☆道なきジャングルの先に「ゴリラ」
今日は朝5時半からゴリラツアーへ。今回のアフリカの目玉の一つです、
予約はなんでも2年前から埋まっているらしい^_^そして高額(スイスガイ達は高くてこのツアーを諦めたそうです、残念)
私たちは昨日と今日の二班に分かれ行くことになりました。私は後半組。昨日の人たちはとっても楽しそうにゴリラに会った話をしていました。ゴリラに会った時間は1時間弱だったそうです。何でもいいから会いたい。しかし条件によっては見られないこともあると事前説明を受けたので、心配しながら行きました。
レンジャー事務所で注意事項を聞き、前と後ろにライフルを持った隊員がつきます。これは途中で象に襲われたときの対策だそうです。
まずは集団で少し急な山道を進みます。そして先発の隊員がゴリラの人付けされたグループを見つけてトランシーバーで連絡してきました。ここからは急に道なき森の中に突っ込んで行きます。蔦を掴み、地面を這い、崖を登り、滝を渡りながら、まるで昔見た川口探検隊のようです。藪なんていうものではありません、本当のジャングルです。
全身泥まみれで登ること一時間、突然ゴリラが目の前に現れびっくり、それからは2時間半ゴリラ、ゴリラ、ゴリラでした。凄すぎ^_^。自然保護のためこちらから2mいないに近づいてはいけません。子供のゴリラが来ても手を出してはいけません。それほど近く見みえました。しかし親のゴリラは悠然としてこちらを眺めています。人間がゴリラを見に行ったのではなくて、ゴリラが人間を観察しているようでした。なんてゴリラの顔は哲学的なんでしょうか。
ここでもアメリカ人は途中、靴裏ははがれても、楽しそうに靴下で歩いていました。本当に楽しんでいますね。
☆マラリアはすぐそこ?
アフリカで一番怖いのはマラリア。日本でマラリアのクスリをお願いすると、最高12錠しかくれない。(週一錠)その内一錠は感染地帯に行く前に飲み、二錠目から予防効果が出てくる。そしてさらに危険地区を離れて後も4週間(4錠)は飲み続けなくはならない。と、言うことは、残り7錠分つまり35日分の処方となる。
私の場合全く足りないので医師に相談したところ「マラリアは高熱が出るから、出たら直ぐ病院に行きなさい。その病院に運ばれる日数分だけ飲みなさい」言われそんなもんだと信じていました。
ところがあのスイスガイが毎朝錠剤を飲んでいるので、なんだと聞いたら、マラリア予防薬だと。その日の夕食の時に他の皆んなに聞いたら、当たり前と言った顔で!全員「飲んでいる」(泣)(マラリア薬は毎日飲むのと週一飲むのと二種類あり)
スイスガイの年長のジョナサンに聞くとマラリア薬飲んでいてもウガンダでマラリアに二回かかったと言う!「マラリア薬を飲んでいたから軽かったよ。一回目は5日の入院、二回目は3日で済んだよ(笑)」これ聞いて慌てて日数計算して先週から飲み始めて今日で二回目、つまり今日から効いていることに。一番危険なウガンダのゴリラツアーは昨日終わった。さて今は潜伏期間(蚊に刺されて1週間から4週間)なのか?無事なのか?ドキドキしながら旅を続けました。