tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「玉兎清波遊」を掛けてのお稽古は・・・

2021-09-25 17:45:47 | 自宅稽古

9月25日(土)

朝からどんよりとしたお天気で、すぐにでも降りだしそうでした。

今日は自宅でのお稽古でした。

床の間には「玉兎清波遊」を掛けて皆さんを迎えました。

静かな波に月が映り揺れている・・・こんな光景を「兎さんが清らかな波の上をピョンピョウンと跳ねて遊んでいる」・・・こんな風に表現しているのでしょうか?

床の間

床の間です。

耕月老大師の揮毫された軸です。

竹生島をテーマにしたお茶会の時に書いて頂きましたので、思い出深い軸です。

花は、フジバカマ、サクラタデ、シュウメイギク、ミズヒキ、八丈イトススキの五種です。

写真を見てから、やっぱりシュウメイギクの一番開いている花を切ればよかったと・・・でも、その時は中々切れなかったのです。

花入は若い頃、骨董屋さんで見つけた花入です。

骨董屋さんは「中国から来たものだ」と盛んに強調しておりましたがどうでしょう・・・

余り見かけない作りですので、案外そうなのかな・・・などと思っております。

形をとても気に入っております。

お菓子

お菓子屋さんの届けてくれたお菓子です。

栗きんとんで、お菓子屋さんのこだわりの栗を使っているとのことです。

一服

一週間の終わりです。

いつものように、皆さんがお帰えりになった後に頂く一服です。

今日は、東海道五十三次の街道歩きをご一緒にした方が、お嬢さんを連れてお稽古の見学に来てくれました。

大学を卒業されるお嬢さんを、卒業までの半年の間にお茶の基本的な事だけでも教えて欲しいという事でした。

大学時代は体育系のクラブ活動をしておりましたので、静かなお茶の世界をちょっとでも味合わせてやりたいという親心です。

来月からお稽古に来るそうですので、しっかりと基本だけを覚えてもらおうと思っております。

コメント (4)
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