あんな・こんな

観たり、聴いたり、感じたり・・・あんな・こんなを綴ります。

映画鑑賞🎦 2023年2月

2023年12月03日 10時58分41秒 | 映画鑑賞

Instagramでご紹介していたのですが(しています・・・)、投稿順にオーバフロー状態になっていることに気付き、ブログでカテゴリー分類する作業を進めて来ました。 映画好きの勝手な投稿にお付き合いいただいている方々ありがとうございます。 来年(2024年)からは鑑賞の都度ご紹介していきますので・・・ヨ・ロ・シ・ク( `・∀・´)ノヨロシクでございます(^_-)-☆
映画はヤッパリ映画館で💺🎥💺 観逃がした映画はお気に入りの映画館で💺🎥💺 それでも観逃した映画はどうしよう???🎦

 

映画鑑賞🎦 2023年2月 1本目 Total-6本 MOVIX京都にて・・・『エンドロールのつづき』
インド・フランス合作 原題:Last Film Show(最後のフィルムショウ)と言うだけあってフィルム映写オンパレード🎥🎞🎞🎞🎥 
今はデジタル映写に移行していて、若い人には判らない、知らない、それと同時に驚きを感じる人もあるのではないでしょうか??? 
内容はと申しますと、子供たちの表情が最初から最後までキラキラしていました☆彡☆彡☆彡 最後は映画館の映写方法がフィルムからデジタルになり、廃棄された映写機やフィルムの変貌ぶりが切なくて、それを見る「サマイ(主人公の少年)」の目が悲し気でした( ノД`)シクシク・・・
映画作りを夢見ているサマイは、父から許しを得て「光」の勉強をするために列車に飛び乗ります(ここに至るまでには色々あったのですが・・・)。 その列車内で、女性たちが身に着けているフィルムから形を変えた色とりどりの腕輪を見て心の中で映画に携わった人たちの名前を読んでいくその中に、「勅使河原 宏」「小津 安二郎」「黒澤 明」の名前があって嬉しく思いました。 この映画を観る限り原題の方がしっくりきますかねぇ~ だって、子供たちが最後にフィルム映写を鑑賞したのですから・・・ あくまで個人的感想です。

映画鑑賞🎦 2023年2月 2本目 Total-7本 出町座にて・・・『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』
原題:The Electrical Life of Louis Wain(ルイス・ウェインの電気的寿命 ※直訳だとこうなりますが・・・)映画を観ると、台詞の端々に表現されているように思います。画面を観ていて「アッ観たことある(=^・^=)」と思うネコの絵が沢山出て来ました。 特に目についたのは擬人化されたネコの絵。 イギリスの上流階級に生まれ、父亡きあと長兄として一家を支えなければならなかったルイス・ウェイン。 
当時実用化が始まっていた「電気」に対して一風変わった関心を寄せていて、これを何か霊的な、神秘的な力のように考え、画期的な用途を見出そうと日々思索(研究?)にふけっていました。 事実に基づくお話しなんですって。 
家族からの大反対の声を押し切り結婚した妹の家庭教師エミリー。 ところが幸せな時間は短いものでした。 エミリーは末期ガンを宣告され、庭に迷い込んだ子猫にピーターと名付け、残り少ない時間を大切に過ごしていました。 けれども、エミリーとの別れが訪れてしまい、それからはピーターを可愛がりネコの絵を多く描き続け大成功するも、猫のピーターとも別れの時が・・・ 歳を重ねるごとにルイスは精神的に不安定となり精神病院暮らしになってしまいました。 苦労の連続だったように見えますが、色んな時どきで救いの手を差し伸べてくれる人も沢山ありました。 それはヤッパリ、ネコの絵を描き続けたから???妻の言葉を守って、信じて・・・ベネディクト・カンバーバッチの今までと違った役柄の映画でした。

 
映画鑑賞🎦 2023年2月 3本目 Total-8本 ブルク7にて・・・『バビロン』原題:Babylon 
”バビロン”とは、かつてメソポタミア地方で栄えた古代都市で、聖書によれば富と悪徳の都へと堕落したため、神によって滅ぼされたというものだそうです。全体を観ていると納得です。 映画の方はと申しますと、最初からビックリ仰天と言うか、ぶっ飛んでるなぁ~と思える映画でした。 この月最初に観た『エンドロールのつづき』では映画を観るための必死さを感じましたが、今日のは映画を作る側の凄まじさを感じました。 サイレント映画の大スターであるジャック、女優になるために手段を選ばないネリー、映画製作に携わりたい青年マニー・・・ 映画の時代はサイレントからトーキーへと移って行き、サイレントのスターたちは哀しい結末になるのですが、これらはハリウッドの世界だけではなく、大小に関わらずどこの世界にもあるのでしょう。 自分たちの価値観だけに囚われず、柔軟に生きて行かなければ生き残っていけないのかも??? 
ジャック、ネリー、マニーそれぞれ3人の人生が何だかなぁ~😢😢😢って感じでスッキリしませんでした。 とにかくハチャメチャで、こんな映画がこのご時世で撮れたことに感心しました。 だって、色々規制があってうるさいでしょうに・・・ 
映画だしR15と指定されればいいのかな??? ゴシップライター:エリノア「スターは忘れ去られるが作品の中のスターは映像に残って甦る」、マニー:「未来に繋がる何かの一部になりたい」といった台詞が印象に残りました。(うろ覚えなので正確ではないかも・・・)でも、こんな感じの意味合いだったように思います。 もう一つ撮影の際、黒人トランペット奏者のシドニーが周りの黒人たちに比べて黒さが足りない?と言われ靴墨を顔に塗らされたことで撮影所を去って行くシーンは、己を貫いた!!って受け取りました。 そして、その後ステージに立って演奏している彼には満足感さえ覚えました🎺🎺🎺 189分の長い映画でした。

 

コメント
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