「急に動かなく成っちゃった。」と修理依頼が有りました。
ジャノメのプレール924、私が20年前にミシン屋に成った時の主力商品の一つで、オーナー店に成ったばかりの頃に買って頂いた中古ミシンです。
伺って状態確認をしますと何ともなく動きます(;^_^A
買い替えをお勧めするつもりだったのに(;^_^A
何度試しても動く・・・(;^_^A(;^_^A
まぁ、良くあることです。
具合の悪い人が医者に行っただけで直る(笑)
ミシン屋が行っただけでミシンが直っちゃう(笑)
ただ、返し縫いが上手く動かなくなっていたのでお預かりして修理することに成りました。
「2~3針縫っただけで止まっちゃう。」とおっしゃっていたので、念の為モーターをチェックしました。
カーボンブラシがダメだとそういう症状が出ることが有りますので・・・
二つ付いてるどっちも大丈夫そうでしたけど、念の為交換しておきました。
黒いキャップは割れやすいので改良型のに交換しました。
返し縫いが出来なく成るのは99%ここのグリスが固くなって動きが悪く成っているからです。
このまま潤滑剤をスプレーしても、一時的には直りますが、すぐに再現することが多いのでここは本当に分解掃除します。(笑)
返し縫いの不具合はこれで間違い無く直りますが、止まっちゃう不具合は?
カーボンブラシが原因じゃなく、基板の不具合だったら・・・
その時はさすがに修理不可能に成りますので、買い替えをお勧めします。
中古ミシンの在庫で持ってたプレール918Sと、久々の兄弟ミシンのツーショットです(笑)