tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

無文老大師と名残の花々で・・・

2021-10-23 17:54:07 | 自宅稽古

10月23日(土)

冷たい北風が吹き抜けており、冬のような寒さです。

今日は自宅での稽古でした。

床の間

今日は十月最後の稽古日でしたので、無文老大師のお軸を掛けて名残の月を終わりに致しました。

床の間の花は、キバナツキヌキキバナホトトギス、ユウガギク、ノコンギク、アワ͡コガネネギク、フジバカマ、オケラ、タカノハススキの7種です。

我が家の庭に咲いているすべての花を集めて、大きな篭の花入に生けて見ました。

キバナツキヌキキバナホトトギスの花が一つだけ残り、葉も傷んでおりますが名残の花らしく残して生けました。

お菓子

お菓子は、銘がないとの事ですの、それぞれが思い描いた銘でよろしいかと思いますので、皆さんにはそのように伝えました。

最近、お菓子屋さんも「名前が付いておりませんの、何か適当に付けてお願いいたします」といって置いて行きますが、これも中々大変なことで忙しい時には困ってしまいます。

一服

一週間の終わりのお稽古が終わりました。

早いもので風炉の季節も今月で終わりになります。

11月になるまでに、畳や道具類を総入れ買いになりますので、しばらく忙しい日が続くと思います。

無文老大師

無文老大師は数十年前に国鉄の冬の旅のキャンペーンのひとつ「京都冬の旅」というポスターに老師が揮毫されたポスターが駅や車内に張り出されておりました。

駅を利用する事が多かったので、良くポスターを見ておりましたのですっかりファンになってしまいました。

もちろん、冬の京都へ出掛けて行きました。

滅多に見られない、雪の金閣寺を拝見できたのも無文老大師のお陰だと今でも思っております。

大好きな無文老大師に名残の月を〆て頂きました。

コメント (4)
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