伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

四季の会2013 「菜虫化蝶」、、、

2013-03-18 00:50:52 | ヒルホテル サンピア伊賀 通信
なむし ちょうとなる、、、(Wikipedia七十二候より

農薬など面倒がってあまり使わなかったおばあちゃんが作ってくれた野菜、、、確かに野菜を洗う時、出てきた出てきたあの虫この虫(笑)。
三月のこの時期、「野菜作りの畑を荒らしていた?虫が、冬にはさなぎ、春の訪れとともに美しい蝶に生まれ変わる、、、」。
そんな季節ごとの自然の演出を私たちは“四季折々”といっているのかもしれませんねぇ。



ようこそお越しくださいました。
調理担当の「匠の技」と、それを食する我々と、匠の技を伝える「接客者」のキャッチボールを楽しんでください、と。

「おしながき」を見て、わからないことはどんどん聞いちゃおう! 恥ずかしがらずに(笑)…
知人4人プラス末っ子ちゃん、そしてαと、6人で楽しくおしゃべりしながら至福の時間が始まります。


手前に「先付:蓬と有機茶パウダーの豆腐、花びら百合根、山葵、美味出し汁」
向こうにある桜の花びららしきもの???

ほんのりピンクに色づく桜大根。ここに、きっとなにかがくる、予感。

きましたねぇ、「花籠・春の味覚」
 春の遠山床節
(伊賀の)山並みが少しずつ色づく様子とのこと。

いやね、一つずつ撮る前に、自分の口の中に入っていきます(笑)。
11種の「春の味覚」は、蛍烏賊若草揚げ・手綱寿司・蕨烏賊・のれそれ萌木焼・豆腐の味噌漬け・市松穴子・めかぶ小袖焼き・火とり花びら(素材はカラスミ)・三色花見団子(一寸豆、鴨、温玉)
ちびちびと、伊賀の酒がススム…花籠でした。


「吸い物・蛤真丈すまし仕立て」。ここにも春の息吹、蕨・土筆・竹の子。
桜花びら(塩漬け)、ワタシのは開いてます(笑)、たまたまですけど、、、ね。
 末っ子ちゃんのは「蕾」です。
(準夜勤明け、美味いもん食べたさに帰ってきたのかどうかは??)
このお吸い物の中で唯一「塩味と桜の香り」を感じる、これが素材の風味を生かしてました、美味かったぁ~~(お代わりしたいくらい(笑))

「造里」(氷器にて) 細魚(さより)昆布〆・天然鯛松皮・赤貝・中トロ
あしらいに、南京献・穂紫蘇・マイクロトマト
鯛松皮アップ
ここで食する「お刺身系」は、それぞれがしっとり旨い。(盆地にもかかわらず、海モノはいい食材を仕入れてくれてますので、いつも納得のお造里なのです。)


つづきます、、、

使われた食材は50種以上ですが、やさしい味付けのものばかりなので、まだまだいける!(笑)