さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

穂孕んだ(ほばらんだ)稲田の緑遠くまで

2019-08-01 | 日記


 

驚いたことに早生田の稲はもう出穂していました。




ふと思う 「お米は八十八日手数をかけて育てるから米」

まことしやかな言い伝えです。そして私のような老体は一粒のご飯だって無駄にはしません。子どもの頃から教えられ躾けられてきた生きるための基本のモラルですから。

暑い太陽を背にお湯のような水田の中を這いつくばって除草をし、鎌をつかって稲を刈り取り、足踏みの脱穀機で稲束から籾を落とした私達世代の老体には誠に腑に落ちる言い伝えモラルなんですよ。老体どうしこんなことを話しあう顔はほんとに生き生きしているんです。

こんなにりっぱにたくましく穂孕んでる稲株を見ると私などもう暑さを忘れてもう嬉しくなってしまうんです。老体のつぶやきお笑いください。