはっきりしました。

53の銀を捨てる手。はっとします。

角筋を止められてみると先手の攻めが細いです。

最後は79のと金がにじり寄ってきて寄せられました。


序盤のダイレクト向い飛車、前の1局と合わせて今の定跡につながっているのだなあと感じます。大山先生の左玉も。
金銀の繰り替えが多く、渋い展開の中盤戦でした。こういう流れは大山先生の得意とするところで、後手玉の広さと、先手玉の薄さの違いから、決戦策は大山先生が勝ちになる流れです。金銀の繰り替えを堪能できます。110手のうちに金銀の手が40手近くあります。



#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:内藤8段
後手:大山王将
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2二角成(88)
4 同 銀(31)
5 8八銀(79)
6 3三銀(22)
7 7八金(69)
8 2二飛(82)
9 6五角打
10 7四角打
11 同 角(65)
12 同 歩(73)
13 7五歩(76)
14 7二飛(22)
15 6五角打
16 5二金(61)
17 7四角(65)
18 8二銀(71)
19 7七銀(88)
20 5四歩(53)
21 6六銀(77)
22 5三金(52)
23 7七金(78)
24 4二玉(51)
25 6五銀(66)
26 5二金(41)
27 8六歩(87)
28 9四歩(93)
29 7八飛(28)
30 4四銀(33)
31 4八玉(59)
32 3三桂(21)
33 3八玉(48)
34 2四歩(23)
35 6六歩(67)
36 2五歩(24)
37 6七金(77)
38 7一飛(72)
39 5六歩(57)
40 2一飛(71)
41 2八銀(39)
42 2六歩(25)
43 同 歩(27)
44 同 飛(21)
45 2七歩打
46 2一飛(26)
47 5八飛(78)
48 2四角打
49 5九飛(58)
50 9五歩(94)
51 7七桂(89)
52 6二金(52)
53 5五歩(56)
54 同 歩(54)
55 8五角(74)
56 7八歩打
57 7六角(85)
58 7九歩成(78)
59 8七角(76)
60 6四歩(63)
61 7六銀(65)
62 7三銀(82)
63 5七歩打
64 7八歩打
65 4八金(49)
66 4五銀(44)
67 6五歩(66)
68 5二金(62)
69 9八香(99)
70 6二銀(73)
71 7四歩(75)
72 6三銀(62)
73 7五銀(76)
74 7一飛(21)
75 6六銀(75)
76 5四金(53)
77 3九銀(28)
78 7四銀(63)
79 5六歩(57)
80 同 歩(55)
81 6四歩(65)
82 同 金(54)
83 4六歩(47)
84 同 角(24)
85 5四歩打
86 6三銀(74)
87 4七金(48)
88 6九と(79)
89 4九飛(59)
90 7九角成(46)
91 5六金(47)
92 5四金(64)
93 4五金(56)
94 同 金(54)
95 5四歩打
96 5八金打
97 5三銀打
98 3二玉(42)
99 4五飛(49)
100 同 桂(33)
101 4四銀成(53)
102 同 歩(43)
103 5三歩成(54)
104 5四歩打
105 5二と(53)
106 5九と(69)
107 5五銀(66)
108 4九と(59)
109 4四銀(55)
110 3九と(49)
111 投了
まで110手で後手の勝ち
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20160126今日の一手<その255>; 踏み込む

2016-01-26 | 今日の一手
20160126今日の一手

12月13日の名南将棋大会からYさんとMさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。





昨日の一手の回答

先手の1歩損です。持ち歩がないので後手のポイントです。
玉の堅さは同程度。
先手の攻め駒は77桂45銀で2枚。76飛はすぐに働きそうです。
後手の攻め駒は81飛73桂で2枚。
総合すれば互角です。

大局観として
先手の45銀が気になりますね。後手の5筋は厚いので34の地点を狙うのでしょうが、桂馬を手に入れて26桂か、36飛とまわるかということを考えないと使えません。56にあれば65に利いているのでよほど使いやすかったのですが。ですから左側で飛角桂のみで戦果をあげないといけないことになり、攻めにくくなっています。後手から45歩と突いて56の銀で取ったのでこうなったのですが、ややつまらない指し方でした。
後手のほうから見れば、73桂の頭が気になります。84にいた飛車を追われて81飛とした局面ですが、85同桂や64飛も考えられました。どちらも飛車交換になりそうで自信がなかったのでしょうが、踏み込むこともできたと思います。

さて問題図では三択です。どれがうまくさばけるか(対等以上の駒の交換ができるか)を読まねばなりません。一方的に攻めると基本的には駒損になるので読みの力が必要です。受ける方も読みの力は必要ですが、相手任せでいいのであまり深く読まなくても指せます。読みの不得手な私としては一方的に攻めるのは苦手です。


× 実戦は86角でした。これが一番普通の手です。

この時に時間差で85桂とされるのが弱点です。85桂に74歩75歩

36飛74銀85桂同飛87歩

これは互角の進行です。44歩に34銀と行くものだと思っていたら予定変更で56銀と引いたので後手がよくなってきました。86の角が使えないので切れ模様になり後手が押し切りました。34銀は同金同飛45銀で飛車を殺されるのを気にしたのでしょうが、飛車を切って食いつくしかなかったと思います。

途中はいろいろ分岐があって、75歩には同飛が正着です。

64銀直85飛84歩65飛同銀同桂

これは先手優勢です。75同飛に77桂成もやりにくいですし、75歩と36飛は両者疑問手だったかと思います。

75歩では33桂(あるいは44歩)として

73歩成77桂成同角87飛成

この形は先手の飛角をさばききれません。

つまり、86角は85桂で嫌な形になるのでさばききれない、というのが結論です。


× 86飛は次に考える手でしょうか。

64銀左に76飛と戻って

44歩36銀85桂同桂同桂同飛86飛

後手から75銀があるので飛車をぶつける一手です。ここで飛車交換は86角が目標になるので後手が指せるのです。
86同飛同角88飛77角87飛成68角66歩

角を目標にと金で攻められます。


○ 結局74歩しかありません。

85桂同桂同飛は73歩成

64銀直には74と と使います。87歩成は角筋が通るので決行できず、先手は86飛のタイミングを見てさばきます。

74歩には75歩しかありません。75同飛64銀直76飛75歩86飛33角

ここで88角は76歩同飛85桂と逃げられますし、73歩成77角成63と33桂

これは銀得にはなるのですが、飛角銀が使えない展開ですからだんだん悪くなりそうです。

戻って、77角成に88角とぶつけて同馬同飛73銀

駒の損得なしの互角のようでも88飛や45銀が追われるだけなのでこれもだめでしょう。

ということで、激しい順に踏み込まないと勝てません。75歩に73歩成です。

76歩63と77歩成86角

これはきれいにさばけました。85飛には53で清算して銀を出ます。

53に金を残せば角を打ちます。

後手がどう応じても攻めはつながります。攻め駒がいっぱいです。

後手は73歩成に64銀直でどうか。

86飛33角88角

前の変化とは違い、73歩成が入っていますからこれも先手有利です。73銀には65桂が気持ちの良いさばきです。

☆ まとめ

86角は後手から85桂の形が嫌です。
86飛のほうが有力ですが、飛車交換に自信がありません。
74歩75歩73歩成という直線的な変化を読めれば有利になる順がありました。

一方的に攻める場合、深いところまで読まなくてはなりません、という意味がなんとなく分かったでしょうか。自分の手は(正解なら)1つでよいのですが、相手の有力な応手2,3手に対して大丈夫だと思えれば攻めを決行します。問題図で7手から9手、86歩同歩85歩81飛まで入れれば11手から13手ですね。こういうのを数本読まなければ仕掛けられません。大変です。
受ける場合はそれぞれの局面でこの一手と思わずに3手くらいからよさそうな手を選択する感じです。これはつぶれそう、これは受けられる、という形がわかれば深く読めなくても指せそうに思います。
攻め将棋の人は直線的な読みが得意、受け将棋の人は広く読むのが得意、という区別があるのかもしれません。
また、攻め合いの将棋なら駒を補充できるので読み切れなくてもいい勝負になりやすいということはあります。初心のころからそういう将棋が大好きでした。

形勢が有利になれば自然な手を選べばよいので困らなくなるのですが、それまでは大変です。だから歳を取って読む力が衰えたら、定跡の研究をしてカバーするか、受けても指せる戦型を選ぶか、ということになってくるのではないかと思います。それならまだまだ強くなれるものだと思って楽しく続けましょう。






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大山将棋研究(45);石田流に位取り

2016-01-25 | 大山将棋研究
昭和47年7月、内藤先生との第13期王位戦第1局です。12期までは大山先生が連覇していて、ここでタイトルを失うことに。


内藤先生が石田流を目指し、大山先生は位取り。どちらが振るか決めたらまあこうなります。

74歩の交換に72飛の反発。これは手筋ではありますが、4筋の位取りと趣旨が合わず、疑問手です。

56銀と構えられて45歩を守りにくいです。守らずに7筋からの攻めを見せますが、内藤先生から65歩は軽いさばきの手です。

大山先生は角を交換して98飛を強制。8筋突破を目指せば78飛と使います。

8筋は金で守って73桂に46歩が思いつかない手です。46同歩には48飛でしょうか?65桂46飛77桂成に44歩で角筋を止めて77桂と取り返す意味か。あるいは65桂には73角から46角成を含みに46同歩には45歩か45銀のつもりかもしれません。

内藤先生から45歩と取ることになり、これは大分得をしました。桂馬をもらえば打ち込めます。

大山先生は4筋の位を奪還しましたが歩切れ。

内藤先生からの端攻めが厳しいものとなりました。振り飛車から銀で香を取る筋が実現すればかなり勝ちやすくなります。

金を投入して必死の防戦も角打ちが両方に利いています。

この香が決め手です。

63角成を先に(41から)42金直と受けるのは大山先生らしい手ですが

12銀が先手で入れば61飛成も先手です。13金は21銀不成から25桂ですし、これは困った。

41銀のひもを切り21銀成で寄せようとする手です。

もう受けようがありません。

投了図では大差になってしまいました。

72飛が疑問手で、そこから内藤先生が少しリードしています。中盤の46歩の意味がよくわかりません。そのあと端を攻めて香車を取ったころからは内藤先生の寄せ方を学べます。

大山先生は名人を失って不調を感じていたのでしょう、感覚がおかしくなっています。そのまえの十段リーグや王座戦でも内藤先生が快勝ですし、大山先生の最盛期は過ぎました。でもここから何十年も崩れないで活躍できるのが素晴らしく、こういうタイプはほかにいません。
歳を取ると読みが鈍くなってくるのですが、それを感覚で十分カバーできているのだと思います。それを勉強したいと思って大山先生の将棋を並べます。


#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:内藤8段
後手:大山王位
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 9六歩(97)
4 4四歩(43)
5 7五歩(76)
6 6二銀(71)
7 7八飛(28)
8 5四歩(53)
9 6八銀(79)
10 4二玉(51)
11 4八玉(59)
12 3二玉(42)
13 3八玉(48)
14 4二銀(31)
15 2八玉(38)
16 1四歩(13)
17 1六歩(17)
18 4五歩(44)
19 6六歩(67)
20 4三銀(42)
21 6七銀(68)
22 5二金(61)
23 3八銀(39)
24 8四歩(83)
25 7四歩(75)
26 7二飛(82)
27 7三歩成(74)
28 同 銀(62)
29 5六銀(67)
30 8五歩(84)
31 6八金(69)
32 7四銀(73)
33 6五歩(66)
34 8八角成(22)
35 同 飛(78)
36 3三角打
37 9八飛(88)
38 8二飛(72)
39 7八飛(98)
40 7五歩打
41 7七金(68)
42 8六歩(85)
43 同 歩(87)
44 7三桂(81)
45 4六歩(47)
46 5五歩(54)
47 4七銀(56)
48 6五桂(73)
49 4五歩(46)
50 4四歩打
51 同 歩(45)
52 同 銀(43)
53 3六銀(47)
54 4五歩打
55 1五歩(16)
56 同 歩(14)
57 1二歩打
58 同 香(11)
59 1三歩打
60 同 香(12)
61 1四歩打
62 同 香(13)
63 2五銀(36)
64 7七桂成(65)
65 同 飛(78)
66 4三金(52)
67 1四銀(25)
68 2四金打
69 4七角打
70 8六飛(82)
71 2六香打
72 4六歩(45)
73 7四角(47)
74 1四金(24)
75 7五飛(77)
76 4二金(41)
77 6五角(74)
78 6四歩(63)
79 1二銀打
80 6五歩(64)
81 2三香成(26)
82 3一玉(32)
83 7一飛成(75)
84 4一銀打
85 5四桂打
86 同 金(43)
87 4三歩打
88 同 金(42)
89 2一銀成(12)
90 4二玉(31)
91 3三成香(23)
92 同 玉(42)
93 4一龍(71)
94 4七歩成(46)
95 3二角打
96 投了
まで95手で先手の勝ち
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20160125今日の一手<その254>; 相手の指したい手を阻止する

2016-01-25 | 今日の一手
20160125今日の一手

11月29日の名南将棋大会からMさんとMさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。


昨日の一手の回答

☆ 形勢判断をします。
銀香と桂の交換で、と金と馬を作り合っています。先手が駒損です。
玉の堅さは先手のほうが堅いです。しかし99馬まで含めればあまり変わりません。
先手の攻め駒は68飛73と 持ち駒角桂で4枚。(後手玉の囲いに届いていないので68飛を入れなければ3枚で、また73とは微妙です。)
後手の攻め駒は99馬と持ち駒銀香で3枚。(先手玉の囲いに届いていないので99馬を除いて2枚。)

総合すれば後手が有利です。

大局観として
駒損なので駒損を回復させる、後手玉を薄くして堅さで優位に立つ、73と や68飛を使って4枚の攻めにする、というのが形勢をよくするための条件です。それに従っていろいろな手が考えられます。
後手からは55馬から36歩あるいは73馬がやりたい手です。それに対応しなければなりません。
攻めるなら73と や68飛を使う、という方針ならあまり悩まないでしょう。


× 実戦は44桂でした。

これは打ちたくなりますが疑問手です。後手の44同飛が好手で44同歩55馬

36桂18玉28香が案外に早く、63との余裕がありません。39玉73馬で

銀香と飛の2枚換えで馬を作られています。飛車の打ち込みも効果がなく、これは後手が勝ちやすいです。この後は難しい戦いでしたが、うまく玉を固めて後手の1手勝ちになりました。

駒損をある程度回復できるのですが、持ち駒桂が飛になるだけですから効果は薄く、馬を好所に使われて と金を払われるのが不満です。


× と金を使う63歩は

55馬62歩成42金寄63と寄36歩

桂馬を渡さなくても36歩は嫌味です。これは実戦より勝ちにくい展開です。


△ 65飛も指したい手です。

64銀に83と は逆モーションになるのですが

飛車の取り合いなら44桂が残るのでまあまあです。74飛75歩94飛44桂同馬64飛同飛44歩なら

駒損は大分回復しました。と金の位置が不満ですが、これなら互角に指せるでしょう。飛車の横利きが止まれば44桂が有効になります。
後手に選択肢はあるものの、互角に近い形勢だと思います。


○ 馬筋を止める77歩は手筋です。

89馬65飛64銀44桂

42玉52桂成同金66角

94飛64飛同飛11角成

玉の堅さが違い過ぎて、これは先手有利です。73と は挟撃に使えます。

77歩には43歩が渋い応酬です。

69飛88馬63歩

87馬59飛61香74桂

こんな感じで、ややゆっくりと と金を使った攻めを狙います。飛車が隠居したのは残念ですが、互角の形勢です。しばらくは先手が攻めることになるでしょう。


△ 74歩は飛車の横利きを止める手

43歩65飛64銀打69飛

後手に銀を使わせました。33馬と引き付けられるでしょうが63歩が残っているので悪くはありません。


△ 74と と捨てる手もあります。

もったいないのですぐに浮かぶ手ではありませんが、74同飛83角64飛65飛

これは75の銀が取れそうです。後手は74歩か46香かですが、振り飛車らしくさばきました。

83角には73歩のほうがいいのかも。

74角成同歩44桂22玉52桂成同金72飛

68飛が残るのが不満ですが、後手としても受け方は悩みます。やや後手がよいのだと思いますが、実戦ならわかりません。


× 77角と合わせるのも振り飛車らしいのですが

77同馬同桂43歩65桂77角

左桂を跳ねても65桂はあまり厳しくないのが難点で、65桂で63歩でも55角は残るし、まだ形勢は好転していません。


問題図で44桂はやりたくなります。飛か角を取ればうれしいですからね。でも55馬の味がよすぎました。
44桂で無ければ、65飛が自然で、55馬を防いでいる意味もあります。64銀なら飛車の横利きが止まって、44桂が有効になるという寸法です。自玉が横からの攻めには堅いので飛車を切ってもかまわないでしょう。
77歩や74歩は渋い手で、44桂を有効にして受けさせれば と金で攻めます。こういう手も考慮に入れておくと将棋の幅が広がります。
77角と合わせるのはよくある筋で、65桂の後53に目標の駒があれば、77歩より働いているのですがこの場合はうまくいきませんでした。

このあたりの手を一応考えて、先の局面を読むか、手の感触で選択できればいいのだとおもいます。ここは44桂の一手と思って考えずに飛び込むのだけはいけません。44桂よりは65飛がいいのだという感覚は必要でしょう。




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表彰規定の変更

2016-01-24 | 名南将棋大会
概要のところで書いていた表彰規定を本日から一部変更します。

表彰は各クラスで優勝4000~6000円(クラス人数で増えます、複数の場合は山分け)、
優勝ではない3勝1敗は1000円分割引券
2勝2敗は500円分割引券
1勝3敗は次回のみ自己申告で100円割引
4連敗は次回のみ自己申告で200円割引です。


としていましたが

表彰は各クラスで優勝4000~6000円(クラス人数で増えます、複数の場合は山分け)、
優勝ではない3勝1敗は1000円分割引券
2勝2敗は500円分割引券
1勝3敗または4連敗の場合は100円分割引券

という変更です。割引の期限をなくしました。4連敗も同額としました。ただし譲渡などは無効です。
試しに参加してみたけれど、負けたからもういいや、と思わないで、また参加していただくための工夫です。ご理解いただき、多くの方々が参加していただけると嬉しいです。




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第157回名南将棋大会(弐) 結果速報

2016-01-24 | 名南将棋大会
今日は第157回名南将棋大会(弐)を行いました。結果速報です。

D級優勝
斎田賢治さん


E級優勝
松原肇さん


F級優勝
大石泰志さん
伊藤巧さん


G級優勝
鈴木義照さん



優勝おめでとうございます。
参加いただいた皆様ありがとうございました。
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大山将棋研究(44);ダイレクト向い飛車のプロトタイプ

2016-01-24 | 大山将棋研究
昭和47年7月、内藤先生との第20回王座戦です。


内藤先生が手損で角を換えるのは、大山先生の振り飛車を避ける意味ですが

ダイレクト向い飛車です。現代のダイレクト向い飛車は後手から角を換えるので比べれば2手得です。ここで65角には74角43角成52金右のときに75歩は47角成で困ります。

内藤先生の36歩が早いので大山先生はとがめにいきます。でもこれはやらないほうがよかった。

軽く飛車を浮くのが好手で、35歩と打つしかないのでは失敗です。内藤先生の軽快な気風がうまく出ました。

2枚金で手堅くですが、71銀の働きが悪いので金美濃を目指すほうがよいと思います。

さらに43金で守りますが、後手玉が大分薄くなりました。

歩を取るよ、という75銀に45歩で開戦ですが、ここは我慢するしかなかったかと思います。

さらに24歩と頑張った攻め方ですが

36歩に23歩成がカウンターで決まりました。

飛車交換はできず、馬も作られます。

62角で26歩を睨まれますが、22歩が入り、先手で馬を逃げられます。

桂馬も軽くさばかれました。内藤先生の攻めは好調です。

飛車角交換の後、2枚の歩を飛車で払います。

端に手を付けてこれは内藤先生の完勝かと思いましたが、ここで63金は思いつきません。

玉の懐を広げて馬を引いて、大分盛り返しました。

でもこの桂馬が痛い。

大山先生から攻め手がなく、寄せてくれの75歩に74香です。

これで投了図。


序盤のダイレクト向い飛車に(今だから)驚きます。後手から交換しても成立するというのが佐藤康光先生の発見です。
そのあとはさすがに大山先生でも角交換振り飛車の経験は少なく、うまい指し方ではありませんでした。内藤先生の軽い動きが印象的です。先手陣は最後まで金銀バラバラですがうまく働いていました。
終盤の端攻めに対する大山先生の63金には感心しました。馬を引くのも大山先生らしい指し方です。


#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:内藤8段
後手:大山王将
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2二角成(88)
4 同 銀(31)
5 8八銀(79)
6 3三銀(22)
7 2六歩(27)
8 2二飛(82)
9 3八銀(39)
10 5二金(41)
11 6八玉(59)
12 6二玉(51)
13 7八玉(68)
14 7二玉(62)
15 3六歩(37)
16 4四銀(33)
17 2五歩(26)
18 3五歩(34)
19 2六飛(28)
20 3六歩(35)
21 同 飛(26)
22 3五歩打
23 2六飛(36)
24 3三銀(44)
25 6八金(69)
26 4四歩(43)
27 7七銀(88)
28 3四銀(33)
29 6六銀(77)
30 6二金(61)
31 1六歩(17)
32 9四歩(93)
33 9六歩(97)
34 3三桂(21)
35 3七桂(29)
36 4三金(52)
37 1五歩(16)
38 8二玉(72)
39 4六歩(47)
40 6四歩(63)
41 4七銀(38)
42 7二金(62)
43 7五銀(66)
44 4五歩(44)
45 7七桂(89)
46 2四歩(23)
47 同 歩(25)
48 4六歩(45)
49 5六銀(47)
50 3六歩(35)
51 2三歩成(24)
52 同 銀(34)
53 4四歩打
54 同 金(43)
55 3一角打
56 2一飛(22)
57 5三角成(31)
58 6二角打
59 2二歩打
60 同 飛(21)
61 3一馬(53)
62 2一歩打
63 2五桂(37)
64 3二銀(23)
65 2二馬(31)
66 同 歩(21)
67 3三桂成(25)
68 同 銀(32)
69 3六飛(26)
70 3二歩打
71 4六飛(36)
72 2八角打
73 1六飛(46)
74 3七角成(28)
75 9五歩(96)
76 6三金(72)
77 3一飛打
78 2七馬(37)
79 4六飛(16)
80 7四歩(73)
81 8六銀(75)
82 5四馬(27)
83 9四歩(95)
84 9二歩打
85 6六桂打
86 4三馬(54)
87 8五銀(86)
88 7二玉(82)
89 1一飛成(31)
90 7五歩(74)
91 7四香打
92 7三桂打
93 同 香成(74)
94 同 金(63)
95 5五桂打
96 5三馬(43)
97 7五歩(76)
98 投了
まで97手で先手の勝ち
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20160124今日の一手<その253>; 角筋で攻める

2016-01-24 | 今日の一手
20160124今日の一手

11月29日の名南将棋大会からTさんとMさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。





昨日の一手の回答

☆ 形勢判断をします。
先手の1歩損ですが、持ち歩があるので考慮せず、損得なしとします。
玉の堅さは先手のほうが少し堅いです。
先手の攻め駒は88飛と持ち駒角で2枚
後手の攻め駒は持ち駒飛角で2枚。
総合すれば互角かやや先手が指しやすいです。

大局観として
問題図では88飛が変なところにいます。これは

序盤で角筋で攻められたので仕方なく飛車を打って86の歩を払ったためです。玉飛接近すべからずで、先手玉は金銀4枚の囲いですが手が付くともろいです。66や86に駒を打ち込まれる展開になるとまずいですね。
そのあとこの問題図の少し前

ここで手があると飛車を切ったのです。ゆっくりしていると59飛が嫌味ですね。69歩で止まっても桂香を拾われます。かなり有効な攻めがないといけません。持ち駒の角をどこに打ってどう使うかということです。


△ 実戦は23歩でした。

32金に75歩で狙いがみえました。

狙いは75同歩74歩同銀41角の両取りですね。
後手は41角と先着(敵の打ちたいところに打て)して受け、55角33桂76銀

力をためましたが少し遅くて、63金にあまり良い手がないと56銀。

54金46角55歩

55同角同金同銀26飛(59飛かも)46銀29飛成

ここまで進めば後手が優勢です。86桂や66桂や79角があります。でも実戦では後手が寄せそこなって先手玉は中段で頑張って逆転勝ちになりました。

この筋をやるなら飛車を切る前に75歩が筋です。

手抜かれそうな手を先にやるほうがいいですね。23歩には34飛で受ける方の味が悪すぎます。
75同歩22飛成同金23歩

と行くわけです。32金とはしてくれなくて、33金にどうするかは悩みます。実戦でも23歩に33金はあるわけです。

また、75歩が入らないなら84歩がどうかですが、

84同銀41角31金74角成

83金64馬44角75歩

74歩から桂馬を取れるので、そこそこ指せるように見えます。

また、41角に22歩成があって

22同金に64角なら と金が作れました。これのほうがよさそうです。

ということで、23歩に32金なら先手が指せそうです。でも33金の時にどうか。1歩使うのももったいないような気がします。59飛に69歩と思うと歩切れになってしまいますから。


○ 問題図では64角と打つほうがいいでしょう。

32金53歩成51銀97桂

桂馬を使って後手玉に直接迫ります。角筋は止めにくいものです。

64角には31角で53歩成は防げるのですが、同じく97桂で

角を打った分だけ後手からの反撃が鈍ります。あるいは64角に51銀が正しいのかもしれませんが、それでも桂馬を使えば飛角のにらみが大きいです。


× 97桂は手順前後で

59飛69歩64角

このラインに角を先着されてしまいます。


× 55角は33角と合わせられて損です。

取ってまた64角を打てばいいので悪手というわけではありませんが。あるいは55角に28飛もありますね。


× ゆっくり攻めるなら52角のような手ですが

51飛は53歩成があるのでいいのですが響きが薄いです。
59飛69歩29飛成41角成33角52馬

53歩成が狙いですが、19竜から66香に対抗できるかどうか。


問題図だけ見たら64角はすぐに見えそうです。そのあと97桂に気が付きましたか?85歩の拠点が消えるのも大きいですし、飛角がよく働きます。



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大山将棋研究(43);穴熊に右46銀急戦

2016-01-23 | 大山将棋研究
昭和47年7月、桐山先生との第11期十段戦です。桐山先生は六段ですからまだ20代のころ。十段リーグ入りしたのはさすがです。


桐山先生は玉頭位取りのつもりだったのでしょう。多分このころ流行していました。位取り対策の意味もあって振り飛車穴熊も流行り始めて、大山先生はこのリーグ戦で多用しています。名人戦で負けて気分転換かも。

桐山先生は46右銀急戦です。若いのですからこうでなくては。

38飛と指してほしかったのですが、準急戦に。

大山先生は強気に歩を合わせます。これは居飛車がよいという定跡ですが、穴熊なのでどうでしょうか。

最初の35歩に同歩同銀とやったのと同じようなことになりました。振り飛車が1手余計に指しているので少しは得ですが、これなら居飛車十分のはず。

34歩同銀44銀32飛として、24歩は43銀が嫌なのですが、41角の強攻もありそうで、42飛51角成同飛24歩は居飛車がやれるような気がします。この36歩は妥協した手。

左銀の急戦ならこうならないのですが(37角と合わせられる)、角の打ちあいから34歩で銀を追い返せます。

これでさばき合いですが

飛車をぶつける意味の33桂に34歩が好手。

互いに と金の作り合い

銀をこちらにかわすのでは少し桐山先生が苦しいか。48銀は と金に当たってきます。

こういうところの受け、大山先生はしっかりしています。

桂香を取り合って、と金を引いて使います。

34と で銀の交換かと思ったら、取らずに攻めるのですね。大山先生は有利と思って攻め合いにしています。

と金つくり。これで大山先生が有利です。

香の打ちあいですが、囲いを薄くする56香のほうが厳しい手です。

68銀打に角を取らずに金を置くのですね。65角の筋を気にしています。

69角も投入して、香打ち。どこまで迫られるかですが

ここでは桐山先生有望に見えます。途中で61銀の割打ちのチャンスはあったのですが、これで金を取れれば効率がいいです。反面、1手途中下車する必要があるともいえるのですが

守りに打った角を使います。

竜に寄り付かれて受け無しですが、

84角が詰めろ。攻防なのですが、大山先生が62銀と打ったのが詰めろ逃れ。取ればゼットです。

62銀は取らざるを得なく、これで投了図。

穴熊に急戦の将棋でしたが、右46銀なら攻め足が速い(多分大山先生の43銀が早かったため)ので、72金というのが臨機の囲いです。割打ちの傷があるので堅くありません。強く踏み込んで居飛車が指せる気がします。
中盤で大山先生から38歩とか32歩とかよい手筋が見れました。寄せ合いは穴熊のペースに見えたのですが、桐山先生が終盤に力を見せました。最後に62銀とすてる格好いい手があり、大山先生の勝ちになりました。これも好局です。振り飛車党なら先後逆にして並べるとよいでしょう。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:桐山6段
後手:大山王将
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 3二銀(31)
7 5八金(49)
8 4二飛(82)
9 6八玉(59)
10 6二玉(51)
11 7八玉(68)
12 7二玉(62)
13 6八銀(79)
14 8二玉(72)
15 5六歩(57)
16 4三銀(32)
17 5七銀(48)
18 5二金(41)
19 9六歩(97)
20 9二香(91)
21 3六歩(37)
22 9一玉(82)
23 2五歩(26)
24 3三角(22)
25 4六銀(57)
26 3二飛(42)
27 3五歩(36)
28 7二金(61)
29 3四歩(35)
30 同 銀(43)
31 3五歩打
32 4三銀(34)
33 3七銀(46)
34 3四歩打
35 3六銀(37)
36 3五歩(34)
37 同 銀(36)
38 4五歩(44)
39 3三角成(88)
40 同 飛(32)
41 3六歩打
42 6四角打
43 5五角打
44 同 角(64)
45 同 歩(56)
46 6四角打
47 7七角打
48 3四歩打
49 2六銀(35)
50 5四歩(53)
51 3七銀(26)
52 3五歩(34)
53 同 歩(36)
54 同 飛(33)
55 2四歩(25)
56 同 歩(23)
57 同 飛(28)
58 3三桂(21)
59 3四歩打
60 同 飛(35)
61 2二飛成(24)
62 3八歩打
63 2四歩打
64 2五桂(33)
65 2六銀(37)
66 3九歩成(38)
67 2三歩成(24)
68 3二歩打
69 1一龍(22)
70 3八飛成(34)
71 2五銀(26)
72 2九と(39)
73 2四と(23)
74 1九と(29)
75 3四と(24)
76 同 銀(43)
77 同 銀(25)
78 5六香打
79 5九香打
80 4六歩(45)
81 同 歩(47)
82 4七歩打
83 9五桂打
84 8二銀(71)
85 4七金(58)
86 5九香成(56)
87 同 金(69)
88 4七龍(38)
89 6五香打
90 5六香打
91 6四香(65)
92 5九香成(56)
93 同 銀(68)
94 6五桂打
95 6八銀打
96 5六金打
97 6九角打
98 3八龍(47)
99 8五香打
100 6四歩(63)
101 8三桂(95)
102 同 金(72)
103 同 香成(85)
104 同 銀(82)
105 9五角(77)
106 8四歩打
107 7一金打
108 8二金打
109 6一龍(11)
110 5七香打
111 3九歩打
112 2八龍(38)
113 3六角(69)
114 5九香成(57)
115 5四角(36)
116 7二香打
117 5二龍(61)
118 5八龍(28)
119 8八玉(78)
120 6七金(56)
121 9七玉(88)
122 6八金(67)
123 6一龍(52)
124 8五桂打
125 8六玉(97)
126 7七桂成(65)
127 8四角(95)
128 6二銀打
129 同 龍(61)
130 6七龍(58)
131 7七桂(89)
132 同 桂成(85)
133 投了
まで132手で後手の勝ち



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