先日出張で訪れたカリフォルニアで見聞きしたカヤック事情あれこれを、ちょっとだけ紹介。
***
休日に、一人でバスを乗り継いで訪れた”REI”。
そこで手に入れたのが、この雑誌。
CANOE KAYAK 、 $6.99
雑誌を開いてみると、シーカヤックやダウンリバーの記事もあるのだが、インフレータブルカヤックやパックラフトでの旅の記事や製品レビュー、フィッシング用オープンデッキカヤックやSUPの広告などが並んでおり、米国での最近のカヤック事情が、この雑誌全体を通じて伝わってくる。
そういえば20年位前には、”SEA KAYAKER”って雑誌を、FAXで注文して定期購読していた時期があった事を思い出す。
シーカヤック文化が日本に伝わってまだ間もなかった当時、日本にはムック本的な初心者向けの本や雑誌ばかりであったのだが、米国から送られてくる”SEA KAYAKER”には、ディープな旅の記事や、流体の中での抵抗の計測結果まで含めたシーカヤックのレビューなどが載っており、そのレベルの違いに愕然とした事を覚えている。
***
話はそれるが、今回の出張中の休日には、初めてとなる独りでのバス移動を経験した。
土曜日が完全フリーだったので、REIとハンティントンビーチを訪問したくて計画したもの。
しかしながら実際にバス停に行ってみると、地名ではなく番号しか記載されていなかったので、最初は人に聞いたり、到着したバスの運転手さんに訪ねたりしながら、なんとかREIまでたどり着く事ができた。
またバスの中では、米国であるにもかかわらず、飛び交う言葉はスペイン語。
バスの運転手さんも、とても親切な人から、地図を示しながら聞いても『俺は英語が読めないんだ。 言葉でしゃべって聞いてくれ』という運転手さんまで様々であった。
いつもの”あるくみるきく”を米国でも実践し、バスの中での人々の様子を観察しながら不安半分・興味半分のローカルなバス旅はとても興味深いものであったし、これによってカリフォルニアの別の面を皮膚感覚として実感できたと思っている。
クルマなら20-30分程度のハンティントンビーチまで、バスでは片道3路線を乗り継ぎ、約2時間の旅となった。
いやあ、それにしても本当に良い経験ができたなあ。
***
REIで購入したのは、家族用のTシャツ&エコバッグと、自分用のお土産。
前から欲しかった、アウトドアリサーチ社のビヴィサック。
そして、パラコードを使ったアクセサリーと、折りたたみ式の水筒。 そして先ほどの雑誌。
折りたたみ式の水筒は、
こんな感じ。
また、街では”BACKPACKER"という雑誌も購入。
今回は、”EDITOR'S CHOICE AWARD”特集であり、様々な最新ギアが紹介されていた。
***
次に紹介するのは、カリフォルニアで偶然見つけたカヤックショップ。
『SOUTH WIND (サウスウインド)』
店に入って挨拶し、日本から来た事を伝えて店内をしばし見学させていただいた。
『日本の瀬戸内海で、シーカヤックをやっているんです。 もう、かれこれ23年くらい漕いでるんですよ』 『そうかい。 日本からようこそ。 向こうではどんな遊びをしているんだい?』
『瀬戸内海には、数百の島があるんです。 だから俺はアイランドホッピングが一番好きですね』 『日帰りかい?』
『時々日帰りのツーリングもしますが、好きなのはテントやシュラフを積んで島を巡る旅です。 渡った島で、独りビーチに座り、夕日を眺めながらビールを飲む。 それが最高なんですよ』 『うん、それは良いねえ!』
『カリフォルニアではどうなんですか?』 『この辺り、南カリフォルニアでは日帰りツーリングがメインだよ。 北の方に行くと、キャンプツーリングもしているけどね』
『この店には、フィッシング用のカヤックが多いですが』 『うん、最近はこういうのが多いんだ。 シーカヤックは、奥の方に置いてあるよ』
『前に友人から、米国でもディープなシーカヤッカーは減って、手軽なファンカヤックや日帰りツーリング、フィッシングが増えていると聞きました』 『そう、その通りだ。 ディープなシーカヤッカーは年寄りばかりになっているよ』
俺は笑いながら、『日本と一緒ですね!』
『それにしても、いいお店ですね。 今日はどうもありがとうございました』 『ええ、では気をつけて』
以上、拙いながらも、もちろん英語での会話。 それにしても、本当にいい店、そして良いご主人であった。
国は違っても、やはり同じシーカヤッカーの匂いがしたなあ! 今度はプライベートで訪れて、ツアーに参加してみたいものである。
***
休日の新聞広告にカヤックが掲載されているくらいだから、結構需要があるのだろう。
さすが、カリフォルニア!
また、最後に訪れたサンディエゴでは、ショートクルーズの途中、
湾内で、
漕ぎを楽しんでいるタンデムカヤックを発見!
***
次回は是非プライベートで訪問し、カリフォルニアの青い空の下、ツーリングを通じてシーカヤック文化を肌感覚として理解したいものである。
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休日に、一人でバスを乗り継いで訪れた”REI”。
そこで手に入れたのが、この雑誌。
CANOE KAYAK 、 $6.99
雑誌を開いてみると、シーカヤックやダウンリバーの記事もあるのだが、インフレータブルカヤックやパックラフトでの旅の記事や製品レビュー、フィッシング用オープンデッキカヤックやSUPの広告などが並んでおり、米国での最近のカヤック事情が、この雑誌全体を通じて伝わってくる。
そういえば20年位前には、”SEA KAYAKER”って雑誌を、FAXで注文して定期購読していた時期があった事を思い出す。
シーカヤック文化が日本に伝わってまだ間もなかった当時、日本にはムック本的な初心者向けの本や雑誌ばかりであったのだが、米国から送られてくる”SEA KAYAKER”には、ディープな旅の記事や、流体の中での抵抗の計測結果まで含めたシーカヤックのレビューなどが載っており、そのレベルの違いに愕然とした事を覚えている。
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話はそれるが、今回の出張中の休日には、初めてとなる独りでのバス移動を経験した。
土曜日が完全フリーだったので、REIとハンティントンビーチを訪問したくて計画したもの。
しかしながら実際にバス停に行ってみると、地名ではなく番号しか記載されていなかったので、最初は人に聞いたり、到着したバスの運転手さんに訪ねたりしながら、なんとかREIまでたどり着く事ができた。
またバスの中では、米国であるにもかかわらず、飛び交う言葉はスペイン語。
バスの運転手さんも、とても親切な人から、地図を示しながら聞いても『俺は英語が読めないんだ。 言葉でしゃべって聞いてくれ』という運転手さんまで様々であった。
いつもの”あるくみるきく”を米国でも実践し、バスの中での人々の様子を観察しながら不安半分・興味半分のローカルなバス旅はとても興味深いものであったし、これによってカリフォルニアの別の面を皮膚感覚として実感できたと思っている。
クルマなら20-30分程度のハンティントンビーチまで、バスでは片道3路線を乗り継ぎ、約2時間の旅となった。
いやあ、それにしても本当に良い経験ができたなあ。
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REIで購入したのは、家族用のTシャツ&エコバッグと、自分用のお土産。
前から欲しかった、アウトドアリサーチ社のビヴィサック。
そして、パラコードを使ったアクセサリーと、折りたたみ式の水筒。 そして先ほどの雑誌。
折りたたみ式の水筒は、
こんな感じ。
また、街では”BACKPACKER"という雑誌も購入。
今回は、”EDITOR'S CHOICE AWARD”特集であり、様々な最新ギアが紹介されていた。
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次に紹介するのは、カリフォルニアで偶然見つけたカヤックショップ。
『SOUTH WIND (サウスウインド)』
店に入って挨拶し、日本から来た事を伝えて店内をしばし見学させていただいた。
『日本の瀬戸内海で、シーカヤックをやっているんです。 もう、かれこれ23年くらい漕いでるんですよ』 『そうかい。 日本からようこそ。 向こうではどんな遊びをしているんだい?』
『瀬戸内海には、数百の島があるんです。 だから俺はアイランドホッピングが一番好きですね』 『日帰りかい?』
『時々日帰りのツーリングもしますが、好きなのはテントやシュラフを積んで島を巡る旅です。 渡った島で、独りビーチに座り、夕日を眺めながらビールを飲む。 それが最高なんですよ』 『うん、それは良いねえ!』
『カリフォルニアではどうなんですか?』 『この辺り、南カリフォルニアでは日帰りツーリングがメインだよ。 北の方に行くと、キャンプツーリングもしているけどね』
『この店には、フィッシング用のカヤックが多いですが』 『うん、最近はこういうのが多いんだ。 シーカヤックは、奥の方に置いてあるよ』
『前に友人から、米国でもディープなシーカヤッカーは減って、手軽なファンカヤックや日帰りツーリング、フィッシングが増えていると聞きました』 『そう、その通りだ。 ディープなシーカヤッカーは年寄りばかりになっているよ』
俺は笑いながら、『日本と一緒ですね!』
『それにしても、いいお店ですね。 今日はどうもありがとうございました』 『ええ、では気をつけて』
以上、拙いながらも、もちろん英語での会話。 それにしても、本当にいい店、そして良いご主人であった。
国は違っても、やはり同じシーカヤッカーの匂いがしたなあ! 今度はプライベートで訪れて、ツアーに参加してみたいものである。
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休日の新聞広告にカヤックが掲載されているくらいだから、結構需要があるのだろう。
さすが、カリフォルニア!
また、最後に訪れたサンディエゴでは、ショートクルーズの途中、
湾内で、
漕ぎを楽しんでいるタンデムカヤックを発見!
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次回は是非プライベートで訪問し、カリフォルニアの青い空の下、ツーリングを通じてシーカヤック文化を肌感覚として理解したいものである。
これで3回目となる海外出張は米国。
前回はカリフォルニアのオレンジカウンティとサンフランシスコだけだったが、今回はサンディエゴ、ダラス、オレンジカウンティ、サンディエゴで約2週間の出張であった。
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仕事も順調で、初めてオフとなる土日を含めた海外出張は、とても充実したものであった。
さて、来週はどこ行こう?
前回はカリフォルニアのオレンジカウンティとサンフランシスコだけだったが、今回はサンディエゴ、ダラス、オレンジカウンティ、サンディエゴで約2週間の出張であった。
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仕事も順調で、初めてオフとなる土日を含めた海外出張は、とても充実したものであった。
さて、来週はどこ行こう?