2017年11月25日(土) 今日は珍しく予定が入っている週末の1日。
先日20万キロを超えたロードスターに、スタッドレスタイヤを履かせるのである。
これまで冬になるとタイヤチェーンを積み込んで、いざという時の備えはしていたけれど、通勤に使っているので時々降り積もる雪には戦々恐々としていた。
雪の予報の日には、朝早く起きて交通情報をチェックしたり、ライブカメラで路面の状況を確認したり。
そういった中、昨年、次男が冬にスタッドレスを履き、雪の日でも問題なく通勤していたのを見て、チェーン派だった俺も、今年とうとうスタッドレスを試してみることにしたのである。
***
予約していた朝一番にタイヤ館へ行き、スタッドレスへ履き替え。
すでにホイールにセットされたスタッドレスタイヤが待っていた。
リフトアップされたロードスター。
こんな時でもないと、なかなか下回りをじっくりとチェックできるチャンスはないので、お店の方に一言断ってから、安全な位置で観察する。
20万キロを超えているとはいえ、まだまだ大丈夫そうである。
履き替えたタイヤはこれ。
ブリジストンの、ブリザックVRX2。
頼りにしているよ。 雪の降る日が楽しみだ。
***
家に戻ると、アテンザワゴンに乗り換えて、母を連れて外出。
足が悪いのでベッドが欲しいとのリクエストを受け、その買い出しである。
昼前なので、お気に入りのうどん屋さんへ。
うどんの峰。
ここは、呉のうどんでは一番のお気に入り。
三人とも定番の『かけうどん』を注文。
このシンプルなうどんが、ここの美味しい出汁と麺を味わうには一番なのである。
寒い冬の休日。 温かいうどんで、体が芯から暖まった。
『ごちそうさまでした』
***
家に戻り、少し休憩すると、今度はバスで広島市内へとお出かけ。
今日の目的は、ヴラマンク展とカンボジア料理。
まずは、ひろしま美術館へ。
風景画や印象派の画が好きな俺は、このイベントを楽しみにしていたのである。
冬の雪景色を多く描いたヴラマンク。
その独特な、そして心に響く色彩が、ずっしりと俺の気持ちを捉えて離さない。
『うん、これは来て良かったなあ』
***
少し街を散策し、買い物をしてから、お店へ。
ここは、先日仕事で知り合った仲間たち4人で訪れたカンボジア料理店。
その仲間の一人が探してくれ、開拓してみようということになって訪れたお店なのである。
広島市内では、まだカンボジア料理店は2軒しかないとのことだが、その時は店の雰囲気も良く、料理も美味しく、とても楽しく盛り上がった。
その時、お店の方に『今度はぜひ、妻と一緒に来ますよ』と言ったので、早速裏を返すことにしたのである。
***
開店と共に、店に入る。 まずは俺たち二人だけなので、カウンターの真ん中に陣取らせていただいた。
『この前来たんだけど、覚えてますか?』 『はい、あの時は本当に楽しかったね。 私もいっぱいビールを飲んで、酔っ払ったよ』
『今日は妻を連れてきたんだ』 『あの時、今度連れて来るって言ってたよねえ』
『料理も美味しいし、お店も楽しかったので、ぜひ連れて来たかったんだ』
まずはビールで乾杯!
今日の突き出しは、なんとカレー。
ここのカレーは美味しく、今回も頼もうと思っていたのだが、突き出しで食べられるというのはなんともラッキーである。
***
肉野菜炒めを注文。
辛いものはそれほど得意ではない妻も、美味しいと言って食べている。 一安心。
俺はご飯を注文し、カレーや肉野菜炒めをご飯にかけていただいた。
これが、なんとも美味しいのである。
『肉野菜炒めをご飯にかけると美味しいね』 『そう、やっぱりご飯と一緒がオススメよ』
『カンボジアでも、カレーはご飯?』 『はい。 ご飯でも食べるし、フランスパンや麺の時もあるよ』
『このメニューの、オススメっていう象のマークがあるけど、メニューの中には象のマークが付いたのはないね』
『このメニューは、人が作ってくれた。 象のマークがオススメって、知らなかったよ』と笑う。
***
カンボジア風お好み焼きを注文。
このメニューを作る時は、ナッツを砕いてつけ汁を準備。
『この道具も、カンボジアからわざわざ持ってきたんだって』と妻に前回仕入れた知識を披露。
野菜たっぷりの、カンボジア風お好み焼き。
妻も気に入ってくれたようである。
***
カンボジアの話、双方の子供達の話などで盛り上がり、楽しいお酒と料理を楽しむ至福のひと時。
途中で他のお客さんがやってきて、そろそろ引きあげ時か。
妻には、デザートとコーヒーを振舞っていただき、『ごちそうさまでした』
『今日もまた楽しかった。 また来ます』
基本的に、家か浜でしか飲まない俺だが、お店を開拓することにかけてはプロフェッショナルな仲間のおかげで、こんな良いお店を知ることができた。
ここは、時々通うことになりそうである。
***
店を出ると、妻のリクエストで平和大通りへ。
今は、イルミネーションの季節なのだそうである。
人混みが嫌いな俺は、こんな時でもないと来ることはないので、ちょうど良かったようである。
***
2017年11月26日(日) 今日は、三原でコンサートの日。
クラシックの中でもヴァイオリンの無伴奏が好きな俺は、三原のポポロで企画されたこの企画にすぐに反応し、チケットを手に入れていたのである。
いつもより朝をゆっくりと過ごし、アテンザワゴンで家を出る。
途中、忠海でお昼ご飯。
妻の提案で、以前訪問しようとしたが開店前で諦めた店を、改めて開拓することに。
味処、日之出。
カウンターに並んで座り、おまかせ定食をいただいた。
『今日の定食は何ですか?』 『刺身とカキフライです』 『じゃあ、それを二つお願いします』
刺身とお菜がたっぷり。
これにカキフライである。
『これはたっぷり、とても充実したお昼ご飯だね』
刺身もカキフライも美味しく、大満足のお昼ご飯。
これで、1080円也というリーズナブルなプライスである。
食後は、お店の営業時間や休日に始まり、バイクで訪ねてくるお客さんたちや、お店をやっておられる家族の方々のバイクの話を色々と伺い、楽しいひと時。
『ごちそうさまでした。 美味しかったです、また食べに来ますよ』
***
途中、前から気になっていた竜王山ドライブウェイへ寄り道。
快適なワインディングを走り、山頂へと向かう。
展望台に立ち寄り、
車を駐車場に止めて山頂へ。
曇りだから少し残念ではあるが、それでも絶景である。
晴れた日に、バイクでツーリングに来たいものである。
***
そして、三原のポポロへ。
今回は、『ポポロでバッハを弾く 堀米ゆず子 グァルネリ・デル・ジェスを弾く』
第1部は、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002。
第2部は、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005。
前から2列目という場所で、たっぷりとヴァイオリンらしさを楽しめる無伴奏を堪能。
こうやって色々と聞いていると、また庄司紗矢香の無伴奏を聴きたくなったなあ!
***
ヴラマンクの画を楽しみ、お気に入りとなったディープなカンボジア料理店を妻と一緒に再訪して美味しい料理と楽しい会話を楽しみ、日曜日は日之出を開拓して三原でクラシックコンサートを堪能。
シーカヤックこそ漕ぐことはできなかったけれど、とても幸せな休日を過ごすことができた。
『またまた最高の休みだったなあ』
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
先日20万キロを超えたロードスターに、スタッドレスタイヤを履かせるのである。
これまで冬になるとタイヤチェーンを積み込んで、いざという時の備えはしていたけれど、通勤に使っているので時々降り積もる雪には戦々恐々としていた。
雪の予報の日には、朝早く起きて交通情報をチェックしたり、ライブカメラで路面の状況を確認したり。
そういった中、昨年、次男が冬にスタッドレスを履き、雪の日でも問題なく通勤していたのを見て、チェーン派だった俺も、今年とうとうスタッドレスを試してみることにしたのである。
***
予約していた朝一番にタイヤ館へ行き、スタッドレスへ履き替え。
すでにホイールにセットされたスタッドレスタイヤが待っていた。
リフトアップされたロードスター。
こんな時でもないと、なかなか下回りをじっくりとチェックできるチャンスはないので、お店の方に一言断ってから、安全な位置で観察する。
20万キロを超えているとはいえ、まだまだ大丈夫そうである。
履き替えたタイヤはこれ。
ブリジストンの、ブリザックVRX2。
頼りにしているよ。 雪の降る日が楽しみだ。
***
家に戻ると、アテンザワゴンに乗り換えて、母を連れて外出。
足が悪いのでベッドが欲しいとのリクエストを受け、その買い出しである。
昼前なので、お気に入りのうどん屋さんへ。
うどんの峰。
ここは、呉のうどんでは一番のお気に入り。
三人とも定番の『かけうどん』を注文。
このシンプルなうどんが、ここの美味しい出汁と麺を味わうには一番なのである。
寒い冬の休日。 温かいうどんで、体が芯から暖まった。
『ごちそうさまでした』
***
家に戻り、少し休憩すると、今度はバスで広島市内へとお出かけ。
今日の目的は、ヴラマンク展とカンボジア料理。
まずは、ひろしま美術館へ。
風景画や印象派の画が好きな俺は、このイベントを楽しみにしていたのである。
冬の雪景色を多く描いたヴラマンク。
その独特な、そして心に響く色彩が、ずっしりと俺の気持ちを捉えて離さない。
『うん、これは来て良かったなあ』
***
少し街を散策し、買い物をしてから、お店へ。
ここは、先日仕事で知り合った仲間たち4人で訪れたカンボジア料理店。
その仲間の一人が探してくれ、開拓してみようということになって訪れたお店なのである。
広島市内では、まだカンボジア料理店は2軒しかないとのことだが、その時は店の雰囲気も良く、料理も美味しく、とても楽しく盛り上がった。
その時、お店の方に『今度はぜひ、妻と一緒に来ますよ』と言ったので、早速裏を返すことにしたのである。
***
開店と共に、店に入る。 まずは俺たち二人だけなので、カウンターの真ん中に陣取らせていただいた。
『この前来たんだけど、覚えてますか?』 『はい、あの時は本当に楽しかったね。 私もいっぱいビールを飲んで、酔っ払ったよ』
『今日は妻を連れてきたんだ』 『あの時、今度連れて来るって言ってたよねえ』
『料理も美味しいし、お店も楽しかったので、ぜひ連れて来たかったんだ』
まずはビールで乾杯!
今日の突き出しは、なんとカレー。
ここのカレーは美味しく、今回も頼もうと思っていたのだが、突き出しで食べられるというのはなんともラッキーである。
***
肉野菜炒めを注文。
辛いものはそれほど得意ではない妻も、美味しいと言って食べている。 一安心。
俺はご飯を注文し、カレーや肉野菜炒めをご飯にかけていただいた。
これが、なんとも美味しいのである。
『肉野菜炒めをご飯にかけると美味しいね』 『そう、やっぱりご飯と一緒がオススメよ』
『カンボジアでも、カレーはご飯?』 『はい。 ご飯でも食べるし、フランスパンや麺の時もあるよ』
『このメニューの、オススメっていう象のマークがあるけど、メニューの中には象のマークが付いたのはないね』
『このメニューは、人が作ってくれた。 象のマークがオススメって、知らなかったよ』と笑う。
***
カンボジア風お好み焼きを注文。
このメニューを作る時は、ナッツを砕いてつけ汁を準備。
『この道具も、カンボジアからわざわざ持ってきたんだって』と妻に前回仕入れた知識を披露。
野菜たっぷりの、カンボジア風お好み焼き。
妻も気に入ってくれたようである。
***
カンボジアの話、双方の子供達の話などで盛り上がり、楽しいお酒と料理を楽しむ至福のひと時。
途中で他のお客さんがやってきて、そろそろ引きあげ時か。
妻には、デザートとコーヒーを振舞っていただき、『ごちそうさまでした』
『今日もまた楽しかった。 また来ます』
基本的に、家か浜でしか飲まない俺だが、お店を開拓することにかけてはプロフェッショナルな仲間のおかげで、こんな良いお店を知ることができた。
ここは、時々通うことになりそうである。
***
店を出ると、妻のリクエストで平和大通りへ。
今は、イルミネーションの季節なのだそうである。
人混みが嫌いな俺は、こんな時でもないと来ることはないので、ちょうど良かったようである。
***
2017年11月26日(日) 今日は、三原でコンサートの日。
クラシックの中でもヴァイオリンの無伴奏が好きな俺は、三原のポポロで企画されたこの企画にすぐに反応し、チケットを手に入れていたのである。
いつもより朝をゆっくりと過ごし、アテンザワゴンで家を出る。
途中、忠海でお昼ご飯。
妻の提案で、以前訪問しようとしたが開店前で諦めた店を、改めて開拓することに。
味処、日之出。
カウンターに並んで座り、おまかせ定食をいただいた。
『今日の定食は何ですか?』 『刺身とカキフライです』 『じゃあ、それを二つお願いします』
刺身とお菜がたっぷり。
これにカキフライである。
『これはたっぷり、とても充実したお昼ご飯だね』
刺身もカキフライも美味しく、大満足のお昼ご飯。
これで、1080円也というリーズナブルなプライスである。
食後は、お店の営業時間や休日に始まり、バイクで訪ねてくるお客さんたちや、お店をやっておられる家族の方々のバイクの話を色々と伺い、楽しいひと時。
『ごちそうさまでした。 美味しかったです、また食べに来ますよ』
***
途中、前から気になっていた竜王山ドライブウェイへ寄り道。
快適なワインディングを走り、山頂へと向かう。
展望台に立ち寄り、
車を駐車場に止めて山頂へ。
曇りだから少し残念ではあるが、それでも絶景である。
晴れた日に、バイクでツーリングに来たいものである。
***
そして、三原のポポロへ。
今回は、『ポポロでバッハを弾く 堀米ゆず子 グァルネリ・デル・ジェスを弾く』
第1部は、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002。
第2部は、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005。
前から2列目という場所で、たっぷりとヴァイオリンらしさを楽しめる無伴奏を堪能。
こうやって色々と聞いていると、また庄司紗矢香の無伴奏を聴きたくなったなあ!
***
ヴラマンクの画を楽しみ、お気に入りとなったディープなカンボジア料理店を妻と一緒に再訪して美味しい料理と楽しい会話を楽しみ、日曜日は日之出を開拓して三原でクラシックコンサートを堪能。
シーカヤックこそ漕ぐことはできなかったけれど、とても幸せな休日を過ごすことができた。
『またまた最高の休みだったなあ』
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
2017年11月19日(日) 今日は朝からどんよりとした厚い雲が広がり、風もあって寒い朝。
それでも予報では晴れなので、シーカヤックは無理だがドライブには行けそうだ。
***
まずはホースで水をかけてロードスターを久しぶりに洗車し、コーヒーを飲んで少し休憩してから出発。
基本的に晴れていればオープンなので、妻もブランケットを帽子で防寒対策は万全である。
北に向かうと、雲がどんどん暗く厚くなってくる。
東広島あたりになると、時折雨粒もポツリポツリ。。。
『えー、なんか天気予報と違うなあ』
それでも、ひどい雨降りにはならないことは体感で分かるので、そのままオープンで走り続ける。
***
途中、とうとうその時がやってきた!
安全な路肩にクルマを停め、記念撮影。
平成14年に新車でNB/1.6L-5MTを買ってから15年で20万キロを超えた。
横浜単身赴任時代からの長い付き合いであり、感慨もひとしおである。
***
再び走り出し、三景園に到着。
ここまで来ると、風も冷たくまるで冬のような雰囲気である。
もみじ祭りの最終日とあってか、朝から多くの人が訪れていた。
***
ここからは、紅葉三昧。
もう時期外れかと思っていたが、まだまだ美しい紅葉が残っていたのは嬉しい限り。
入園券の裏を見ると、そのうち一枚に当たりマークが付いていたので、飲み物がサービスされた。
庭園が望める高台の、毛氈が敷いてある台に座り、頂いた茶菓子と薄茶を妻とシェアして頂いた。
『ごちそうさまでした』
***
厚い雲が覆っているが、時折陽が差し込むと、美しい秋の景色が楽しめる。
紅葉と、笹の明るい緑、そして樹々の濃い緑のコントラストが、なんとも言えず美しい。
長年連れ添った妻と二人、紅葉の散策路を歩いていく。
陽が差すと明るい紅葉が、
陽が陰ると深みのある紅葉が、それぞれ違った味わいを感じさせてくれるのも面白い。
***
一眼レフを持って撮影している人が多い中、俺はいつものシーカヤック仕様の防水デジカメを取り出してパシャりパシャりと気分のままに景色を切り取っていく。
***
***
***
帰り際に、先着500人までという福餅についた番号のクジを確認してもらうと、二人とも近くのホテルのドリンクチケットが当たっていた。
一つの袋に2枚入っているので、結局4枚の飲み物券をいただけたということ。
『これはラッキーだったなあ!』 なんと、入場料の何倍にも相当するプレゼントである。
帰りにホテルに立ち寄り、カフェで一休み。
冷えた体を、淹れたてのカプチーノで中から温める。
『ごちそうさまでした』
まだチケットが2枚残っているので、また春に三景園に遊びに来た時にここで休憩できるなあ。
***
次は、妻が前から気になっていたという、八天堂ヴィレッジへ。
ここは、三景園のすぐ目の前である。
今日はランチのセットを注文。
俺は、カレーフォンデュを、
妻は、採れたて野菜と鳥つくねのハンバーグを注文。
いつものように、シェアして違う味を楽しんでみる。
『美味しいね。 次回は是非スイーツを食べに立ち寄ってみよう』
俺たちが店を出る頃には、席が空くのを待つお客さんで行列ができていた。
今日は空港でイベントがあるというので、その影響もあるとのことだが、基本的に人気のお店のようである。
***
美味しいお昼ご飯で満足すると、再び幌を開けてロードスターを走らせる。
帰り道では、前から気になっていた地元のスポットを探索する計画。
到着したのは、二級峡。
クルマを停めて周りをみると、以前使われていたと思わしきトンネルの跡が。
ここからしばし、初めて訪れた地元のあまり知られていないスポットを散策。
まずはダムの上からの眺め。
途中で、下にある橋までの散策路を発見。
***
ここから、静かな山道を歩くこと200mで絶景に出会うことができた!
切り立った断崖の上からの素晴らしい眺め。
轟々と迫力のある音を立てて流れる急流と滝。
橋の足元はメッシュの金網になっており、迫力のある急流が丸見えである。
写真では、あの場での音と雰囲気を含めたスゴイ迫力が再現できないのが残念である。
あまり人が訪れることのない、忘れられた地元の名所。
これからも、時々訪れてみたい場所の一つになった。
今日は急に思い立って寄り道してみたが、なんともスゴイ迫力の景色と急流、そして豪快な滝に心奪われた、素晴らしいひとときであった。
『うん、まだまだ地元にも知らない場所があるものだなあ』
***
悪天候でシーカヤックは楽しめなかったが、ロードスターでのオープンドライブを楽しみ、20万キロを達成するという節目の週末となった。
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
それでも予報では晴れなので、シーカヤックは無理だがドライブには行けそうだ。
***
まずはホースで水をかけてロードスターを久しぶりに洗車し、コーヒーを飲んで少し休憩してから出発。
基本的に晴れていればオープンなので、妻もブランケットを帽子で防寒対策は万全である。
北に向かうと、雲がどんどん暗く厚くなってくる。
東広島あたりになると、時折雨粒もポツリポツリ。。。
『えー、なんか天気予報と違うなあ』
それでも、ひどい雨降りにはならないことは体感で分かるので、そのままオープンで走り続ける。
***
途中、とうとうその時がやってきた!
安全な路肩にクルマを停め、記念撮影。
平成14年に新車でNB/1.6L-5MTを買ってから15年で20万キロを超えた。
横浜単身赴任時代からの長い付き合いであり、感慨もひとしおである。
***
再び走り出し、三景園に到着。
ここまで来ると、風も冷たくまるで冬のような雰囲気である。
もみじ祭りの最終日とあってか、朝から多くの人が訪れていた。
***
ここからは、紅葉三昧。
もう時期外れかと思っていたが、まだまだ美しい紅葉が残っていたのは嬉しい限り。
入園券の裏を見ると、そのうち一枚に当たりマークが付いていたので、飲み物がサービスされた。
庭園が望める高台の、毛氈が敷いてある台に座り、頂いた茶菓子と薄茶を妻とシェアして頂いた。
『ごちそうさまでした』
***
厚い雲が覆っているが、時折陽が差し込むと、美しい秋の景色が楽しめる。
紅葉と、笹の明るい緑、そして樹々の濃い緑のコントラストが、なんとも言えず美しい。
長年連れ添った妻と二人、紅葉の散策路を歩いていく。
陽が差すと明るい紅葉が、
陽が陰ると深みのある紅葉が、それぞれ違った味わいを感じさせてくれるのも面白い。
***
一眼レフを持って撮影している人が多い中、俺はいつものシーカヤック仕様の防水デジカメを取り出してパシャりパシャりと気分のままに景色を切り取っていく。
***
***
***
帰り際に、先着500人までという福餅についた番号のクジを確認してもらうと、二人とも近くのホテルのドリンクチケットが当たっていた。
一つの袋に2枚入っているので、結局4枚の飲み物券をいただけたということ。
『これはラッキーだったなあ!』 なんと、入場料の何倍にも相当するプレゼントである。
帰りにホテルに立ち寄り、カフェで一休み。
冷えた体を、淹れたてのカプチーノで中から温める。
『ごちそうさまでした』
まだチケットが2枚残っているので、また春に三景園に遊びに来た時にここで休憩できるなあ。
***
次は、妻が前から気になっていたという、八天堂ヴィレッジへ。
ここは、三景園のすぐ目の前である。
今日はランチのセットを注文。
俺は、カレーフォンデュを、
妻は、採れたて野菜と鳥つくねのハンバーグを注文。
いつものように、シェアして違う味を楽しんでみる。
『美味しいね。 次回は是非スイーツを食べに立ち寄ってみよう』
俺たちが店を出る頃には、席が空くのを待つお客さんで行列ができていた。
今日は空港でイベントがあるというので、その影響もあるとのことだが、基本的に人気のお店のようである。
***
美味しいお昼ご飯で満足すると、再び幌を開けてロードスターを走らせる。
帰り道では、前から気になっていた地元のスポットを探索する計画。
到着したのは、二級峡。
クルマを停めて周りをみると、以前使われていたと思わしきトンネルの跡が。
ここからしばし、初めて訪れた地元のあまり知られていないスポットを散策。
まずはダムの上からの眺め。
途中で、下にある橋までの散策路を発見。
***
ここから、静かな山道を歩くこと200mで絶景に出会うことができた!
切り立った断崖の上からの素晴らしい眺め。
轟々と迫力のある音を立てて流れる急流と滝。
橋の足元はメッシュの金網になっており、迫力のある急流が丸見えである。
写真では、あの場での音と雰囲気を含めたスゴイ迫力が再現できないのが残念である。
あまり人が訪れることのない、忘れられた地元の名所。
これからも、時々訪れてみたい場所の一つになった。
今日は急に思い立って寄り道してみたが、なんともスゴイ迫力の景色と急流、そして豪快な滝に心奪われた、素晴らしいひとときであった。
『うん、まだまだ地元にも知らない場所があるものだなあ』
***
悪天候でシーカヤックは楽しめなかったが、ロードスターでのオープンドライブを楽しみ、20万キロを達成するという節目の週末となった。
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
2017年11月18日(土) 今日は朝から雨の休日。 天気予報では、明日は晴れはするものの風が強い予報。
この週末も、キャンプでのシーカヤックツーリングは諦めざるを得ないようである。 残念至極!
***
朝はゆっくりと過ごし、今日は久しぶりに休日出勤となる妻を置いて、一人でロードスターでお出かけする。
まだシトシトと雨が降っているので、幌は閉めたままのドライブ。
***
せっかくなので、普段あまり走ったことのない道を開拓しながら、世羅へと向かう。
11時半過ぎに、以前訪れてお気に入りとなった、『世羅のとうふ屋』さんに到着した。
ここは、三種類のとうふを食べ比べることができる御膳が人気である。
***
前に来た時とは違い、今日は11時半でも俺が二組目の客であった。
もちろん今回も、三種の食べ比べ御膳を注文。
まずは、豆腐が運ばれてきた。
今日は、どんな味の違いがあるのだろうか? 楽しみである!
豆乳を飲みながら待っていると、すぐに残りのセットが運ばれてきた。
『すみません。 生玉子を追加できますか?』 『はい、大丈夫です』
***
という訳で、ご飯は玉子掛けご飯とし、美味しい料理をいただいた。
地元の玉子のTKGは、なんとも味が濃くて、豆腐用の醤油をチョッピリかけていただくと、絶品である。
白あえは、『おー、これは美味いなあ』
三種類の豆腐は、まずは醤油をかけずに一つ一つの味を堪能。
それぞれ個性を主張し、それでも豆腐なので主張は強すぎず、控えめながらも素材の美味しさをしっかりと楽しませてくれる。
揚げ物も、さっくりと揚がっており、特に厚揚げ系の食感と味が最高であった。
一つ一つの料理がなんとも美味しく、ここのお昼ご飯を頂くだけでとても幸せな気分になったのである。
至福のひと時。
『ごちそうさまでした!』
***
お会計を済ませると、レジ横の棚から、厚揚げや、長芋豆腐、豆腐用の醤油などなどを土産に買い込み、道の駅へ。
道の駅では、妻から頼まれていた米を購入。
帰りには、安芸津に立ち寄って、牡蠣小町も仕入れてきた。
今日は妻が仕事で遅くなるので、俺が晩御飯の準備係。
買ってきた牡蠣で、土手鍋を作り、美味しい豆腐の冷奴と厚揚げの醤油風味焼き。
シンプルだが美味しい料理で、家族団欒の晩御飯を堪能した。
***
生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、明日はどこ行こう?
この週末も、キャンプでのシーカヤックツーリングは諦めざるを得ないようである。 残念至極!
***
朝はゆっくりと過ごし、今日は久しぶりに休日出勤となる妻を置いて、一人でロードスターでお出かけする。
まだシトシトと雨が降っているので、幌は閉めたままのドライブ。
***
せっかくなので、普段あまり走ったことのない道を開拓しながら、世羅へと向かう。
11時半過ぎに、以前訪れてお気に入りとなった、『世羅のとうふ屋』さんに到着した。
ここは、三種類のとうふを食べ比べることができる御膳が人気である。
***
前に来た時とは違い、今日は11時半でも俺が二組目の客であった。
もちろん今回も、三種の食べ比べ御膳を注文。
まずは、豆腐が運ばれてきた。
今日は、どんな味の違いがあるのだろうか? 楽しみである!
豆乳を飲みながら待っていると、すぐに残りのセットが運ばれてきた。
『すみません。 生玉子を追加できますか?』 『はい、大丈夫です』
***
という訳で、ご飯は玉子掛けご飯とし、美味しい料理をいただいた。
地元の玉子のTKGは、なんとも味が濃くて、豆腐用の醤油をチョッピリかけていただくと、絶品である。
白あえは、『おー、これは美味いなあ』
三種類の豆腐は、まずは醤油をかけずに一つ一つの味を堪能。
それぞれ個性を主張し、それでも豆腐なので主張は強すぎず、控えめながらも素材の美味しさをしっかりと楽しませてくれる。
揚げ物も、さっくりと揚がっており、特に厚揚げ系の食感と味が最高であった。
一つ一つの料理がなんとも美味しく、ここのお昼ご飯を頂くだけでとても幸せな気分になったのである。
至福のひと時。
『ごちそうさまでした!』
***
お会計を済ませると、レジ横の棚から、厚揚げや、長芋豆腐、豆腐用の醤油などなどを土産に買い込み、道の駅へ。
道の駅では、妻から頼まれていた米を購入。
帰りには、安芸津に立ち寄って、牡蠣小町も仕入れてきた。
今日は妻が仕事で遅くなるので、俺が晩御飯の準備係。
買ってきた牡蠣で、土手鍋を作り、美味しい豆腐の冷奴と厚揚げの醤油風味焼き。
シンプルだが美味しい料理で、家族団欒の晩御飯を堪能した。
***
生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、明日はどこ行こう?
2017年11月12日(日) 昨日はキャンプの準備をしていたのだが、朝から強風が吹き荒れ、早々にキャンプは諦めた。
ほんと、今年の秋はあまり天気に恵まれないなあ。
でも一夜明けた今日は、晴れて穏やかな朝。
『じゃあ、ちょっと漕いでくるよ。 いつものところ』
***
風もなく、晴れて深い青と蒼のコントラストが美しい芸予諸島のお散歩エリア。
今日は、久しぶりにウッドのナローブレードパドルを持ち出してきた。
さすがに11月も半ばということで、空気は少しヒンヤリと、夏に比べると空気の透明度とキレが上がっているのが肌で実感出来る季節になった。
今シーズン初となるブーツを履き、防風ジャケットを羽織って準備完了。
***
シーカヤックを海に浮かべ、乗り込むとスプレースカートをつけて漕ぎ出す。
懐かしい、ウッドパドルの温かみがあり当たりがソフトで優しい感触に、久々に感動。
『やっぱりウッドはいいなあ!』
***
まずは、先に見える無人島へ。
この島を、カウンタークロックワイズでグルリと漕ぎ進み、久しぶりとなる漕ぎの感触をじっくりと楽しむ。
この頃から、少し北風が強まってくる。
今日は穏やかな予報なのだが、局地的には状況が変わるようだ。
それでも空は青く、海も高い透明度で、パドリングしていてもなんとも気持ちが良い。
***
岩を眺め、
遠くの島々を眺め、
秋の深まりを感じながらのお散歩ツーリング。
***
対岸に渡ると、北風を避けられる地形の休憩スポットに向かう。
シーカヤックを引き上げ、しばし休憩。
ポットに詰めてきた、熱い紅茶をゴクリ。
こんな日のツーリングでは、温かい飲み物が、心も体も芯から温めてくれるのである。
海の透明度は素晴らしく、誰もいない静かな浜での休憩は、至福のひと時。
***
相変わらず、イノシシの足跡はそこら中に。。。
景色が最高なので、ここでキャンプができたらなあ。
今日の空は深い蒼。
花崗岩の岩肌の色と、蒼い空とのコントラストが美しい。
ベンチ代わりに使える板に座り、紅茶を飲みながら、芸予ブルーの景色を堪能。
本当に、芸予諸島は日本でも最高のシーカヤックツーリングエリアの一つであるということを、改めて実感する。
***
じゃあ、そろそろ戻るとしようか。
海沿いの、赤く色付いた木々を眺めながら、時にしっかり、時にのんびりまったりのパドリング。
昨日は強風でキャンプツーリングは諦めざるをえなかったが、今日は最高のコンディションに恵まれ、朝のお散歩ツーリングを楽しむことができた。
帰り道では、シーカヤックをカートップしたカヤック仲間のUさんとすれ違い、挨拶を交わした。
『うん、やっぱり今日はカヤック日和だからなあ』
***
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
ほんと、今年の秋はあまり天気に恵まれないなあ。
でも一夜明けた今日は、晴れて穏やかな朝。
『じゃあ、ちょっと漕いでくるよ。 いつものところ』
***
風もなく、晴れて深い青と蒼のコントラストが美しい芸予諸島のお散歩エリア。
今日は、久しぶりにウッドのナローブレードパドルを持ち出してきた。
さすがに11月も半ばということで、空気は少しヒンヤリと、夏に比べると空気の透明度とキレが上がっているのが肌で実感出来る季節になった。
今シーズン初となるブーツを履き、防風ジャケットを羽織って準備完了。
***
シーカヤックを海に浮かべ、乗り込むとスプレースカートをつけて漕ぎ出す。
懐かしい、ウッドパドルの温かみがあり当たりがソフトで優しい感触に、久々に感動。
『やっぱりウッドはいいなあ!』
***
まずは、先に見える無人島へ。
この島を、カウンタークロックワイズでグルリと漕ぎ進み、久しぶりとなる漕ぎの感触をじっくりと楽しむ。
この頃から、少し北風が強まってくる。
今日は穏やかな予報なのだが、局地的には状況が変わるようだ。
それでも空は青く、海も高い透明度で、パドリングしていてもなんとも気持ちが良い。
***
岩を眺め、
遠くの島々を眺め、
秋の深まりを感じながらのお散歩ツーリング。
***
対岸に渡ると、北風を避けられる地形の休憩スポットに向かう。
シーカヤックを引き上げ、しばし休憩。
ポットに詰めてきた、熱い紅茶をゴクリ。
こんな日のツーリングでは、温かい飲み物が、心も体も芯から温めてくれるのである。
海の透明度は素晴らしく、誰もいない静かな浜での休憩は、至福のひと時。
***
相変わらず、イノシシの足跡はそこら中に。。。
景色が最高なので、ここでキャンプができたらなあ。
今日の空は深い蒼。
花崗岩の岩肌の色と、蒼い空とのコントラストが美しい。
ベンチ代わりに使える板に座り、紅茶を飲みながら、芸予ブルーの景色を堪能。
本当に、芸予諸島は日本でも最高のシーカヤックツーリングエリアの一つであるということを、改めて実感する。
***
じゃあ、そろそろ戻るとしようか。
海沿いの、赤く色付いた木々を眺めながら、時にしっかり、時にのんびりまったりのパドリング。
昨日は強風でキャンプツーリングは諦めざるをえなかったが、今日は最高のコンディションに恵まれ、朝のお散歩ツーリングを楽しむことができた。
帰り道では、シーカヤックをカートップしたカヤック仲間のUさんとすれ違い、挨拶を交わした。
『うん、やっぱり今日はカヤック日和だからなあ』
***
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
2017年11月5日(日) 今日は久し振りに、YB125SPで地元のお気に入りエリアである『とびしま海道』を妻と二人でタンデムバイクツーリング。
朝起きると肌寒かったので、少し厚手のパンツと防風ジャケットを準備した。
久し振りのバイクだが、バッテリーも充電してあり、状態はバッチリ。
タンデムで、安芸灘大橋へと向かう。
***
安芸灘大橋は、125ccバイクだと片道50円だが、250ccでは650円に跳ね上がるのだ。
とびしま海道で遊ぶには、原付二種はとてもお得なのである。
下蒲刈を超え、上蒲刈へ。
豊島を抜けて、
大崎下島へと入る。
***
今日の目的地は、三角島。
シーカヤックでは何度も渡ったことがあるのだが、妻が訪れたことがなかったので、バイクで渡れる島ということもあり、今日の目的地にしたのである。
そしてもう一つの目的は、三角島まで渡るフェリー。
船旅好きの俺にとって、まだ乗ったことがない航路だったのである。
***
9時半の便に乗る予定で、およそ30分前には久比の港に到着。
乗組員の方がおられたので、『バイク、乗れますか?』と聞くと、『うん、乗れるよ』
『三角はあまりバイクで走れるような道はないことは知ってるんですけど、いつもシーカヤックで渡っているので、今日はまだ行ったことがない妻を連れて行きたくて』
『へえ、シーカヤックでねえ』
『ええ、いつもは豊島から子供達と漕いで遊びに行ってるんですよ』
***
フェリーにバイクを積み込み、料金を支払う。
大人は片道130円、バイクは90円である。
目の前には三角島。
シーカヤックでも30分かからない距離であるが、初めての航路は楽しみだ。
1Fにはちゃんと客室も設置してある。
***
しばし、船の方と四方山話。
『三角は、今何人くらい住んでおられるんですか?』
『うん、今は二十数人やね。 年寄りが多いよ。 空き家も増えとるね』
『造船所は今でもあるんですか?』
『最近、仁方の方に移されたよ。 まだクレーンは残ってて、それは動くから造れんことはないんやろうけど、もう敷地は太陽光パネルがいっぱい設置してある』
『そうなんですか。 残念でしたね』
***
『島には店はあるんですか?』
『いいや、店はないよ。 じゃから、みんなこの船で久比に買い出しに行くんよ。 久比にはJAの店があるけえね』
『昔は学校はあったんですか?』
『学校は前からなかったんよ。 じゃけえ、子供は小学校も中学校も、大崎下島へ通いよった』
***
出航時間が近づくと、思ったより人が乗り込んで来られる。
島に帰る人や、農作業のために島に行く人などなど。
この便は、車1台にバイクが2台、そして人が7-8人ほど。
出発すると、あっという間に三角島へ到着である。
***
今日は、穏やかな予報だったが、海では結構な風が吹いていた。
バイクツーリングにしておいてよかったなあ。
まずは、フェリー乗り場から近い美加登神社に参拝。
日帰り旅の安全を祈願する。
神社の近くには、多くの漁船が陸揚げされていた。
***
再びバイクにまたがり、海沿いの道をトコトコと走って北側にある海岸を目指す。
ここは、この夏にシーカヤックで訪れた場所。
来た道を引き返し、
今度は山道を散策しながら、
西岸にある海岸へ。
ここは、昨年の夏に遊びに来たお気に入りの場所である。
***
バイクを止め、しばし付近を散歩してみる。
今日は雲ひとつない青空。 風さえなければ、絶好の行楽日和である。
海沿いの植物や野の花を観察しながら、しばしの気晴らし。
普段見ることのないような、珍しい花も発見した。
***
海を眺めながら、ポットに詰めてきた熱いお茶を飲み、少し小腹が空いてきたので、おやつ代わりにパンを食べる。
のんびりまったり。
『そろそろ集落の方に戻って散策してみよう』
再び山道を走り、
集落のある地区へ。
港にバイクを停め、ここからは歩いて散歩。
***
昔の構造の開き戸。
こんもりと茂った、自然のトンネル。
秋の瀬戸内を象徴する、柑橘類の鮮やかな黄色。
そして、子供の頃は時々食べた、懐かしい柘榴も発見。
***
一つだけ見つけることができた郵便ポスト。
珍しい造形の神社の瓦。
***
3連休の最終日とは思えないほど、とても静かで心休まる良い島であった。
昼も近づいたので、妻と二人、海岸に座って再びお茶とパンで軽いお昼ご飯。
海を眺めながら、ゆっくりとした時間の流れを感じる幸せなひと時。
これは、また今度釣竿でも持って訪れたいものである。
***
時間になると、船は出航。
帰りも車が2台とバイクが2台、そして農作業を終えた人たち。
途中、農作業を終えて帰られる若い方と少し話をさせていただいたが、呉出身で今は三角島に会社を立ち上げられたのだとか。
『お酒を作る会社なんです』
『大長とかで売っている、レモンのお酒ですか』
『レモンを使ったお酒なんですが、もう少しプレミアムなお酒を目指しています』
『それはいいですねえ』
『島興しにもなるといいですねえ』
『ええ、今は島の人たちから教わってばかりですが、そうしたいと思っています』
『いいですね。 是非、頑張ってください』
***
フェリーを降りると、会釈を交わしてお別れである。
俺たちは、ここから一峯寺公園を目指す。
車では絶対に走りたくない、島の曲がりくねった狭い農道を走り、展望台へ。
ここは、芸予諸島らしい美しい景色が楽しめる最高のスポットの一つである。
初めて訪れた妻も、ここは気に入ってくれたようだ。
熱いお茶を飲み、景色を堪能しながらしばし休憩。
山から下りると、御手洗の近くで大長みかんを購入し、家路についた。
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生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
朝起きると肌寒かったので、少し厚手のパンツと防風ジャケットを準備した。
久し振りのバイクだが、バッテリーも充電してあり、状態はバッチリ。
タンデムで、安芸灘大橋へと向かう。
***
安芸灘大橋は、125ccバイクだと片道50円だが、250ccでは650円に跳ね上がるのだ。
とびしま海道で遊ぶには、原付二種はとてもお得なのである。
下蒲刈を超え、上蒲刈へ。
豊島を抜けて、
大崎下島へと入る。
***
今日の目的地は、三角島。
シーカヤックでは何度も渡ったことがあるのだが、妻が訪れたことがなかったので、バイクで渡れる島ということもあり、今日の目的地にしたのである。
そしてもう一つの目的は、三角島まで渡るフェリー。
船旅好きの俺にとって、まだ乗ったことがない航路だったのである。
***
9時半の便に乗る予定で、およそ30分前には久比の港に到着。
乗組員の方がおられたので、『バイク、乗れますか?』と聞くと、『うん、乗れるよ』
『三角はあまりバイクで走れるような道はないことは知ってるんですけど、いつもシーカヤックで渡っているので、今日はまだ行ったことがない妻を連れて行きたくて』
『へえ、シーカヤックでねえ』
『ええ、いつもは豊島から子供達と漕いで遊びに行ってるんですよ』
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フェリーにバイクを積み込み、料金を支払う。
大人は片道130円、バイクは90円である。
目の前には三角島。
シーカヤックでも30分かからない距離であるが、初めての航路は楽しみだ。
1Fにはちゃんと客室も設置してある。
***
しばし、船の方と四方山話。
『三角は、今何人くらい住んでおられるんですか?』
『うん、今は二十数人やね。 年寄りが多いよ。 空き家も増えとるね』
『造船所は今でもあるんですか?』
『最近、仁方の方に移されたよ。 まだクレーンは残ってて、それは動くから造れんことはないんやろうけど、もう敷地は太陽光パネルがいっぱい設置してある』
『そうなんですか。 残念でしたね』
***
『島には店はあるんですか?』
『いいや、店はないよ。 じゃから、みんなこの船で久比に買い出しに行くんよ。 久比にはJAの店があるけえね』
『昔は学校はあったんですか?』
『学校は前からなかったんよ。 じゃけえ、子供は小学校も中学校も、大崎下島へ通いよった』
***
出航時間が近づくと、思ったより人が乗り込んで来られる。
島に帰る人や、農作業のために島に行く人などなど。
この便は、車1台にバイクが2台、そして人が7-8人ほど。
出発すると、あっという間に三角島へ到着である。
***
今日は、穏やかな予報だったが、海では結構な風が吹いていた。
バイクツーリングにしておいてよかったなあ。
まずは、フェリー乗り場から近い美加登神社に参拝。
日帰り旅の安全を祈願する。
神社の近くには、多くの漁船が陸揚げされていた。
***
再びバイクにまたがり、海沿いの道をトコトコと走って北側にある海岸を目指す。
ここは、この夏にシーカヤックで訪れた場所。
来た道を引き返し、
今度は山道を散策しながら、
西岸にある海岸へ。
ここは、昨年の夏に遊びに来たお気に入りの場所である。
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バイクを止め、しばし付近を散歩してみる。
今日は雲ひとつない青空。 風さえなければ、絶好の行楽日和である。
海沿いの植物や野の花を観察しながら、しばしの気晴らし。
普段見ることのないような、珍しい花も発見した。
***
海を眺めながら、ポットに詰めてきた熱いお茶を飲み、少し小腹が空いてきたので、おやつ代わりにパンを食べる。
のんびりまったり。
『そろそろ集落の方に戻って散策してみよう』
再び山道を走り、
集落のある地区へ。
港にバイクを停め、ここからは歩いて散歩。
***
昔の構造の開き戸。
こんもりと茂った、自然のトンネル。
秋の瀬戸内を象徴する、柑橘類の鮮やかな黄色。
そして、子供の頃は時々食べた、懐かしい柘榴も発見。
***
一つだけ見つけることができた郵便ポスト。
珍しい造形の神社の瓦。
***
3連休の最終日とは思えないほど、とても静かで心休まる良い島であった。
昼も近づいたので、妻と二人、海岸に座って再びお茶とパンで軽いお昼ご飯。
海を眺めながら、ゆっくりとした時間の流れを感じる幸せなひと時。
これは、また今度釣竿でも持って訪れたいものである。
***
時間になると、船は出航。
帰りも車が2台とバイクが2台、そして農作業を終えた人たち。
途中、農作業を終えて帰られる若い方と少し話をさせていただいたが、呉出身で今は三角島に会社を立ち上げられたのだとか。
『お酒を作る会社なんです』
『大長とかで売っている、レモンのお酒ですか』
『レモンを使ったお酒なんですが、もう少しプレミアムなお酒を目指しています』
『それはいいですねえ』
『島興しにもなるといいですねえ』
『ええ、今は島の人たちから教わってばかりですが、そうしたいと思っています』
『いいですね。 是非、頑張ってください』
***
フェリーを降りると、会釈を交わしてお別れである。
俺たちは、ここから一峯寺公園を目指す。
車では絶対に走りたくない、島の曲がりくねった狭い農道を走り、展望台へ。
ここは、芸予諸島らしい美しい景色が楽しめる最高のスポットの一つである。
初めて訪れた妻も、ここは気に入ってくれたようだ。
熱いお茶を飲み、景色を堪能しながらしばし休憩。
山から下りると、御手洗の近くで大長みかんを購入し、家路についた。
***
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?