カシワバハグマやユウガギクが咲き初めて・・・

１０月１１日（月）

朝から青空で気温も上がって夏日になっております。

今日は、暦が赤い字で書いてあるために、何となく休日かと思い込んでしまいます。

先入観とは怖いです・・・

柏葉白熊

カシワバハグマが咲き始めました。

オケラに似たような花ですが、葉が全く違いますからすぐに分かります。

この時期山林の日陰のちょっと乾いたようなところをのぞき込むと良く見つけられる花ですが、地味ですので見落としてしまう事が多いいです。

カシワバハグマ

葉っぱがオケラとはだいぶ違います。

キク科コウヤボウキ属の多年草で、日本全土に自生しているそうですが、私は忘れるくらい前に、友人の山から頂いてきたもので、少しづつですが殖えております。

水揚が悪いのでちょっと難儀です。

ユウガギク

葉をだいぶ虫に食われておりますが、これくらいなら充分床の間に飾る事ができます。

植えた覚えはありませんが、何か他の苗に付いてきたのだと思います。

カワラナデシコ

二度咲きですがきれいに咲いております。

朝夕の気温が下がっているために、一度目の花より色が深くなっていてきれいです。

秋埜七草ですから、今頃咲くのが当たり前なのかも知れません。

花々が一辺に咲き初めて後が心配になっております。

タカクマホトトギスが咲き出して・・・

１０月１０日（日）

朝から雲が多くいつ雨が降ってもおかしくないお天気です。

今日は日曜日ですのでゆっくり休みました。

タカクマホトトギス

タカクマホトトギスは、キバナツキヌキキバナホトトギスとよく似ておりますが、咲き方が全く別でスクット立ち上がるようにして花を咲かせます。

鹿児島県の高隅山で発見されたので「タカクマホトトギス」と命名されたそうです。

ユリ科のホトトギス属で絶滅が危惧されているそうですが、キバナツキヌキキバナホトトギス同様我が家では殖え続けております。

私は、この花をスマホの待ち受けにしております。

黄色いホトトギス

写真の上が、タカクマホトトギスで、下がキバナツキヌキキバナホトトギスです。

我が家の野草棚では隣有って咲いております。

花だけ見せられたら解らないくらい似ております。

重なりあって

野草棚では、もう一つの花が２度目の開花で、黄色いホトトギスに重なるように咲いております。

シデシャジンですが、本来ならば７０㎝くらいの大きさになりますが、切って使ってしまったために、子孫を残すために２度目の開花です。

３０㎝ほどですので、種ができるかどうかは解りませんが、今度はこのままにして置くつもりです。

名無しのホトトギス

このホトトギスは、買った覚えも、植えた覚えもありませんが一昨年から花を咲かせております。

花の元が黄色いですから、葉の具合などからキジョウロウホトトギスと他のホトトギスとのミックスかな…と思っております。

お菓子

３時のお菓子は生どら焼きでした。

餡子たっぷりの美味しいお菓子でした。

一服

休みの日でも、何もなくとも３時の一服です。

習慣になっておりますのでこの一服が私たちの英気を養ってくれているようです。

来週も頑張らなくては・・・

キバナツキヌキキバナホトトギスを生けてのお稽古は・・・

１０月９日（土）

朝から曇っておりましたが、午後からは急に降ったり止んだりと不安定なお天気でした。

今日は自宅でのお稽古でした。

床の間

今まで、春から初夏に掛けておりましたが、秋でも良いのでは？と考えて掛けて見ました。

「渓山幽意多」・・・茶室で拝見した時は、山の変化を表しているのではと思っております。

花

花は、タカノハススキ、ユウガギク、サクラタデ、フジバカマ、そしてキバナツキヌキホトトギスの５種です。

キバナツキヌキキバナホトトギスは垂れて咲いておりますので、掛花入に生けようと思いましたが、外にも花が咲き出しておりますので、篭花入に入れて見ました。

キバナツキヌキキバナホトトギス、キレンゲショウマ、キジョウロウホトトギスなどは、垂れ下がて咲きますので花入れを選ぶ時には、少し考えて選ばなくてはと思います。

その内、花が寂しくなりますので、たくさんある時は、皆さんにたくさんの花を見ていただきたいと思います。

お菓子

昨日届けられたお菓子は、栗蒸羊羹でした。

羊羹より栗の方が甘いという、お菓子屋さん自慢の栗を使っております。

一服

皆さんが帰った後の一服です。

非常事態宣言が解かれた途端に学校が正常に戻りましたので、急に慌ただしいことになりました。

のんびりしておりましたから、その付けが回ってきたようです。

軸

軸は、天龍寺の牧翁老大師の揮毫されたものです。

茶掛けではありませんので、床の間いっぱいの長さのお軸です。

秋の深まりと共に変わりゆく山や渓谷を思い浮かべながらお稽古をしていただけたと思います。

キバナツキヌキキバナホトトギスは、こうした渓谷に自生していることが多く、６０㎝くらいに成長するそうですが、我が家の花は、３０㎝くらいです。

自然にはかなわない・・・

生徒達はすっかり忘れておりましたが・・・

１０月８日（金）

爽やかな秋晴れでしたが、気温も上がり夏日を記録しております。

今日は高等学校へ行って来ました。

お菓子

お菓子は、初紅葉だそうで、練り切のおいしいお菓子でした。

生徒達は、１０月から対面授業が始まりましたので、全員が出席しました。

今までリモートやら分散やらと云った授業方式でしたので、茶道ばかりは先に進めませんでしたが、今日から正常な授業ができますので遅れを取り戻さなくてはあなりません。

一服

３限が終わり２０分の休憩があります。

お菓子を頂き一服しました。

夏休みから中々授業ができませんでしたので、お点前はすっかり忘れておりました。

最初から最後まで、大きな声を張り上げて全放送でしたが、何とか盆略を最後までやり切りました。

何回か繰り返せばまた思い出してくれるでしょう。

命名が不思議なキバナツキヌキホトトギスが・・・

１０月７日（木）

朝からどんよりとした１日でした。

今日は木曜日ですので、明日からの自宅稽古の準備ですが、丁寧に掃除をしていると２時間くらいかかってしまいます。

キバナツキヌキホトトギス

我が家に来て４０年くらい経っておりますが、毎年欠く事なく花を咲かせております。

葉を突き抜けるように茎が出ていることから、「ツキヌキキバナホトトギス」と命名されたそうです。

キバナツキヌキキバナホトトギス

昭和６年荷発見された時は、「ツキヌキホトトギス」として発表され、後に「キバナツキヌキキバナホトトギス」登録されて全国に知れ渡ったという経歴があります。

最初に発見して命名された方は、どう思っているのでしょう・・・

今は、レッドリストに登録されておりますが、我が家では、毎年殖え続けております。

マサリ草

お掃除が終わり、３時に頂きました。

お菓子屋さん自慢の餡子がとても美味しいお菓子です。

武蔵野茶碗

今茶碗㋲そろそろしまわなければと思っております。

大きな月とススキを描いた独特な絵は、見ただけで武蔵野と思わせますから凄いです。

来年のお月見のころまで道具棚です。

朝から植木の剪定で・・・

１０月６日（水）

朝から秋晴れの上天気でしたが、３時を回るころには、何だか怪しい雲が出てきております。

今晩は、雨になるかも知れません。

今日は、もう一方の大学が休みですので、朝から植木屋さんでした。

剪定

夏の間ずっと西日を遮っていてくれた木々の剪定をしました。

無人の家のように枝や葉が伸び放題にして置きましたので、バッサリと刈り込みましたので、散髪をしたようにさっぱりいたしました。

西側には、木槿、檀香梅、サンシュウ、蝋梅、ハシバミと云った落葉樹が植えてあります。自宅の駐車場ですから、ずっと西日が照り付けておりますので、可哀想なくらいです。

蝋梅だけは、蕾をいっぱい持っているので切る事ができませんでした。

花が咲いたらたくさん切って使いましょう・・・。

お菓子

３時前には後片付けも終わりましたので、ゆっくりと３時の休憩です。

お菓子屋さんのどら焼きです。

餡子が美味しい・・・

一服

ずっと頭にあった植木の剪定も終わりましたので、ゆったりとした気持ちで頂きました。

こうして一つずつ終わらせて行けば、一度にたくさんの仕事をしないで済みます。

この茶碗も、今日が最後で道具棚にしまいます。

久しぶりの大学ですが・・・

１０月５日（火）

朝から秋の空が爽やかに広がっておりました。

今日も真夏日だったそうです。

今日は久しぶりに大学へ行って来ました。

花

花は、フジバカマ、サクラタデ、八丈イトススキです。

学生たちも、中々落ち着いて花を生けられるようになりました。

お菓子

先日我が家で使った栗きんとんです。

お菓子屋さん自慢の栗を使用しているそうでいつ食べても美味しいお菓子です。

 

四年生

学校へ行ったら、更好棚が据えてありましたので「いきなり棚ですか？」と聞いたら、もう少しで卒業なので覚えて行きたいとの事でした。

本当は、基本の平点前をしっかり覚えて行った方が良いのですが・・・。

でも、４年間頑張ってくれた事だし、学園祭もありませんで、棚をそのままやる事になりました。

一生懸命やっておりました。

茶筅供養からCTスキャンへと・・・

１０月４日（月）

今日も朝から青空ですが、気温も上がり３０度を超えてしまいました。

午前中には、所属する会の茶筅供養が行われましたので行って来ました。

茶筅供養

昨年一昨年と連続して中止になっておりましたが、今年は、役員だけ集まってひっそりと執り行われました。

何時もですと呈茶などもありますが、お参りだけして解散です。

午後からは、半年ぶりのＣＴスキャンを撮って来ました。

２年前から、肺に小さな影があるということで半年ごとにＣＴスキャンで調べております。

オケラ

家に帰りほっとして、植木たちに水やりに野草棚に行って見ると「オケラ」が咲いておりました。

地味な花ですが、この花が咲くと本格的な秋の到来です。

朮

今年は元気が良く育ち、自生地で咲いているくらいの大きさになりました。

元から計ると６０㎝くらいだと思います。

最近にない育ち方です。

植え替えるときに、株分けしたのが良かったのかも知れません。

もうひと鉢の朮は、まだ花が開いておりません。

楽しみです。

只一聲の画賛は・・・

１０月３日（日）

朝から青空がいっぱいでした。

緊急事態宣言が解除され、観光地の人出が多いいそうです。

私どもは、いつものように買い物以外はジッと巣ごもり状態です。

待合床

午前中にお客様が見えましたで、何となくせわしい１日になってしまいました。

予定していたことが押せ押せになってしまい、思っていた通り行きませんでしたが、仕事ではありませんので致し方がないことです。

待合床の軸ですが「月に雁」では、今のこの時期しか掛けられませんので、忘れずにだしました。

月が無かったら春にも使えそうですが・・・

お菓子

一昨日からの自宅稽古のお菓子ですが、この時期なるとお菓子屋さんが必ず届けてくれます。

「マサリ草」は菊の古銘です。

一服

３時の一服です。

３時頃になりますとお菓子とお茶です。

日曜日、予定通りには行きませんでしたが、お茶を頂き気分もゆったりして１日を終えることができました。

来週からは、大学も始まりますので忙しくなりそうです。

「室閑茶味清」から「清風動修竹」に変えて・・・

１０月２日

台風一過青空が広がりました。

昨日は、台風という事でちょっと身構えておりましたが、何事もなく過ぎ去ってくれました。

床の間

昨日は、雨風の強くなる事を見込んで、このような床の間にしましたが、思っているほど風も雨も強くはありませんでした。

軸

「室閑茶味清」、外は雨風が強くても、静かな気持ちでお茶を楽しんで下さい。

こんな気持ちを込めてこの軸を選びました。

花

花は、キレンゲショウマ、アキギリ、サクラタデ、フジバカマ、ススキの５種です。

キレンゲショウマを切って床の間に飾る何てなんと贅沢なことか・・・と、自画自賛をしております。

床の間

今日の床の間です。

お稽古が始まる前、台風一過気持ちの良いほどの青空で爽やかな風が吹いておりました。

迷うことなく軸を変えました。

「清風動修竹」爽やかな風を感じながら、お稽古をして頂きたいと思っております。

花

昨日のままですが、どの花も元気ですので、霧を何度か吹きかけながら、元気なままお稽古を終わりにできました。

今日は、お稽古始めの方が見えましたので、茶室が賑やかになっておりました。

何をするにも一言の注意です。

こうした事を続けて行くうちに身に付いて行くと思います。

頑張って！！