tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

自分の作った茶碗でお茶を・・・

2014-06-29 19:00:08 | 茶の湯
6月29日(日)
朝から遠くの山々には雲がたくさん出ておりまして、お天気の不安定さが分かります。
そんなお天気でしたが、朝早くから学生たちを連れて作陶に出かけました。もう何十年と続いている行事のひとつですが、皆さん楽しんでいたようです。

   

   いよいよ開始

1kの土をそれぞれ渡され、ひと通りの説明を受けて茶碗作りが始まりました。誰もが無言で土をいじっておりますが、形はそれぞれでお茶碗になって行くのでしょうか?

   

   形はどう?

撫ぜたりつまんだりしておりますが、みんなの出来具合を見ながら元に戻ると、さっきの形が嘘のように変わっております。

1時間も向き合って格闘していると、それなりの形になってきますが、本人の思っている通りの形かどうかは分かりません。

   

   完成した茶碗

完成した茶碗は中央の板に並べて置きますが、半分はあきらめか・・・本人の気持ちまでは分かりません。

昼食後はお茶会ごっこです。
お互いに主客になりながらいたしますが、楽しいままごとにようなお茶会です。ですから、「お茶会ごっこ」と言っております。

   

   床の間

軸は「泥中白蓮華」、総持寺前貫主様のご染筆です。

   

   花
花入は、当窯主の作の「伊賀鶴首」で、花は半夏生、ガクアジサイ、タカノハススキの三種。

   

   緊張した面持ちで

主客交代で5回ほどやりましたが、お遊びの茶会ですが、みんな緊張しております。
どちらの大学も、1年生を交えての行事になりましたから、今回の作陶でみんなが仲良しになってもらえると嬉しい・・・そんな気がいたします。

コメント
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