2014年5月、高寺山登山道の杉林の中で撮りました
華やかではありませんけどひっそりと明るく咲いている姿が私は好きなんです。花の形が船の碇に似ているのでイカリソウというんだあそうですね。
私がまだ30歳台だった頃私を可愛がってくれてる中年の先輩の男の方がおりました。ある日「さんたろうおまえは山が好きだからイカリソウのあるところを知っているだろう、薬草にしたいんだ採ってきてくれないか」と頼まれましたので休日の山の尾根道の散策の帰り道一束採ってきて渡したら大変に 喜ばれました。
あとでで分かったんですけどイカリソウは元気の出る薬草として 用いられているんだそうですね。私はサプリメントや草根木皮のたぐいは信頼しない方なんです、「碇草」を「怒草」と読み間違えているんじゃなかろうかとおかしくなりました。楚々として咲くイカリソウの花が笑っています。