2年ほど前に購入して頂いたミシンの整備依頼が有りました。
かなりハードな使い方をするお客様ですので職業用ミシンをお勧めしたのですが、予算の都合でこれで良いと・・・
実際に縫うものをご持参いただいて試し縫いして決めて頂いた機種ですが・・・
2年で調子悪くなったって事は、やっぱり無理が有ったのか?と思いましたが、不調の原因は工業用の針を裏返しに付けておられたことと・・・
針板の傷の所為でした。
普通に使っていたら針板に針が当たるって事は無いはずですが、負荷が掛かって針が暴れたからだと思われます。
針板と針を交換したら不調は無くなりましたが、お預かりしたついでですのでバラシて細部の埃を落として注油しました。
名前の違う同型のミシンはずっと昔から売られてますので、何度か修理してますが、D200を分解したのは?初めてだったかもしれません。
コードリールが付いて無いせいか?意外と中はスカスカというかシンプルな作りです。
これだけ針板に傷が付いたら針棒の高さが狂ったり、釜タイミングが狂ったりしてもおかしくないのですが、このミシン意外と丈夫かな?
コードリールとハードカバー付きならGB2600よりD200をお客様に勧めるのですが・・・
それよりも・・・
GB3330か・・・
タイプ610の同型機種が扱えたらその方が良いんだけどな~
同型のを作っていない訳じゃ無いのだから、オーナー店にも回して欲しいです。