2017年6月17日(土) このところ続いている、50代半ばも近い中年サラリーマンにはハードな日帰り東京出張から帰った翌日、朝6時に家を出て北へと向かう。
この週末は、土曜日は東風が強いものの、日曜日は穏やかな予報なので、島根半島が漕げそうだということでキャンプツーリングに出かけたのである。
先日は周防大島へ行き、その後はとびしま海道。 はたまた先週はバイクで南の松山へ。 今週はシーカヤック&バイクで北の島根半島へ。
まさに、今日は東へ明日は西へ、風の吹くまま気の向くままの旅暮らしを、週末だけではあるが楽しんでいる。
***
10万キロが目の前のアテンザワゴンは快調に走り、お気に入りの小波海水浴場へ到着。
予報通り東風が強く、今日は自転車に決定。
まずはテントを張り、テントが飛ばないようにキャンプ道具のセットを重しとしてテント内に設置すると、自転車を下ろす。
***
ヘルメットを冠り、グローブを装着すると、出発である。
まずは隣の集落である野波へ。
集落の端にある、日御碕神社に参拝。 『今回の旅の安全をお願い致します』
自転車は、先週末にバイク用の洗剤で洗ったので、20年近く使ってきたとはいえ、久しぶりにピカピカである。
***
野波を過ぎると、チェリーロードへ進路をとる。
ここは、春の季節は桜が美しい海沿いの山道。
途中の看板をチェックし、昭和36年までは、加賀と野波との間を結ぶ定期船があったということを初めて知った。
そうか、昔はこのチェリーロードでさえ開通していなかったのだなあ、と思い知らされる。
俺が産まれる数年前まで、野波や小波は隔絶された地域だったようである。
***
峠を抜けると、快適な下り坂。
今は、紫陽花の季節。
海沿いの道にちょっと寄り道。
良い雰囲気の小さな社を発見。
その付近の地面を見ると、サザエのフタとなる貝殻でいっぱいであった。
近くの畑では、海藻が肥料として活用されていた。
うん、まだまだ海の近くでは、昔からの伝統が息づいているのだなあ。
***
もう少し西に進み、柱島へと向かう。
前から気になっていた柱島。
キャンプもできるといことだが、どんな場所なのだろうか? 楽しみだ。
柱島の浜では、子供達を海遊びさせるイベントが行われていた。
これから海遊びには最適な季節。 安全な海の遊び方を、子供達に是非伝えていっていただきたいものである。
***
自転車を漕いで小波まで戻ると、車に乗って買い出しへ。
いつも訪れるお気に入りのパン屋さん。
お昼ご飯用のパンと明日の朝食用のパンを買い、隣のスーパーで食材を買い込んで、浜に戻る。
途中、加賀付近で海を見ると、風裏で比較的穏やかな雰囲気
『おお、これは漕げるんじゃあないか!』
急遽、キャンプ地で昼からビールという予定を変更し、シーカヤックを漕ぎ出す準備。
今日は、なんといつもの防水デジカメを家に忘れてきた。
昨日の東京日帰り出張で、家に帰ってから夜中にキャンプの準備をしたので、ど忘れしたようである。
買ってきたパンを食べ、お茶を飲んで出発準備完了!
ベーコンとチーズがとても美味しいパンだったので、ビールが飲めなかったのは残念だが、自転車を漕いで更にシーカヤックを漕ぐことができるのは、やはりとても嬉しい。
せっかく日本海まで来た甲斐があるというものである。
***
と言う訳で、今日の写真はすべてiPhoneによる撮影。
***
PFDの胸ポケットにiPhoneを入れ、撮影時には手をタオルで拭いてから慎重にiPhoneを取り出し、撮影するのである。
iPhoneは決してカメラとして持ちやすい形状ではなく、防水でもないので、落としたら一貫の終わりという緊張感。
今日は東風がかなり強いのだが、このエリアは風裏となっており、安心してツーリングが楽しめる。
***
この辺りは、海の青さも際立つなか、狭い海域に小さな島がいくつも点在する絶好のシーカヤックお散歩エリア。
風はあるものの、いい感じでパドリングが楽しめる今日の天気。
さすがに各小島の北側は荒れ気味なので、波の様子を観察しながらコースを修正しながら漕ぎ進む。
***
せっかくなので、午前中に自転車で訪問した柱島の湾内にも入ってみることに。
湾を横切り、加賀の潜戸の近くへ。
そこからUターンして、出発した浜に漕ぎ戻った。
今日は、シーカヤックは諦めていたのだが、こんなにたっぷりと漕ぐことができラッキーであった!
***
キャンプ地に戻り、少し遅めの昼ご飯。
今日は、島根で買い出しをするといつも買い込む出雲そば。
梅雨の晴れ間の美しい海を眺めながら、ビールを飲み、蕎麦を食べる。
最高のひと時である。 リフレッシュできるなあ!
***
夕方になると、晩御飯の準備。
まずは、広島ではほとんど食べることはない、ヒラマサとトビウオの刺身。
これまた美味しい銀河高原ビールをグビリ。
夕日を眺めながら、メインの焼きそばを調理する。
***
少し浜を散策し、パノラマ写真も撮ってみる。
iPhoneらしい楽しい写真タイムである。
***
ここからは夕日堪能タイム。
エビスビールを飲みながら、日本海に沈む夕日をただただ眺めるという、至福のひと時。
今日は、雲に隠れることなく、完璧なサンセットであった。
***
翌朝、5時前に目が覚めた。
外は予報通り風はないようである。
テントから這い出し、荷物を片付け、テントを畳む。
駐車場には、タンデムのシットオントップカヤックが。
挨拶すると、一人の方から『ブログの方ですか?』と声を掛けられた。
『はい』 『瀬戸内シーカヤック日記ですよね』 『ええ、見ていただいているんですか。 お恥ずかしい限りです』
釣り竿とクーラーボックスを積み込まれていたので、『何が釣れるんですか?』と伺うと、
『いいえ、釣りはメインじゃないんです。 穴を見に行こうかと思って』
『じゃあ、多古の7つ穴ですか。 お気をつけて』
様々な場所で、『ブログの方ですか?』と声を掛けて頂くことが時々ある。
ありがたいことだ。
***
少し雲が多いが、今日も漕げそうなので、昨日の浜へと移動。
朝食はまだだが、せっかくだから海の上で朝ごはんといこうか!
今日は雲が多いので、良い写真は期待できないと思い、防水ではないiPhoneは車に置いていくことにした。
久しぶりに、写真を撮らないシーカヤックツーリング。
のんびりまったりと、島根半島らしい断崖絶壁の横を、瀬戸内とは違ううねりを感じながら漕ぎ進む。
お腹がすくと、穏やかなエリアでシーカヤックを止め、景色を眺めながらコーヒーとパンの朝食。
『うん、なかなか良い朝じゃあないか!』
***
岩場に居られたおじいさんに、『こんにちは』と声をかけると、どこから声がしたのかとキョロキョロと岩場の上の方を見られたが、
誰もいないので海の方を見ると俺が目に入ったようで、『こんにちは』と挨拶を返していただいた。
手に、釜のようなものを持っておられたので、『何が採れるんですか?』と聞くと、手に持っている細長い海藻のようなものを指差して、『ウミゾウメン』との事。
見た目は、何かモズクっぽい感じである。
漕ぎ戻ってきて、防波堤の上から釣りをしておられる方に、『何が釣れるんですか?』
『グレです。 でもまだ釣れてないんですけ、予定ではグレが釣れるはずなんです』と苦笑い。
『それは楽しみですね』
穏やかな日本海の日曜日。
人それぞれの楽しみがあるようだ。
***
旅から旅への風来坊を楽しむ、生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
この週末は、土曜日は東風が強いものの、日曜日は穏やかな予報なので、島根半島が漕げそうだということでキャンプツーリングに出かけたのである。
先日は周防大島へ行き、その後はとびしま海道。 はたまた先週はバイクで南の松山へ。 今週はシーカヤック&バイクで北の島根半島へ。
まさに、今日は東へ明日は西へ、風の吹くまま気の向くままの旅暮らしを、週末だけではあるが楽しんでいる。
***
10万キロが目の前のアテンザワゴンは快調に走り、お気に入りの小波海水浴場へ到着。
予報通り東風が強く、今日は自転車に決定。
まずはテントを張り、テントが飛ばないようにキャンプ道具のセットを重しとしてテント内に設置すると、自転車を下ろす。
***
ヘルメットを冠り、グローブを装着すると、出発である。
まずは隣の集落である野波へ。
集落の端にある、日御碕神社に参拝。 『今回の旅の安全をお願い致します』
自転車は、先週末にバイク用の洗剤で洗ったので、20年近く使ってきたとはいえ、久しぶりにピカピカである。
***
野波を過ぎると、チェリーロードへ進路をとる。
ここは、春の季節は桜が美しい海沿いの山道。
途中の看板をチェックし、昭和36年までは、加賀と野波との間を結ぶ定期船があったということを初めて知った。
そうか、昔はこのチェリーロードでさえ開通していなかったのだなあ、と思い知らされる。
俺が産まれる数年前まで、野波や小波は隔絶された地域だったようである。
***
峠を抜けると、快適な下り坂。
今は、紫陽花の季節。
海沿いの道にちょっと寄り道。
良い雰囲気の小さな社を発見。
その付近の地面を見ると、サザエのフタとなる貝殻でいっぱいであった。
近くの畑では、海藻が肥料として活用されていた。
うん、まだまだ海の近くでは、昔からの伝統が息づいているのだなあ。
***
もう少し西に進み、柱島へと向かう。
前から気になっていた柱島。
キャンプもできるといことだが、どんな場所なのだろうか? 楽しみだ。
柱島の浜では、子供達を海遊びさせるイベントが行われていた。
これから海遊びには最適な季節。 安全な海の遊び方を、子供達に是非伝えていっていただきたいものである。
***
自転車を漕いで小波まで戻ると、車に乗って買い出しへ。
いつも訪れるお気に入りのパン屋さん。
お昼ご飯用のパンと明日の朝食用のパンを買い、隣のスーパーで食材を買い込んで、浜に戻る。
途中、加賀付近で海を見ると、風裏で比較的穏やかな雰囲気
『おお、これは漕げるんじゃあないか!』
急遽、キャンプ地で昼からビールという予定を変更し、シーカヤックを漕ぎ出す準備。
今日は、なんといつもの防水デジカメを家に忘れてきた。
昨日の東京日帰り出張で、家に帰ってから夜中にキャンプの準備をしたので、ど忘れしたようである。
買ってきたパンを食べ、お茶を飲んで出発準備完了!
ベーコンとチーズがとても美味しいパンだったので、ビールが飲めなかったのは残念だが、自転車を漕いで更にシーカヤックを漕ぐことができるのは、やはりとても嬉しい。
せっかく日本海まで来た甲斐があるというものである。
***
と言う訳で、今日の写真はすべてiPhoneによる撮影。
***
PFDの胸ポケットにiPhoneを入れ、撮影時には手をタオルで拭いてから慎重にiPhoneを取り出し、撮影するのである。
iPhoneは決してカメラとして持ちやすい形状ではなく、防水でもないので、落としたら一貫の終わりという緊張感。
今日は東風がかなり強いのだが、このエリアは風裏となっており、安心してツーリングが楽しめる。
***
この辺りは、海の青さも際立つなか、狭い海域に小さな島がいくつも点在する絶好のシーカヤックお散歩エリア。
風はあるものの、いい感じでパドリングが楽しめる今日の天気。
さすがに各小島の北側は荒れ気味なので、波の様子を観察しながらコースを修正しながら漕ぎ進む。
***
せっかくなので、午前中に自転車で訪問した柱島の湾内にも入ってみることに。
湾を横切り、加賀の潜戸の近くへ。
そこからUターンして、出発した浜に漕ぎ戻った。
今日は、シーカヤックは諦めていたのだが、こんなにたっぷりと漕ぐことができラッキーであった!
***
キャンプ地に戻り、少し遅めの昼ご飯。
今日は、島根で買い出しをするといつも買い込む出雲そば。
梅雨の晴れ間の美しい海を眺めながら、ビールを飲み、蕎麦を食べる。
最高のひと時である。 リフレッシュできるなあ!
***
夕方になると、晩御飯の準備。
まずは、広島ではほとんど食べることはない、ヒラマサとトビウオの刺身。
これまた美味しい銀河高原ビールをグビリ。
夕日を眺めながら、メインの焼きそばを調理する。
***
少し浜を散策し、パノラマ写真も撮ってみる。
iPhoneらしい楽しい写真タイムである。
***
ここからは夕日堪能タイム。
エビスビールを飲みながら、日本海に沈む夕日をただただ眺めるという、至福のひと時。
今日は、雲に隠れることなく、完璧なサンセットであった。
***
翌朝、5時前に目が覚めた。
外は予報通り風はないようである。
テントから這い出し、荷物を片付け、テントを畳む。
駐車場には、タンデムのシットオントップカヤックが。
挨拶すると、一人の方から『ブログの方ですか?』と声を掛けられた。
『はい』 『瀬戸内シーカヤック日記ですよね』 『ええ、見ていただいているんですか。 お恥ずかしい限りです』
釣り竿とクーラーボックスを積み込まれていたので、『何が釣れるんですか?』と伺うと、
『いいえ、釣りはメインじゃないんです。 穴を見に行こうかと思って』
『じゃあ、多古の7つ穴ですか。 お気をつけて』
様々な場所で、『ブログの方ですか?』と声を掛けて頂くことが時々ある。
ありがたいことだ。
***
少し雲が多いが、今日も漕げそうなので、昨日の浜へと移動。
朝食はまだだが、せっかくだから海の上で朝ごはんといこうか!
今日は雲が多いので、良い写真は期待できないと思い、防水ではないiPhoneは車に置いていくことにした。
久しぶりに、写真を撮らないシーカヤックツーリング。
のんびりまったりと、島根半島らしい断崖絶壁の横を、瀬戸内とは違ううねりを感じながら漕ぎ進む。
お腹がすくと、穏やかなエリアでシーカヤックを止め、景色を眺めながらコーヒーとパンの朝食。
『うん、なかなか良い朝じゃあないか!』
***
岩場に居られたおじいさんに、『こんにちは』と声をかけると、どこから声がしたのかとキョロキョロと岩場の上の方を見られたが、
誰もいないので海の方を見ると俺が目に入ったようで、『こんにちは』と挨拶を返していただいた。
手に、釜のようなものを持っておられたので、『何が採れるんですか?』と聞くと、手に持っている細長い海藻のようなものを指差して、『ウミゾウメン』との事。
見た目は、何かモズクっぽい感じである。
漕ぎ戻ってきて、防波堤の上から釣りをしておられる方に、『何が釣れるんですか?』
『グレです。 でもまだ釣れてないんですけ、予定ではグレが釣れるはずなんです』と苦笑い。
『それは楽しみですね』
穏やかな日本海の日曜日。
人それぞれの楽しみがあるようだ。
***
旅から旅への風来坊を楽しむ、生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
この週末は、天気こそ晴れだが風が強い予報。
シーカヤックは難しそうだし、自転車でのキャンプも風が強いと面倒だ。 はてさて。。。
じゃあ久し振りにバイクで一泊二日のツーリングを企画しようとネットをチェックしていると、松山のホテルで宿泊とビアガーデンがセットになったプランを発見!
ビールが何よりの大好物である俺にはぴったりのプランではないか。
これで今回のプランは決定!!! 楽しみである。
***
2017年6月9日(金) 今回はキャンプではないので、着替えの下着と若干の荷物のみの簡単装備なので準備はあっという間に完了。
『じゃあ行ってくるよ』
空は晴れて、絶好のバイクツーリング日和。
愛車のYB125SPで、とびしま海道をトコトコと走る。
単気筒の125ccなので、ぜんぜんパワフルではないのだが、バランサーの効果もあって走りはとてもジェントルであり、海沿いの道をのんびり流して走るには丁度良い相棒である。
***
フェリー乗り場がある岡村島に到着。
今治行きのフェリーに乗り込み、海を眺めながら本を開いてしばしの船旅を楽しむ。
***
少し雲が出てきたが、今日も芸予ブルーが美しい。
海の蒼とフェリーの白い航跡、空の青と白い雲。
これらのミックスとコントラストがなんとも言えない雰囲気を醸し出している。
この航路での最大の見せ場。
橋の下をくぐる時の景色は、毎回楽しみである。
***
約1時間半ほど船に揺られ、今治港に到着。
まずは、港近くにある『かねと食堂』さんへ。
今治では、ここがお気に入りの食堂。
今日は、初めて試す『カレー中華そば』
カレー味の出汁が美味しく、汁まで完食してしまった。
『ご馳走様でした』
***
ここからは、松山まで山越えルート。
約1時間半ほどで、高浜に到着。
ここから、目の前にある離島、興居島に渡ってみるつもり。
***
しばらく待っていると、フェリーが到着。
想像していたよりも大型のフェリーだったので驚いた。
隣には、中島行きのフェリーも接岸してきた。
次回はゆっくりとしたプランを組み、中島へも渡ってみたいものである。
***
夏目漱石の坊ちゃんに出てくる『ターナー島』
フェリーは美しい景色の中を興居島に渡る。
時間はわずか15分ほど。
興居島に到着すると、バイクで海沿いの道を北上。
北端からは、西に進路をとって山道へ。
アップダウンのあるワインディングをのんびりと走り、景色を楽しむ。
ここは、自転車で走っても楽しめそうだ。
帰りのフェリーでは、ドーナツとコーヒーでしばし休憩。
***
今日の宿は、ホテルクラウンプラザ松山。
チェックインすると、部屋に荷物を置き、再びフロントへ。
『ここは、貸自転車はありますか?』 『はい、ありますよ』
『道後温泉までは、どれくらいかかりますか?』 『だいたい20分くらいでしょうか』
フロントに用意してあった地図をもらい、貸自転車で道後温泉へと向かう。
松山市内は、歩道と車道の間にしっかりと自転車の走行帯が設置してあり、自転車には走りやすくてグッドな街である。
***
道後温泉に到着。
1時間ほど、のんびりとお風呂を楽しんだ。
商店街では、期間限定というレモン母恵夢を発見し、妻へのお土産として購入。
***
ホテルに戻り、6時からはビアガーデンで夕食。
まずは、冷え冷えのビール。
『いただきます!』 グビ、グビ、グビリ。 『プハーッ、旨い』
海を眺めながら浜辺で飲む缶ビールも美味いのだが、やはり生ビールは最高だ!
***
ビールを飲み、景色を眺め、簡単な食事を摂る。
まだシーズン前だからか人も少なく、明るく親切なスタッフの方々のサービスも最高で、静かに美味しいビールをたっぷりと堪能することができた。
『ご馳走様でした』
これは良いプランだなあ。 また来よう。
***
翌朝は、ホテルで朝食を摂るとバイクで出発。
今日の午前中は、鈍川温泉でのんびりとお湯に浸かる予定であり、再び今治までの山越えルートを走る。
実は昨日このルートを走った時に、路面に縦溝がつけられている箇所がいくつもあり、そこではバイクの安定性が悪くなり危険を感じたのであまり走りたくなかったのだが、鈍川温泉に行くには最短ルートなので仕方なく走ることにしたのである。
この縦溝はバイクに乗っているとスピードを出していなくてもハンドルをとられる感じで安定性が低下し、本当に不安を感じるので、次回はこのルートは避けて海沿いルートにしようと思う。
***
鈍川温泉ホテルに到着。
お気に入りの鈍川温泉のアルカリ泉を、1時間ほど、体を伸ばしてのんびりまったり楽しんだ。
『ああ、いいお湯だったなあ』
***
今治港にバイクを置くと、商店街を歩く。
今日のお昼ご飯も、かねと食堂さんへ。
今日は、カツライス。
揚げたてのカツに、デミグラスソースがたっぷりとかけられ、サラダと福神漬けも供される。
『ご馳走様でした』
***
今治港から、再びフェリー。
今日は風が強く、フェリーは揺れながら岡村島へと向かった。
久しぶりに道後温泉を訪れ、興居島へも渡り、鈍川温泉もたっぷり楽しむことができた。
そして、夜はビアガーデンで冷え冷えビール三昧!
今回も、なかなか充実した旅であったなあ。
***
独り旅を楽しむ生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
シーカヤックは難しそうだし、自転車でのキャンプも風が強いと面倒だ。 はてさて。。。
じゃあ久し振りにバイクで一泊二日のツーリングを企画しようとネットをチェックしていると、松山のホテルで宿泊とビアガーデンがセットになったプランを発見!
ビールが何よりの大好物である俺にはぴったりのプランではないか。
これで今回のプランは決定!!! 楽しみである。
***
2017年6月9日(金) 今回はキャンプではないので、着替えの下着と若干の荷物のみの簡単装備なので準備はあっという間に完了。
『じゃあ行ってくるよ』
空は晴れて、絶好のバイクツーリング日和。
愛車のYB125SPで、とびしま海道をトコトコと走る。
単気筒の125ccなので、ぜんぜんパワフルではないのだが、バランサーの効果もあって走りはとてもジェントルであり、海沿いの道をのんびり流して走るには丁度良い相棒である。
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フェリー乗り場がある岡村島に到着。
今治行きのフェリーに乗り込み、海を眺めながら本を開いてしばしの船旅を楽しむ。
***
少し雲が出てきたが、今日も芸予ブルーが美しい。
海の蒼とフェリーの白い航跡、空の青と白い雲。
これらのミックスとコントラストがなんとも言えない雰囲気を醸し出している。
この航路での最大の見せ場。
橋の下をくぐる時の景色は、毎回楽しみである。
***
約1時間半ほど船に揺られ、今治港に到着。
まずは、港近くにある『かねと食堂』さんへ。
今治では、ここがお気に入りの食堂。
今日は、初めて試す『カレー中華そば』
カレー味の出汁が美味しく、汁まで完食してしまった。
『ご馳走様でした』
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ここからは、松山まで山越えルート。
約1時間半ほどで、高浜に到着。
ここから、目の前にある離島、興居島に渡ってみるつもり。
***
しばらく待っていると、フェリーが到着。
想像していたよりも大型のフェリーだったので驚いた。
隣には、中島行きのフェリーも接岸してきた。
次回はゆっくりとしたプランを組み、中島へも渡ってみたいものである。
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夏目漱石の坊ちゃんに出てくる『ターナー島』
フェリーは美しい景色の中を興居島に渡る。
時間はわずか15分ほど。
興居島に到着すると、バイクで海沿いの道を北上。
北端からは、西に進路をとって山道へ。
アップダウンのあるワインディングをのんびりと走り、景色を楽しむ。
ここは、自転車で走っても楽しめそうだ。
帰りのフェリーでは、ドーナツとコーヒーでしばし休憩。
***
今日の宿は、ホテルクラウンプラザ松山。
チェックインすると、部屋に荷物を置き、再びフロントへ。
『ここは、貸自転車はありますか?』 『はい、ありますよ』
『道後温泉までは、どれくらいかかりますか?』 『だいたい20分くらいでしょうか』
フロントに用意してあった地図をもらい、貸自転車で道後温泉へと向かう。
松山市内は、歩道と車道の間にしっかりと自転車の走行帯が設置してあり、自転車には走りやすくてグッドな街である。
***
道後温泉に到着。
1時間ほど、のんびりとお風呂を楽しんだ。
商店街では、期間限定というレモン母恵夢を発見し、妻へのお土産として購入。
***
ホテルに戻り、6時からはビアガーデンで夕食。
まずは、冷え冷えのビール。
『いただきます!』 グビ、グビ、グビリ。 『プハーッ、旨い』
海を眺めながら浜辺で飲む缶ビールも美味いのだが、やはり生ビールは最高だ!
***
ビールを飲み、景色を眺め、簡単な食事を摂る。
まだシーズン前だからか人も少なく、明るく親切なスタッフの方々のサービスも最高で、静かに美味しいビールをたっぷりと堪能することができた。
『ご馳走様でした』
これは良いプランだなあ。 また来よう。
***
翌朝は、ホテルで朝食を摂るとバイクで出発。
今日の午前中は、鈍川温泉でのんびりとお湯に浸かる予定であり、再び今治までの山越えルートを走る。
実は昨日このルートを走った時に、路面に縦溝がつけられている箇所がいくつもあり、そこではバイクの安定性が悪くなり危険を感じたのであまり走りたくなかったのだが、鈍川温泉に行くには最短ルートなので仕方なく走ることにしたのである。
この縦溝はバイクに乗っているとスピードを出していなくてもハンドルをとられる感じで安定性が低下し、本当に不安を感じるので、次回はこのルートは避けて海沿いルートにしようと思う。
***
鈍川温泉ホテルに到着。
お気に入りの鈍川温泉のアルカリ泉を、1時間ほど、体を伸ばしてのんびりまったり楽しんだ。
『ああ、いいお湯だったなあ』
***
今治港にバイクを置くと、商店街を歩く。
今日のお昼ご飯も、かねと食堂さんへ。
今日は、カツライス。
揚げたてのカツに、デミグラスソースがたっぷりとかけられ、サラダと福神漬けも供される。
『ご馳走様でした』
***
今治港から、再びフェリー。
今日は風が強く、フェリーは揺れながら岡村島へと向かった。
久しぶりに道後温泉を訪れ、興居島へも渡り、鈍川温泉もたっぷり楽しむことができた。
そして、夜はビアガーデンで冷え冷えビール三昧!
今回も、なかなか充実した旅であったなあ。
***
独り旅を楽しむ生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
2017年6月3日(土) 朝6時半に家を出て、アテンザワゴンは北へと向かう。
今朝は冷え込み、中国山地では11℃程度の気温。
島根側に下って行くと徐々に青空が広がり、快適なドライブ日和である。
***
今日は、久しぶりに次男の休みが土曜日になったので、前から行きたいと言っていた境港に行くことにしたのである。
『疲れているだろうから、俺が運転してやるよ。 運転は好きだし、島根半島なんて呉からアッという間だからね』
俺は、水木しげるロードや鬼太郎関連にはあまり興味がないので、今日は妻と次男を車から降ろすと別行動の予定。
そのため、いつものようにルーフキャリアにはシーカヤックとMTBが積んである。
『ちょっと海をチェックしてみるから、寄り道させて』
島根半島のお気に入りの浜に行ってみると、白波がザザザザーッ、と打ち寄せている。
一瞬で今日のシーカヤックは諦め、自転車に決定!
***
境港に到着し、駐車場で妻と次男を見送った。
俺は自転車を車から降ろし、ヘルメットとグローブを着用してサイクリングの準備。
境港駅前で写真を撮影し、お散歩サイクリングに出発した。
***
まずは、俺が好きな漁船が並んでいる海沿いをペダリング。
ここには様々な漁船が舫われている。
日本海の荒波に揉まれている様子を想像しながら、漁船を観察。
ズワイガニ漁をしている船のようである。
このサビも、この船と船員さんたちが、厳しい海で漁を続けてきたこれまでの歴史を感じさせる。
***
今日はここを起点に、境水道大橋を渡り、ベタ踏み坂こと『江島大橋』を超える周遊ルートで楽しむ予定である。
境水道大橋は、車道も歩道も狭く、安全に気をつけながらのペダリング。
狭い歩道を、車道に落ちないようにエッチラオッチラ登っていく。
この橋の途中で、鳥取県から島根県に。
***
橋を越え、宍道湖沿いの快走路をペダリング。
少し遠回りして、江島大橋へと向かう。
***
コンビニには、CMで有名になった江島大橋のポスターが!
そして、江島大橋に到着。
***
雲一つない青空。 遠くには大山も見える。
快適なサイクリング日和である。
駐車場に戻り、自転車をカートップして駅傍にあるお風呂に向かう途中で妻と次男に偶然遭遇。
お風呂に行くことを伝え、合流時間を決めて、お風呂で汗をながす。
お湯に浸かって体を伸ばし、サウナで汗を流す。
午後2時に境港を出発し、家路に着いた。
次男も妻も、たっぷりと堪能した模様。 いい休日だったなあ。
***
2017年6月4日(日) 境港への日帰りドライブ&サイクリングを楽しんだ翌日は、朝のお散歩ツーリングを楽しむことにした。
家から30分かからないお気に入りの浜から、朝7時に出発。
今日も雲一つない快適なパドリング日和。
***
目指すは、目の前にある情島。
好きなツーリングコースなのだが、ここしばらくご無沙汰していたので、久しぶりに漕ぐことにしたのである。
***
新緑の季節も過ぎ、徐々に緑も濃くなっている。
その緑に朝日が当たり、目にも鮮やかな芸予諸島の初夏の景色。
島を回り込むと、遠くには四国が見える。
***
情島をクロックワイズで漕ぎ進む。
潮が引き始めており、緩やかな潮に乗ってのパドリング。
今日のツーリングカラーは緑!
***
太平洋戦争中に、戦車を上陸させるのに使っていたというコンクリート製のスロープ。
日が昇ると気温も上昇し、快適なパドリングコンディション。
情島の南端を超え、小情島へとバウを向ける。
ここからは、牡蠣筏の傍を漕ぎ進み、出発した浜へと向かう。
漕ぎだしてから約1時間半。
今朝は絶好のコンディションの中、気持ち良い朝のお散歩ツーリングを楽しむことができた。
***
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
今朝は冷え込み、中国山地では11℃程度の気温。
島根側に下って行くと徐々に青空が広がり、快適なドライブ日和である。
***
今日は、久しぶりに次男の休みが土曜日になったので、前から行きたいと言っていた境港に行くことにしたのである。
『疲れているだろうから、俺が運転してやるよ。 運転は好きだし、島根半島なんて呉からアッという間だからね』
俺は、水木しげるロードや鬼太郎関連にはあまり興味がないので、今日は妻と次男を車から降ろすと別行動の予定。
そのため、いつものようにルーフキャリアにはシーカヤックとMTBが積んである。
『ちょっと海をチェックしてみるから、寄り道させて』
島根半島のお気に入りの浜に行ってみると、白波がザザザザーッ、と打ち寄せている。
一瞬で今日のシーカヤックは諦め、自転車に決定!
***
境港に到着し、駐車場で妻と次男を見送った。
俺は自転車を車から降ろし、ヘルメットとグローブを着用してサイクリングの準備。
境港駅前で写真を撮影し、お散歩サイクリングに出発した。
***
まずは、俺が好きな漁船が並んでいる海沿いをペダリング。
ここには様々な漁船が舫われている。
日本海の荒波に揉まれている様子を想像しながら、漁船を観察。
ズワイガニ漁をしている船のようである。
このサビも、この船と船員さんたちが、厳しい海で漁を続けてきたこれまでの歴史を感じさせる。
***
今日はここを起点に、境水道大橋を渡り、ベタ踏み坂こと『江島大橋』を超える周遊ルートで楽しむ予定である。
境水道大橋は、車道も歩道も狭く、安全に気をつけながらのペダリング。
狭い歩道を、車道に落ちないようにエッチラオッチラ登っていく。
この橋の途中で、鳥取県から島根県に。
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橋を越え、宍道湖沿いの快走路をペダリング。
少し遠回りして、江島大橋へと向かう。
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コンビニには、CMで有名になった江島大橋のポスターが!
そして、江島大橋に到着。
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雲一つない青空。 遠くには大山も見える。
快適なサイクリング日和である。
駐車場に戻り、自転車をカートップして駅傍にあるお風呂に向かう途中で妻と次男に偶然遭遇。
お風呂に行くことを伝え、合流時間を決めて、お風呂で汗をながす。
お湯に浸かって体を伸ばし、サウナで汗を流す。
午後2時に境港を出発し、家路に着いた。
次男も妻も、たっぷりと堪能した模様。 いい休日だったなあ。
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2017年6月4日(日) 境港への日帰りドライブ&サイクリングを楽しんだ翌日は、朝のお散歩ツーリングを楽しむことにした。
家から30分かからないお気に入りの浜から、朝7時に出発。
今日も雲一つない快適なパドリング日和。
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目指すは、目の前にある情島。
好きなツーリングコースなのだが、ここしばらくご無沙汰していたので、久しぶりに漕ぐことにしたのである。
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新緑の季節も過ぎ、徐々に緑も濃くなっている。
その緑に朝日が当たり、目にも鮮やかな芸予諸島の初夏の景色。
島を回り込むと、遠くには四国が見える。
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情島をクロックワイズで漕ぎ進む。
潮が引き始めており、緩やかな潮に乗ってのパドリング。
今日のツーリングカラーは緑!
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太平洋戦争中に、戦車を上陸させるのに使っていたというコンクリート製のスロープ。
日が昇ると気温も上昇し、快適なパドリングコンディション。
情島の南端を超え、小情島へとバウを向ける。
ここからは、牡蠣筏の傍を漕ぎ進み、出発した浜へと向かう。
漕ぎだしてから約1時間半。
今朝は絶好のコンディションの中、気持ち良い朝のお散歩ツーリングを楽しむことができた。
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生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?