2016年映画鑑賞🎦のつづき( ^ω^)・・・
10月鑑賞🎦 1本目 Total-42本 ブルク7にて・・・『世界一キライなあなたに』 原題:『ME BEFORE YOU』(あなたと出会う前の私)
なかなか、どう捉えてよいのか難しいです。 『ME』は彼女なのか、彼なのか どちらともとれるしなぁ~ バイクに撥ねられて、脊髄に損傷を受け車椅子生活を続ける青年と6ヶ月間青年のお世話をすることになった女性との間に生まれる友情、愛情・・・(6ヶ月という期間には意味があったのです) 青年は事故以来生きる希望を失っていました。 彼女と触れたことで、「明日も目覚めたい」と思った彼でしたが、彼女を縛りつけたくなくて心に決めた通り「スイス」へ出発します。 尊厳死を果たすために・・・ そして、彼女も彼の思いを受け止めて「スイス」へ向かい、彼との最後の瞬間を共にします。 切なかったぁ~😢(´;ω;`)ウゥゥ 彼女や彼の両親の気持ちを思うと・・・ 泣き腫らした瞼が重かったぁ~
ところで2022年9月13日、『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』などの作品で知られるフランスのゴダール監督が、スイスで認められている「自殺幇助」により亡くなったとラジオで知りました。 享年91歳でした。 この映画の青年と同じ最期の迎え方でした。
本当にあるのですね、スイスに・・・
10月鑑賞🎦 2本目 Total-43本 ブルク7にて・・・『お父さんと伊藤さん』 お父さん74歳、伊藤さん54歳、私34歳の関係・・・
兄の家から、妹と伊藤さんの住む部屋で同居することになったチョット癖のあるお父さん。
3人の生活が進むにつれて、それぞれ(兄の家族も含めて・・・)の家庭や人々に問題が投げかけられていきます。
10月鑑賞🎦 3本目 Total-44本 大阪ステーションシネマにて・・・『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』原題:Genius(天才)
作家と編集者って密接で重要な関係なのですね。何でもそうですが一人で出来る事って限りがあります。 昨日も出ていた話ですが、取り巻く人たち、環境って大切ですよねぇ~ 私はそのどちらにも恵まれてきたと、感謝感謝です。 だからこそ、今恩返しを・・・ 自分のできることで活動しています。
10月鑑賞🎦 4本目 Total-45本 見逃した映画を観るために遥々京都へ、京都シネマにて・・・『リリーのすべて』
原題:THE DANISH GIRL(デンマークの女の子)イギリス、ドイツ、アメリカの制作でした。
持っていた女性の部分に目覚めてしまって思い悩み、手術を受け女性としてこの世を去ってしまいます。
彼女(彼)の妻は生涯に亘って『彼女』リリーの肖像画を書き続けたそうです。 とても複雑で悲しいお話でした。 今から80年ほど前の勇気ある選択が現代に繋がっているのですね。 リリーが遺した日記によって・・・ 二人の苦悩が描かれており、それでも互いに支え合いながら乗り越えて行く姿は、トランスジェンダーに勇気を与えました。 近頃では、トランスジェンダーについて世間が理解を示す状況になってきてはいるものの、複雑な問題であることは現実ですよね😔 リリーを演じたのは『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したエディ・レッドメイン。
難しい役を圧倒的な演技力で性転換手術前と後を演じていました。 最近では「ファンタスティックビースト」の魔法動物がお友だち?の魔法使いニュートとして活躍していますが(^_-)-☆
10月鑑賞🎦 5本目 Total-46本 テアトル梅田にて・・・『奇蹟がくれた数式』原題:THE MAN WHO KNEW INFINITY
原題はとても具体的な題名だなぁ~と感じますね・・・ ケンブリッジ大学の数学教授に届いたインドからの手紙。 その内容に驚き、独学で数学の研究をしているラマヌジャンという若者を名門ケンブリッジ大学に招聘することに・・・
大学での差別や偏見に耐え「公式」を証明していくラマヌジャン、そして彼を呼び寄せたハーディ教授との間にも考えの違いが表面化していきます。 2人の間には違い過ぎるものがあるようです・・・ 最後は何もかも超えた友情が2人に芽生えますが、天才ラマヌジャンは、若過ぎる生涯を閉じてしまいます。(1887-1920)彼の死後発見されたノートは、トリニティ・カレッジ・『レノ図書館』で『ニュートン』の本の隣に??? 展示されているらしいです。
ラマヌジャンに妻が質問します。「この数式は何?」って彼は答えます「絵のようなものさ」と・・・ 別の場面では、ハーディ教授が「公式はどのようにひらめくのか」と聞くと「神様が舌の上に乗せてくれる」と答えます。 これは、ラマヌジャンが信仰心を持っているからこその答えだったと思います。 ラマヌジャンを演じたデヴ・パテルという男優さんは、以前観た『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』で毎朝、生存確認のための点呼をとるホテルの従業員をコミカルに演じていました。 この頃は英国男優に魅せられていました。(私の好きなジェラルド・バトラーも英国国籍です) どこかシュッとしてませんか?皆さん・・・ サム・クラフリンやエディ・レッドメイン、この後日本公開の映画が『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でした。
10月鑑賞🎦 6本目 Total-47本 TOHOシネマズ梅田にて・・・『永い言い訳』
モッくん(本木雅弘)が何年かぶりに主役の映画🎬 奥さん役の「深津絵里」は存在感大です。 妻が親友との旅行でバスの事故に遭い、呆気なく亡くなってしまいました。 大切なものって、無くしてしまってから気づくものなのでしょうか・・・ 前に進めない人もあれば、現実的に考える人もあります。(そういう風に見せているだけかも知れませんが・・・) 記憶は薄れていくけれど「話供養」と言う言葉があって、亡き人の思い出話をすることで記憶を手繰り寄せることができます。 主人公が前に進もうとしているのかな?と思わせる電車の中から見る景色に流れて来たのが『オンブラ・マイ・フ』『細雪』のラストシーンにも流れていました。 なんか切なくて、何かを吹っ切らなければ、と言う思いが伝わって来ます。
音と映像、この日もピッタリ、少し涙をぬぐって、いざ活動へ・・・でした。 と言うことは、寄り道映画鑑賞だったのです。
10月鑑賞🎦 7本目 Total-48本 大阪ステーションシネマにて・・・『インフェルノ』原題:INFERNO(地獄)らしい・・・
この年3本目になるトム・ハンクスの映画でした。 「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続きシリーズ第3弾。
インフェルノは、謎解きのカギを握る言葉(地獄)でした。
この映画は最初から肩に力が入ってしまって、観終わったらカチカチになっていました。 誰を信じたらいいの? 思想って怖いとか・・・こんな考えの人は確かにいると思うとホントに恐ろしいです。 エンドロールには「フィクション」とありました。 3作品とも見応え充分、満足、満足。
10月鑑賞🎦 8本目 Total-49本 大阪ステーションシネマにて・・・『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』
原題:BRIDGET JONES'S BABY 邦題は長い(^_-)-☆ イギリス制作の映画でした。
笑っちゃう!(^^)! 産婦人科の女医とのやり取りが面白い。 2人の父親を交えての不思議な三角関係も(この段階ではどちらが父親か不明・・・) ハッピーな気持ちにさせてくれる楽しい映画でした。 彼女を取り巻く人間関係も素晴らしい。 彼女が素敵だから💞 きっと🤩
10月鑑賞🎦 9本目 Total-50本 大阪ステーションシネマにて・・・
クリストファー・プラマー主演『手紙は憶えている』原題:REMEMBER カナダ・ドイツ制作
アウシュヴィッツ収容所で受けたことに対する復讐を果たすべく、旅を続ける(友人の書いた手紙に従って・・・)認知症の、妻を亡くした老人。
これが後々繋がって行きます。そして結末は想像もつかないものでした。 「あぁ~こう言うことだったのか」と思い知ります。
悲惨な過去を持つということの重さ・・・ 忘れ去ってしまったことの怖さ・・・(病気では仕方ありませんが、自分の過去をすっかり忘れ去っていたのですから)結局不幸な最後になってしまいました。 大いに考えさせられる映画でした。