本当にあった‥

　「本当にあった切腹ショー」という一連の体験談シリーズをもとに描いた過去絵。体験談の中でも19歳のボディビルダーの青年（童貞）が10人程度の観客の前で腹を切るという話が好きだった。
　体験談シリーズの共通点はいくつかある。まずムキムキの青年が少人数の観衆の見守る中、縦に腹を切り内臓を引き出すということ。舞台は人気のない田舎の廃屋などで、たいてい切腹ショーを仕切る人間がいるということ。観衆の中には常連もいるが、体験談の語り手はそうではなく初めて参加した人ばかり（常連がいるということは複数回ショーが行われているということだ）。そして、切腹する人間は強制されているわけでも錯乱しているわけでもなく、自分の意思で冷静に腹を切って死んでいる。
　以前流行った「本当にあった○○話」の中の一つのようでもあり、よくある都市伝説っぽい感じもする。しかし自分は世の中の裏の裏まで知ってるわけではないので、真偽は語らないことにする。

　これは初めてフォトショップを使って描いた切腹絵だ。たしか血とか内臓の質感にこだわって彩色に物凄い時間がかかった。フォトショップの使い方がいまいちよく分かってなくて、もとの画像よりかなり劣化したものしか残ってない。せめてもっと大きいサイズで残しておけばよかったな‥。

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20代・１７位△　　イラスト・５０位△

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