とある設計事務所のスタッフダイアリー

兵庫の輸入住宅建築設計事務所・セルビーハウジングのスタッフがふと感じたこと、つぶやきを日記にしてみました。

播磨屋本店を訪ねて。

2008-11-09 08:51:03 | お店紹介シリーズ
ご無沙汰しております。です。

私は毎年、秋になると家族で出石に一日旅行に出かけます

もちろん一番の目的はおいしいお蕎麦です。

特に末娘は山芋と卵の入ったつゆに本わさびを入れ、小皿に盛られたお蕎麦を一気

に食す。これが最高の幸せの様です


お蕎麦だけでなく、何時行っても出石はとっても良い所です。とっても気持ちが癒

されます

さてさて、出石の紹介は何年か前にこのブログでご紹介しましたので、今回はこの

くらいにさせていただき本編に参ります。


出石から姫路への帰り道に生野町があります。その生野町の国道312号線から播但有

料道路入り口近くに播磨屋本店が周りの景色に溶け込むように建っています。

いつも気になりながら素通りするのですが、この日は時間も有ったので立ち寄るこ

とにしました。


駐車場から見た播磨屋です。大きな茅葺き屋根に曲線のアクセントがすばらしいで

す。

播磨屋と言ってますがみなさんは何のお店かご存知ですよね??

「はりま焼」や「朝日あげ」などのおかきで有名なあの播磨屋さんです。


駐車場から塀沿いに歩いて行くと門があり、その反対側に水車小屋があります。

苔むしてとっても雰囲気のある水車小屋です。


門をくぐり本宅へ向かいます。私はこの中できっとおかきを販売していると思って

ました。






焼き物を敷き詰めたようなアプローチの先に玄関らしくない入り口が有り、中に入

るとびっくり。たくさんの人が座って食事をしている。大きないろりもあり、それ

を取り囲んで楽しそうに談笑している人たち。

え~ここはレストラン?? さっき出石でたらふくお蕎麦を食べてきた私たちは

ここには入れないのかと思わず後ずさりしてしまいました。

お店の方が近寄ってきて席に案内して下さいました。私はもう食べれないと思いながら

メニューを眺めると抹茶セットといった物が有り全員それを注文しました。

おなかもふところもホっとした瞬間でした

やっと落ち着き室内を見渡します。


いろりに吹き抜け、重厚な小屋組み、そしてあたかも外部にいるのかと思うほど開

放感のある間仕切り、何枚もの建具の溝の入った鴨居の外に太い丸太の垂木に支え

られた深い軒先が力強く、とっても美しく造られています。


家具なども、古いふとん箪笥などを配し、スポット的な暗く抑えられた照明が落ち

着いた雰囲気をかもし出していました。

なかなかやるな!と思いながら、予期していなかった良い物を拝見させて頂き、と

っても満足の一日旅行になりました。ありがとうございました。


追伸、この建物は昭和63年度の日本建築業協会賞特別賞に選ばれた建物です。因み

にその特別賞2作品の内のもう一方は、東京ドームと言うことです。

播磨屋さんの社長の理念はとってもすばらしいですよ。興味のある方は播磨屋さん

のホームページをごらん下さい。    →播磨屋本店HP




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