2018年映画鑑賞🎦のつづき( ^ω^)・・・
5月鑑賞🎦 1本目 Total-9本 大阪ステーションシネマにて・・・『オー・ルーシー!』 日本・アメリカ合作。
近い将来やってくる「退職」と、いずれ訪れる「死」をただ待つだけの毎日を送る43歳の独身OL節子。
ひょんなことから通うことになった英会話教室の授業で、節子は教室内では金髪のカツラをかぶり「ルーシー」というキャラになりきることを強いられ、アメリカ人講師ジョンによるこの風変わりな授業によって節子の眠っていた感情が解き放たれます。 節子はジョンに恋をするのですが、この後トラブルに発展していきます。 ジョンは節子の姪の美花と日本を去ってしまうのです。 「トム」というキャラで役所広司が登場していました。 姉で南果歩、その娘で、忽那汐里が登場。 この3人の女性たちの因縁めいた話の流れもややこしい”(-“”-)”
5月鑑賞🎦 2本目 Total-10本 なんばパークスシネマにて・・・『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』
弥次郎兵衛と喜多八はお伊勢参りから江戸へと戻る。 伊勢までの道中で一文無しとなった2人は仕方なく歌舞伎座でのアルバイトを再開。
劇場は連日大入り満員で芝居は大いに盛り上がるが、舞台裏では俳優の悪い噂が流れ、不穏な空気が流れていた。 一方、弥次喜多の2人は相変わらずの失敗続きで怒られてばかり・・・ そんなある日、舞台で殺人事件が発生。 弥次喜多の二人は犯人として疑われてしまい・・・
弥次郎兵衛:十代目松本幸四郎 喜多八:四代目市川猿之助 大道具伊兵衛:六代目中村勘九郎 女医羽笠:二代目中村七之助
座元釜桐座衛門:市川中車(香川照之) の面々でした。
5月鑑賞🎦 3本目 Total-11本 シネリーブル梅田にて・・・『モリのいる場所』
東京・池袋。 守一が暮らす家の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫が住み着いていて、それら生き物たちは守一の描く絵のモデルであり、じっと庭の生命たちを眺めることが、30年以上にわたる守一の日課でした。 そして妻の秀子との2人で暮らす家には毎日のように来客がありました。 老若男女が集う熊谷家の茶の間はその日も、いつものようににぎやかでした。 そこへモリの文化勲章受章の一報が電話で届きます。
しかし、富や名声に興味のないモリは「そんなもの貰ったら、人がいっぱい来ちゃう」と言ってあっさりと断り何事もなかったかのように飄々としているのです。 山崎努と樹木希林のベテランが伝説の画家・熊谷守一夫妻として初共演を果たし、30年間もの間ほとんど家の外へ出ることなく、庭の生命を見つめ描き続けたという熊谷守一(モリ)のエピソードをベースに、晩年のある1日を収めたものでした。
6月鑑賞🎦 1本目 Total-12本 大阪ステーションシネマにて・・・『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』
今回のテーマは主婦への讃歌。 平田家の長男・幸之助の妻・史枝がコツコツ貯めていたへそくりを何者かに盗まれてしまった。
史枝が落胆する一方で、「俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか!」と心ない言葉を口にする幸之助の姿に史枝の我慢が限界に達し、ついには家を飛び出してしまう。 掃除、洗濯、朝昼晩の食事の準備など、これまで平田家の主婦として史枝がこなしてきた家事の数々をやるハメになった平田家の人びとは大混乱となり・・・ 家事や育児を頑張る主婦の苦悩や孤独が伝わってくる物語でした。 素直ではなかった幸之助が、史枝が戻ってきたことに安堵し感謝。 ここでも息子の嫁の優しさが沁みます。
6月鑑賞🎦 2本目 Total-13本 TOHOシネマ梅田にて・・・『ゲティ家の身代金』原題:All the Money in the World(余りあるほどのお金)
世界中のすべての金を手にした、といわれる大富豪ゲティ。 その姿は、世俗から離れ、欲だけで構成された屋敷に住み着く怪物(愛に飢えた)そのもの。 17歳の孫ポールが誘拐され1700万ドルという破格の身代金を要求されたゲティは、あろうことかその支払いを拒否。
彼は大富豪であると同時に稀代の守銭奴だったのです。 離婚によりゲティ家を離れ一般家庭の人間となっていたポールの母ゲイルは、息子のために誘拐犯のみならず怪物(愛に飢えた)、守銭奴のゲティとも闘うことになるのです。
6月鑑賞🎦 3本目 Total-14本 TOHOシネマ梅田にて・・・『万引き家族』
東京の下町に建つ古い平屋で、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていました。 彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったのですが、いつも笑いが絶えない日々を送っているのでした。 ある日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに・・・ そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていくのですが・・・ 日本の今を怖い思いで観ました。 無戸籍の子供って知られていないけど多数いるのではないか!とか、育児放棄、養育放棄する親とか、見えない知らない問題が・・・
それより、少子化の問題は切実です。 近年「ベイビー・ブローカー」で話題になった、是枝監督の映画でした。
7月鑑賞🎦 1本目 Total-15本 大阪ステーションシネマにて・・・『羊と鋼の森』 ピアノ調律師の青年の成長を描いた作品。
将来の夢もなく生きていた青年は、高校でピアノ調律師と出会い、調律したピアノの音色に魅せられ、その日から自身も調律の世界を目指すことを決意をし、専門学校を出て新米調律師として働くようになり🎹🎹🎹 調律師の先輩やピアニストの高校生姉妹、調律を通して知り合う人々とのかかわりによって、調律師として、ひとりの人間として成長していくのでした。 中でも地味ではありましたが、引きこもっていた青年の長年放置されていたピアノの調律によって、その青年が生まれ変わって行く様子が印象に残っています。
7月鑑賞🎦 2本目 Total-16本 イオンシネマ四条畷にて・・・『未来のミライ』
4歳のくんちゃんは、生まれたばかりの妹に両親の愛情を奪われ戸惑いの日々を過ごしていました。 そんなくんちゃんの前に、学生の姿をした少女(未来からやってきた妹ミライ)が現れます。 ミライに導かれ時を越えた冒険に出たくんちゃんは、かつて王子だったという謎の男や、幼い頃の母、青年時代の曽祖父など、不思議な出会いを果たしていくのでした。
不思議な冒険を通して、さまざまな家族の愛のかたちを描いたアニメーションでした。