tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「花開天下春」を掛けて・・・

2022-04-02 17:06:38 | 自宅稽古

4月2日(土)

4月に入ったというのに、何だか寒い日が続いております。

昨日同様今もびゅ~ビュ~とすごい北風が吹いております。

今日は、自宅でのお稽古でした。

床の間

連日桜の便りが賑やかに届いておりますので、お稽古でも満開の桜を感じて欲しかったのでこの軸を選びました。

花は、櫻の便りの中、ちょっと地味になってしまいますが、貝母と黒椿を伊賀焼の大徳利に生けて見ました。

貝母は、このところの強い風にあおられて、曲がってしまっておりますが、自然の形で生けようとそのままで花入れに入れました。

お菓子

お菓子は、源吉兆庵の「花衣」です。

一口入れて見ると、甘さが控えめで?・・・でしたが、噛んでいると、その美味しさがジワジワと口の中に広がって来ます。

男性など早食いの方は、本当の美味しさを感じる前に飲み込んでしまうかもしれません。

さすがと云えるお菓子です。

一服

いつものように、お稽古が終わってからの一服です。

茶碗も満開の桜です。

中々、お花見に出かけられませんので、せめて自宅でお花見です。

お稽古が終った後の一服は格別です。

今日のお軸は、「花開天下春」で、今この時期だけの軸だと思って掛けました。

妙心寺から自坊に帰られてから揮毫された軸だそうです。

コメント (4)
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