tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

軽井沢茶会は涼しさを・・・

2017-07-09 17:48:06 | 茶の湯
7月9日(日)
朝から晴天です。
今日は早起きして、軽井沢に出かけました。

   
   立礼席

大勢のお客様で大混雑でしたが、係の方々が統一した色のボードを掲げ、「この色の組は私がご案内いたします」と丁寧なあいさつの後、席へと誘導してくれました。

   
   短冊

淡々斎ご染筆の短冊で、「涼しさや・・・」と優しい墨蹟が印象的でした。

   
   花

軽井沢茶会ですから、涼やかな空気とお花がご馳走だと思っておりましたので、この席の花は、それに充分応えてくれました。
八丈イトススキ、ツクバネソウ、そして、タニワタリノキというお花でした。

私も花は大好きですが、「タニワタリノキ」は初めて見ました。
アカネ科タニワタリノキ属だそうで、楚々とした真っ白な花が印象的でした。

   
   春秋棚

春秋棚に飾られた薄器と茶杓です。
薄器は舟橋、茶杓は淡々斎作の「緑陰」でした。そして、釜は「鶴首 浜松地紋」で、淡々斎の箱書きがありました。

利休七則に「夏は涼しく」とありますように、道具組全体で、「涼しく」を演出し、楚々とした雰囲気を醸し出しており、とても素敵なお席でした。

「いつまでも居たい」という気持ちを強く感じさせてくれました。

最後になりましたが、写真はお席主の許可を得て撮影したんものです。
コメント (2)
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