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先日の記念日は、せっかくだからということでかなり前から地元のフレンチレストランを予約していた。
ここは、昼夜とも一組限定の完全予約制のお店である。
呉にあるのを知ったのは昨年で、いつか訪れてみたいと思いつつ、タイミングを見計らっていたのである。
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今日は俺たち夫婦で貸切。
カウンター席をお願いしたので、目の前でシェフが調理や盛り付けをされるのを見ながら楽しめるのも良いところ。
まずはシャンパンで乾杯!
数えてみると、35回目の記念日であった。
山あり谷ありであったが、もうそんなになるんだなあ、と感慨もひとしお。
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まずは手で摘んでいただく、二種類のおつまみから。
これはシャンパンにはぴったりだ。
これまで、こんなに器と盛り付けの美しさを感じたお店は初めてである。
内装についても気になったことがあったので伺ってみると、シェフの方の想いとこだわりを知ることができたのは嬉しい限り。
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温められたパン。
ちょうど良いタイミングで供される、地元の食材を使った季節を感じる美味しい料理。
それにしても、器と料理のバランス/コントラストが素晴らしい!
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グラスワインを追加で注文。
ワイングラスについても伺ってみると、ワインの種類によって口径や形を使い分けると、より一層そのワインの良さが引き出されるとのこと。
実際に比べさせていただくと、妻も俺も、その違いに驚いた!
『同じワインでも、こんなにグラスで味が変わるんだね。 知らないことがまだまだあるんだなあ』
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スープはお猪口でいただいた。
アイスクリームには、なんと木の芽が添えられている。
『いやあ、まさか木の芽がアイスクリームに合うなんて!』
『ご馳走様でした。 美味しい料理と楽しい時間を過ごすことができ、良い記念日になりました。 また来ます』
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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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2023年4月9日(日) 今週は、月曜火曜を有給休暇とし、貯まったマイルを使って今年2度目となる沖縄旅へ。
徒歩で駅まで行き、そこからはJRで岩国駅へ。 岩国駅からはバスで岩国空港まで。
今回は、初となる岩国空港からのフライト。
飛行機が滑走路まで移動する間、岩国空港では米軍基地内を走行することになるため撮影禁止になっていることには驚いた。
ただ、飛行機の窓から様々な戦闘機や設備を見ることができるのは興味深い。
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離陸してからしばらくは、柱島群島や周防大島あたりの海の素晴らしい景色を堪能できる。
快適なフライトで、那覇空港に到着。
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ホテルにチェックインする前に、少し遅めのお昼ご飯を兼ねての昼呑みへ。
前回訪れてお気に入りとなった、節子鮮魚店さん。
刺身セットを注文すると、店頭に置かれている保冷ボックスから、オリオンビールを取ってきて独り乾杯。
缶ビールをプシュッと開け、グラスにトクトクトクトク、シュワワワワー。
『いただきます!』 グビリ、グビグビ 『プハーッ、美味い』
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刺身をいただき、
プチプチ食感がたまらない海ブドウをパクリ。
外の景色を眺めながら、再びビールをグビリ。
美しい人を目の前に飲む、オリオンビールの旨いことよ。
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追加の注文は、これまた定番の、
うちなあ天ぷらと、まかない魚汁のミニ。
『ご馳走様でした』 大満足のお昼ご飯であった。
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国際通りからは、前回歩き慣れた道を歩いて移動し、ホテルにチェックイン。
夕食は、前回気に入った33タコライスをテイクアウトし、
部屋でいただいた。
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2023年4月10日(月) 今日は、那覇周辺を観光してみるつもり。
調べてみると、まだ行ったことがないスポットがいくつかあるようなので、バスを使って巡ってみることに。
まずは、首里金城町石畳道へ。
平日の朝で観光客もおらず、通勤通学の地元の方々が時折歩く静かな石畳通り。
ここは、夏の強い日差しを避けて涼むのに良さそうだ。
これが滑り止めの加工なのであろうか。
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続いて、バスを使って識名園へ。
ここも初めて訪れるスポット。
今日は晴れて、絶好の散策日和である。
美しい庭園の景色を眺めながら、ゆっくりと散策を楽しむ。
ここは、お気に入りの場所となった。
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バスで那覇まで戻り、銭湯へ。
サウナで汗を流し、頭をスキンヘッドに剃り上げると、これまた前回お気に入りとなった『あかさたな』さんへ。
前回と同じ席に座り、瓶ビールと4番を注文。
泡盛もゆっくりといただいた。 至福のひと時。
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再びバスで1時間余り、アメリカンビレッジへ。
ここは多くの観光客で賑わっていた。
確かにアメリカのショッピングモールの雰囲気である。
ショップには興味のない俺は、海沿いの景色が気に入った。
海を眺めながら、しばしのんびりとした時間を堪能。
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2023年4月11日(火) 今日が沖縄滞在最終日。
朝からバスを乗り継いて、糸満市場入口へ。
乗り継ぎのバスを待つ間、しばし散策。
石敢当。
スイジガイ。
糸満市民憲章。
収穫したサトウキビを屋上に運び上げているようだ。
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乗り継いだバスで向かったのは、ひめゆりの塔。
入口で購入した花を捧げさせていただいた。
最近改修されたという記念館も見学させていただき、生き残られた方々の証言ビデオも様々見せていただくことができた。
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バスを乗り継ぎ、那覇に戻ってきた。
沖縄で最後の食事となる今日のお昼ご飯は、昨日に引き続き『あかさたな』さんへ。
今日は、瓶ビールと3番を注文。
ここでは本当にリーズナブルな料金で、美味しい沖縄料理をいただくことができる。
『ご馳走様でした。 また来ますね』
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貯まったマイルを使い、おきなわ彩発見NEXT地域クーポン&特別割引も活用して、お得な旅を楽しむことができた。
俺のスタイルなら、沖縄でもレンタカーなしでバスと徒歩だけで十分楽しむことができることも再確認。
秋には還暦を迎え、サラリーマン生活も一区切りとなるため、今年は貯まった有休や貯まったマイルを使って、おおいに旅を楽しむつもりである。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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2023年4月1日(土) 天候に恵まれそうな今日は、相当久しぶりとなる江の川でパックラフトを使った日帰りリバーツーリングの予定。
早朝に家を出て、全て下道を走り、島根県の川本町へ。
駐車場にマツダ6を停め、パックラフトを背負って歩き出す。
三江線の廃止によって廃駅となった川本駅。
春の日差しで暖かい川沿いの歩道は、他に誰もおらず静かな空間。
河原まで降りる道を、独りでトボトボと歩いていく。
昨年初めてパックラフトを導入してから錦川の川下りは楽しんでいるが、パックラフトを使った江の川の川下りは初めてなので、久々にドキドキわくわく。
30年前にカヤックを始め、元々はシーカヤックへの興味だったのだが、初めてとなる中古のフォールディングカヤックを購入したショップの方に、『テクニックを磨くなら川下りがいいよ』と教えてもらい、最近できた施設だと紹介いただいた『カヌーの里おおち』の様々なツーリング企画に参加していたことを懐かしく思い出す。
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今日持参したのは、MRSのNomad S1D。
錦川で使っているココペリ・ローグに比べると、スケグがあることも含めて直進性が高いのが特徴。
江の川の中流以降の川下りでは、激しい瀬はなく瀞場をしっかり漕ぐシーンが多くなるので、今回はこのパックラフトを選んだという訳である。
このパックラフトは、コーミングやデッキリギングなどハッとさせられるような様々な工夫がなされており、お気に入りのパックラフト。
スターンには、小さな防水バッグを収納できるような便利なスペースもあり、川下りにピッタリだ。
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準備が完了し、9時過ぎに川本町の河原から出艇した。
今日は風もなく、日差しもたっぷりで暖かい春の朝。
久々となる江の川に漕ぎ出すと、懐かしい『江の川の匂い』が!
そう、錦川では特に匂いは感じないのだが、江の川では昔も確かにこんな匂いがしていたなあ、と懐かしく思い出す。
直進性が良く、そこそこスピードも出るMRS Nomad S1Dで、ザラ瀬も楽しみながらのリバーツーリング。
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今日の足元のウエアリングはこんな感じ。
前回のダム湖漕ぎで気になった足元のスペースは、安いインフレータブル枕を購入し、今回フットレスト代わりにインストールしてみたが、これがなかなか良い感じで格段に漕ぎやすくなった。
自分に合わせてカスタマイズしていくのも、楽しみの一つである。
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いやあ、江の川の川下りは楽しいなあ。 本当に絶景続きである。
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今日一番波の高い瀬。
それでも、のんびり楽しめるレベルである。
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途中で、一旦パックラフトを左岸に引き上げた。
今日は風がほとんどないが、万が一の風で飛ばされないよう、おもしを入れておく。
歩いて堤防の上まで登り、橋を渡る。
見えてきたのは、コインレストラン・かわもと。
橋の上からだと視点が高く、これから漕ぎ進む江の川の景色も楽しめる。
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コインレストランに到着した。
今日のお楽しみの一つは、ここで販売している自動販売機のうどん。
よく見ると、『かしわうどん』と書かれている。
350円也で、コインを投入して注文した。
思ったよりも短時間で出てきたのは、このうどん。
よく見ると、鶏肉に加え、刻みネギはもちろん、揚げやとろろ昆布、しっかりした厚みのある蒲鉾が二切れ、そして驚きは木の芽。
出汁の味も良く、想像以上の美味しさに驚いた。
提供されている方が、美味しいうどんを食べてもらいたいと思っておられる気持ちが伝わってくる、素晴らしいうどんであった。
『ご馳走様でした』 次回は、ラーメンを試してみようかな!
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江の川沿いも桜が満開。
川の浅瀬には、大きなコイが。。。
河原へ降りる荒れた道を下っていく。
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おやつ代わりのうどんを堪能し、再び川へ。
日差しが強くなり、あまりの暑さに長袖の袖を捲って半袖状態で漕ぎ進む。
錦川と比べるのは酷であるが、それでも江ノ川の透明度も思っていたほど悪くはない。
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それにしても、今日は本当に天候に恵まれ、最高の川下りである。
どうやら今年は川下りがメインの年になりそうな予感!
コロナの影響も含め、アウトドアを楽しむ人が増えたり、他所者を排除する浜も増えたりで、なかなか出艇しにくい状況が増えてきていることも、シーカヤックツーリングに出かけようというモチベーションの低下に繋がっているように感じている。
それに比べると、川下りの自由さはなんだろう!
久々に、リバーツーリングの楽しさに目覚めてしまったようである。
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今日は天気が良いからか、多くのカメが甲羅干しを楽しんでいた。
親子で甲羅干ししている姿も多く見かけることができたが、こんなに多くの亀を見たのは初めてである。
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昼前になると、そろそろ今日のゴールが近づいてきた。
あの橋の手前で上陸するとするか。
無事に久々となる江の川ツーリングを終えて、パックラフトを引き上げた。
パックラフトと畳み、パッキング。
荷物を背負って川沿いの道を歩く。
橋を渡り、
漕いできた川の景色を眺め、
バス停へ。
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バスが来るまで少し時間があるので、ベンチに座って休憩しつつ、お昼ご飯。
今日は、コンビニで買ってきたおむすび二つを、家から持参した温かいお茶でいただいた。
散策して見つけた酒屋さん。
三江線の名残の標識。
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13:20のバスが到着。
乗り込むと、乗客は俺一人。
終点の川本町に到着。
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天候にも恵まれ、最高に楽しかった久々となる江の川中流ツーリング。
いやあ今年は本当に、川下りにハマってしまいそうである!
俺は今年の秋で60歳になるが、なんだか65歳や70歳になってもこんな気軽な川遊びを楽しんでいそうな気がしているのは不思議なものだ。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?