tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

小さな城下町をのんびりと散策して・・・

2022-04-10 18:11:10 | 私の散歩道

4月10日(日)

朝から風もない穏やかな1日でしたが、気温も上がり夏日になりました。

疲れてはおりましたが、浮かれ出てしまい、少し離れた城下町に行って来ました。

小さな城下町ですので、人もおらずのんびりと探索する事ができました。

山門

説明によると江戸時代初期に作られたと記されておりました。

茅葺だったものをトタンで覆ったそうです。

境内の桜です。

散り始めておりますが、まだまだきれいでした。

この地域では、除夜の鐘で有名だそうですが、コロナ騒ぎになってから、除夜の鐘も中止されているといいます。

毎年、鐘を聴きながら大勢の人々が集まるために中止だそうです。

地元の方にお話を伺うと、除夜の鐘聞きながら帰るのが良いそうで、その訳は、「金(鐘)を背負って帰る・・・」のだそうです。

なるほど・・・

菜の花

次のお寺さんに向かう途中の菜の花畑で、休耕田に自然に生えてきたそうです。

これだけ広がってしまい、後はどうしているのでしょう。

そっちが心配になってしまいました。

寺院

このお寺さんは、高野山の末寺ですが、本堂が建てかえられて鉄筋コンクリート製の本堂でした。

伝統あるお寺さんらしいのですが・・・境内はとてもきれいでした。

山門

山門を入り振り返ると、今通って来た参道の桜並木が額に入ったような美しさです。

櫻の絨毯

散った桜が雪のよ見えましたした。

見頃を過ぎて1~2日経ったところ位だそうです。

満開の時また行ってみようと思ったくらいきれいな参道でした。

先週忙しかったので、今日は休息日と思っておりましたが、浮かれ出てしまいました。

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百花春到誰為開を掛けて・・・

2022-04-09 17:24:23 | 自宅稽古

4月9日(土)

初夏のような1日で、少し動くと汗ばむほどでした。

今日は自宅でのお稽古でした。

床の間

床の間は、「百花 春到誰為開」を掛けました。

私共の所では、櫻の満開の便りがしきりです。

これだけ人々を喜ばせる花見に、中々出掛けられませんので満開の桜の下をゆっくりと歩いている姿を連想しております。

花は牡丹です。

お隣さんの牡丹が咲き始めましたので頂いて来ました。

毎年牡丹がが咲き始めると、「牡丹が咲いたから何時でもどうぞ」と声を掛けてくれます。

丁度稽古日でしたので行ってみると、蕾の形のよう牡丹がありましたので頂いて来ました。

お菓子

お菓子は、練り切りの桜です。

誰が食べても美味しいという、お菓子の王様だと思っております。

お稽古の終った後にいただきました。

このお菓子は、お隣さんにも差し上げなくては・・・

一服

何時ものことながら、終った後の一服です。

4月は炉の最期の月ですの、お点前も奥にすすんでおりますので時間が掛かっております。

皆さん真剣にやっておりますので、長時間ですが空気も乱れず張りつめておりました。

こうした緊張感は疲れますが、心地良い疲れと云えると思います。

大好きな花より団子の茶碗で頂きました。

この茶碗も、来年まで出番はないでしょう。

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入学式の声を聞きながら・・・

2022-04-08 18:06:24 | 非常勤講師奮闘記

暖かな一日でした。

今日は高等学校へ行って来ましたが、学校は入学式で広い校庭は車でいっぱいでした。

私など非常勤講師は、こうした行事には関わることなくいつも通りの出勤でした。

入学式

通路を挟んだ向かい側の体育館で入学式が執り行われております。

時々、音声が流れこんで来ます。

入学式が長いのには驚きました。

もっと簡単かと思ったら、新入生の名前を一人づつ呼んでおりました。

茶道の教室

私は、ここで入学式の音声を聞きながら掃除をしたり、来週から始まるという授業のために道具のチェックなどをしておりました。

茶碗

茶碗もよく見ると茶渋の付いた茶碗がありましたので、洗剤でゴシゴシと洗い綺麗にしました。

生徒達は、終った後丁寧に洗ってないのでしょうか?

昨年は、洗いながら三個の茶碗を割ってしまいました。

今まで一度も割ったことがなかったのに、一年で三個は多すぎます。

洗うところまで眼が届きませんの、今年はちょっと覗いて見ようと思ってます。

今年度は、どんな生徒が集まって来るのか楽しみです。

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庭の花々が次々に咲き始めて・・・

2022-04-07 18:03:54 | 庭の花

4月7日(木)

雲が広がって何となく雨が降りそうな気配です。

今日は、朝から明日からの自宅でのお稽古の準備で、掃除やら道具の出し入れで1日が終わりました。

グイスカグラ

今年の春先に購入したウグイスカグラですが、やっと咲き始めました。

1mそこそこの苗木でしたが、蕾を持ったまま送られて来ましたので、そのまま地植えにして置きました。

鶯神楽

今頃の山に行くと、たくさん咲いていると思いますが、今の時代では、採って来る事などとてもできませんので、買うのが一番です。

青竹にピッタリです。

ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウという名前を知ったのは、数年前でした。それまでは、「ツルキキョウ」と言っておりましたので、どうも馴染めない名前です。

遥か昔に茶友から頂いた時に、「ものすごく殖えるけれど花のない時期だから植えておると便利よ」と言って、その時に言われたのが「ツルキキョウ」でした。

ユキヤナギ

ユキヤナギが満開です。

これで強い北風でも吹けば大方が散ってしまうと思います。

とうとう使わないうちに散ってしまいそうですが、次々に花が咲き始め楽しみな毎日です。

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待望の棕梠竹を植えました・・・

2022-04-06 17:32:22 | 自宅の庭

4月6日(水)

朝から眩しいほどに日差しが気温をグングンと上げて夏日になりました。

今日の大学は休みでしたので、朝から残っていた植え替えを済ませましたが、植え替えができないほど育ってしまった鉢は来年に持ち越しです。

そして、今日は大きな植え込みをやりまして、「棕梠竹」を植えました。

棕梠竹

一番背の高い物で180㎝ほどですが、狭い庭に植えると大きく見えます。

昨年の暮れまでは、この場所に楓が植えてありましたが、太腿ほどの大きさになってしまい、落ち葉の片付けも重労働になって来ましたので、可哀想ですが切ってしまいました。

その後に植えたのが棕梠竹です。

育つのも緩やかで手間いらずというところが魅力的ですし、和風の庭にはこれ以上ないというほどよく合います。

植替えならず

山芍薬・レンゲショウマは、寒いから雨が降ってるからと先伸ばししている間に、大きくなってしまいました。

これでは可哀想ですから、秋口か来年に植え替えてやります。

お菓子

先日の東京のお菓子ですが、持ち帰って来ました。

3色団子・・・それぞれの味が楽しいお団子です。

それも、ひとつ一つが何とも言えない美味しさです。

この一服が活力の源ですが、今日はハードでした。

 

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二年生になって意気込みが変わって・・・

2022-04-05 17:08:32 | K大學の稽古

4月5日(火)

朝から気持が良いほど青空が広がっておりました。

気温も上がり初夏のようでしたので、昨日は真冬今日は初夏体調管理が難しい・・・

今日は大学へ行って来ました。

花は、貝母と春蜀光椿です。

男子の一年生が生けましたが、そのままで手を掛けませんでした。

二年生に

二年生になりますので、お稽古の意気込みが違ってきました。

もうすぐ新入生が来ますので、誰もが力が入りるところです。

春休みで帰省していた子達も戻って来ましたので、お稽古は分散で行いました。

男子

大柄の男子二人で、稽古場が狭く感じられます。

二人ともい一生懸命で、稽古が終わって自分で疑問のところがあると聞きに来ます。

こうした心構えの子は上達も早く、きれいなお点前をするようになります。

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松籟に聴く 禅の道 茶の道を読むと・・・

2022-04-04 16:40:47 | 本棚の中から

4月4日(月)

昨日からの雨が降り続いており、肌寒い1日となりました。

あちこちで、雪が降っているそうで寒いはずです。

こんな日は、何処へも出かけずに家に閉じこもっておりました。

こんな時の楽しみは、大好きな本を読むことで、最近時間さえあれば読んでいる本があります。

青山俊董著 柏樹社刊

その本が、「松籟に聴く 禅の道 茶の道」です。

何度読んだ事か解りませんが、読むたびに新鮮な気持ちになれます。

内容も、生徒や大学生に話して聞かせるのに丁度良い内容で、授業や稽古の時に話しております。

「お茶の飲み方には流儀があるが、胃の消化の仕方には流儀など無い・・・」なるほど・・・

こうした解り易い文脈で綴られております。

 

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同門茶友の山桜の絵を・・・

2022-04-03 17:02:18 | 今日の一服

4月3日(日)

朝から曇っておりましたが、午後には降り始めてしまいました。

今日も植替えをしようと計画しておりましたが、雨降りではできませんので、のんびりと日曜日を楽しみました。

待合

お見えになった皆さんが身支度を整える場所です。

同門の茶友が、お茶のお稽古ができなくなった時に、「もうお会いする事も無いかもしれないから・・・」と、手渡された桜の絵です。

絵のことは存じ上げませんが、名の通ったお方だと聞いております。

山桜

お花見に出かけるのも躊躇してしまう昨今ですが、こうして、茶道具や軸などで桜を満喫できるのも幸せな事だと思っております。

お菓子

このお菓子も、信州の茶友が送っれくれたものです。

今朝一番で届けられましたので、早速三時に頂きました。

チョコレートが分厚く焼いてありますので、かなりのボリュームがあります。

団子の茶碗

今日も花より団子の茶碗で一服いただきました。

チョコラスクでお抹茶は?でしたが、全く違和感がなく美味しい一服でした。

雨の日曜日、よい休日になりました。

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「花開天下春」を掛けて・・・

2022-04-02 17:06:38 | 自宅稽古

4月2日(土)

4月に入ったというのに、何だか寒い日が続いております。

昨日同様今もびゅ~ビュ~とすごい北風が吹いております。

今日は、自宅でのお稽古でした。

床の間

連日桜の便りが賑やかに届いておりますので、お稽古でも満開の桜を感じて欲しかったのでこの軸を選びました。

花は、櫻の便りの中、ちょっと地味になってしまいますが、貝母と黒椿を伊賀焼の大徳利に生けて見ました。

貝母は、このところの強い風にあおられて、曲がってしまっておりますが、自然の形で生けようとそのままで花入れに入れました。

お菓子

お菓子は、源吉兆庵の「花衣」です。

一口入れて見ると、甘さが控えめで?・・・でしたが、噛んでいると、その美味しさがジワジワと口の中に広がって来ます。

男性など早食いの方は、本当の美味しさを感じる前に飲み込んでしまうかもしれません。

さすがと云えるお菓子です。

一服

いつものように、お稽古が終わってからの一服です。

茶碗も満開の桜です。

中々、お花見に出かけられませんので、せめて自宅でお花見です。

お稽古が終った後の一服は格別です。

今日のお軸は、「花開天下春」で、今この時期だけの軸だと思って掛けました。

妙心寺から自坊に帰られてから揮毫された軸だそうです。

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新年度の始まりで・・・

2022-04-01 18:03:32 | 非常勤講師奮闘記

4月1日(金)

何と寒い日だったのでしょう。

夏日から一気に真冬に逆戻りして、寒い一日になってしましましたが、今日から24年度の始まりです。

私も今日から、高等学校へ行くことになりました。

部屋を掃除をして、余った時間は棗を消毒を兼ねてきれいに洗ってきました。

来週も入学式と始業式ですので授業はありません。

使う道具は、総て洗い清めて置こうと思っております。

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