土曜日は、ロードスターのオイル交換や、ロードスターのドライブレコーダーをモニター付きの高画質タイプに入れ替え、古いモニターなしはアテンザワゴンへ移植など、気になっていた雑用を済ませる。
風が強かったので、ちょうど良い休日となった。
2017年5月28日(日) 月曜日が有給休暇なので、風が落ちた今日からキャンプに出発。
今回は、近場でのんびりまったり過ごすプラン。
***
安芸灘大橋を渡り、まずは下蒲刈の梶が浜へ。
今回はここでキャンプ予定なので、この浜から出ることも考えていたのだが、行ってみると。。。
まずは沖を見ると、すでに1艇のシーカヤックが浮かんでいた。
また浜では、カヤックフィッシングとみられる出艇準備中のシットオントップカヤックが3艇ほど並んでいる。
俺は一人になりたくて海に出るので、基本的に他のシーカヤッカーが居る浜から出艇したり、他のシーカヤッカーが上陸/キャンプしている浜に後から上陸することは遠慮することにしている。
今日下ろし立てのTシャツは、俺が敬愛する孤高の人『加藤文太郎』
群れて遊ぶのは苦手なので、梶が浜からすぐにUターンし、とびしま海道をさらに東へ。
***
今日は、大崎下島のこの浜から出発することにしようか。
昨日とは打って変わって風もなく、穏やかな絶好のシーカヤックツーリング日和。
海も澄んで、漕ぎだすのも気持ち良い。
***
バウを北に向け、大崎上島の西岸に沿って北上していく。
今日は雲もなく、芸予ブルーが美しい。
こんな岩もあり、
潜り抜けることはできないけれど、こんな海蝕洞もある。
***
今日は11時過ぎが満潮なので、まだしばらく追い潮である。
日が差し込んで、コントラストが美しい。
***
大串海水浴場の沖を抜け、
今日の目的地である津久賀島へと漕ぎ進む。
この津久賀島は、実はまだ上陸したことがなかった。
東側に、上陸できそうなちょうど良い浜を発見。
***
浜にシーカヤックを引き揚げ、しばし休憩。
大潮の満潮でなければキャンプできそうな浜である。
遠くには、大崎クールジェンの拠点も見える。
***
再び海に出て、津久賀島をカウンタークロックワイズで一周してみる。
こんな小さな海蝕洞を発見!
島を離れ、バウを南に向ける。
大串海水浴場のところでは、浜からシーカヤックのグルーグが漕ぎ出して来られた。
せっかく楽しんでおられるグループツーリングを、怪しいソロカヤッカーの俺が邪魔しないよう、軽く会釈しスピードを上げてサッサと漕ぎ抜けた。
やっぱ俺には、海を独りで静かに楽しむのが合っている。
***
反転した潮に乗り、快調に漕ぎ戻る。
なんと気持ちの良いシーカヤックツーリングであろうか。
浜に戻ると、持参した水でカヤックと道具を潮抜きし、パンを齧りながら乾くのを待つ。
***
大崎下島の商店で、大事なビールを買い出し。
ここには貴重な雁木が残っている。
下蒲刈に戻り、テントを張る。
キャンプ地は整地されて味気ないが、ここの海の眺めは素晴らしい。
この景色を眺めながら飲むビールが楽しみだ!
***
海を眺めながらコロッケパンでお昼ご飯を済ませ、自転車を降ろす。
これから、下蒲刈島を自転車で一周してみよう。
雲一つない青空の下、シーカヤックを漕ぎ、自転車を漕ぐ。
最高の休日じゃあないか!
なみおと岬。
ここからの眺めも美しい。
安芸灘大橋を眺め、
ここでも雁木を観察し、
その由来を勉強する。
***
石畳の通りを、自転車でのんびりペダリング。
のんびりまったり自転車を漕ぎ、キャンプ地の浜に戻ってきた。
***
上蒲刈のやすらぎの館に行き、風呂に浸かって潮抜きをし、サウナに入って汗をながす。
最高のリフレッシュ。
キャンプ地に戻ると、キッチンをセット。
今日は東屋がないので、バックドアを開けて座布団を敷き、その前にテーブルをセットしてキッチンは完成。
まずはビールをプシュッ。
『いただきます』 グビリ、グビグビ。 『ああ、美味いなあ! 最高!!!』
今日のメインは、焼うどん。
キャンプナイフで野菜を切り、具材を準備。
『こりゃあ旨そうだなあ。 いただきます』
こんな景色を眺めながら外で食べる晩御飯。
最高である。
***
朝起きると、少し風が出ている。
昨日のうちに、シーカヤックと自転車を楽しんでおいてよかったなあ。
朝ごはんは、蒲刈の天ぷらを入れた納豆うどん。
食後はコーヒーを楽しみ、テントを干してキャンプ道具を撤収。
***
ああ、この週末もたっぷりと遊んで充実した休日であった。
孤独を楽しむ生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。 さて、来週はどこ行こう?
風が強かったので、ちょうど良い休日となった。
2017年5月28日(日) 月曜日が有給休暇なので、風が落ちた今日からキャンプに出発。
今回は、近場でのんびりまったり過ごすプラン。
***
安芸灘大橋を渡り、まずは下蒲刈の梶が浜へ。
今回はここでキャンプ予定なので、この浜から出ることも考えていたのだが、行ってみると。。。
まずは沖を見ると、すでに1艇のシーカヤックが浮かんでいた。
また浜では、カヤックフィッシングとみられる出艇準備中のシットオントップカヤックが3艇ほど並んでいる。
俺は一人になりたくて海に出るので、基本的に他のシーカヤッカーが居る浜から出艇したり、他のシーカヤッカーが上陸/キャンプしている浜に後から上陸することは遠慮することにしている。
今日下ろし立てのTシャツは、俺が敬愛する孤高の人『加藤文太郎』
群れて遊ぶのは苦手なので、梶が浜からすぐにUターンし、とびしま海道をさらに東へ。
***
今日は、大崎下島のこの浜から出発することにしようか。
昨日とは打って変わって風もなく、穏やかな絶好のシーカヤックツーリング日和。
海も澄んで、漕ぎだすのも気持ち良い。
***
バウを北に向け、大崎上島の西岸に沿って北上していく。
今日は雲もなく、芸予ブルーが美しい。
こんな岩もあり、
潜り抜けることはできないけれど、こんな海蝕洞もある。
***
今日は11時過ぎが満潮なので、まだしばらく追い潮である。
日が差し込んで、コントラストが美しい。
***
大串海水浴場の沖を抜け、
今日の目的地である津久賀島へと漕ぎ進む。
この津久賀島は、実はまだ上陸したことがなかった。
東側に、上陸できそうなちょうど良い浜を発見。
***
浜にシーカヤックを引き揚げ、しばし休憩。
大潮の満潮でなければキャンプできそうな浜である。
遠くには、大崎クールジェンの拠点も見える。
***
再び海に出て、津久賀島をカウンタークロックワイズで一周してみる。
こんな小さな海蝕洞を発見!
島を離れ、バウを南に向ける。
大串海水浴場のところでは、浜からシーカヤックのグルーグが漕ぎ出して来られた。
せっかく楽しんでおられるグループツーリングを、怪しいソロカヤッカーの俺が邪魔しないよう、軽く会釈しスピードを上げてサッサと漕ぎ抜けた。
やっぱ俺には、海を独りで静かに楽しむのが合っている。
***
反転した潮に乗り、快調に漕ぎ戻る。
なんと気持ちの良いシーカヤックツーリングであろうか。
浜に戻ると、持参した水でカヤックと道具を潮抜きし、パンを齧りながら乾くのを待つ。
***
大崎下島の商店で、大事なビールを買い出し。
ここには貴重な雁木が残っている。
下蒲刈に戻り、テントを張る。
キャンプ地は整地されて味気ないが、ここの海の眺めは素晴らしい。
この景色を眺めながら飲むビールが楽しみだ!
***
海を眺めながらコロッケパンでお昼ご飯を済ませ、自転車を降ろす。
これから、下蒲刈島を自転車で一周してみよう。
雲一つない青空の下、シーカヤックを漕ぎ、自転車を漕ぐ。
最高の休日じゃあないか!
なみおと岬。
ここからの眺めも美しい。
安芸灘大橋を眺め、
ここでも雁木を観察し、
その由来を勉強する。
***
石畳の通りを、自転車でのんびりペダリング。
のんびりまったり自転車を漕ぎ、キャンプ地の浜に戻ってきた。
***
上蒲刈のやすらぎの館に行き、風呂に浸かって潮抜きをし、サウナに入って汗をながす。
最高のリフレッシュ。
キャンプ地に戻ると、キッチンをセット。
今日は東屋がないので、バックドアを開けて座布団を敷き、その前にテーブルをセットしてキッチンは完成。
まずはビールをプシュッ。
『いただきます』 グビリ、グビグビ。 『ああ、美味いなあ! 最高!!!』
今日のメインは、焼うどん。
キャンプナイフで野菜を切り、具材を準備。
『こりゃあ旨そうだなあ。 いただきます』
こんな景色を眺めながら外で食べる晩御飯。
最高である。
***
朝起きると、少し風が出ている。
昨日のうちに、シーカヤックと自転車を楽しんでおいてよかったなあ。
朝ごはんは、蒲刈の天ぷらを入れた納豆うどん。
食後はコーヒーを楽しみ、テントを干してキャンプ道具を撤収。
***
ああ、この週末もたっぷりと遊んで充実した休日であった。
孤独を楽しむ生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。 さて、来週はどこ行こう?
2017年5月20日(土) 東京日帰り出張の翌朝、朝5時前に目を覚まし、コーヒーを飲むとキャンプの準備。
自転車をワゴンにカートップし、氷と野菜をソフトクーラーに入れて、着替えを積み込む。
今日は、周防大島にあるお気に入りの浜にテントを張り、ゆっくりとカヤック&バイクを楽しむ予定。
***
海沿いの快適なドライブを楽しみ、いつもの浜に到着。
風もなく、空は晴れて、絶好のシーカヤックツーリング日和である。
漕ぎ出す前に、まずはテントを張る。
テントを張ると、そこに自分のベース基地ができた感じで、心が落ち着くのである。
***
Tシャツと短パンという夏仕様の漕ぎウエアに着替え、出発準備は完了。
今日のパドルは、長年漕ぎ慣れて完全にアームエクステンションとなった、ワーナーのアークティックウインド。
廃番となってかなり時間が経つが、好きな人にはこのパドルでないと漕げないという、独特の漕ぎ味を持つ名パドル。
俺の、フォールディングカヤックを使った尺取り虫方式での瀬戸内横断&日本海北上編、50歳を記念して行った呉〜姫路までの尺取り虫旅、初期の瀬戸内カヤック横断隊漕ぎなど、このパドルなしには俺のシーカヤックヒストリーは語れない。
***
ゴールデンウイークから梅雨入りまでの間は、天候が比較的安定しており、シーカヤックツーリングに適した季節と言われている。
波もなく穏やかな海を、目の前の立島に向けて漕ぎ進む。
今日は久しぶりに、立島の裏(南側)を漕いでみる。
***
立島を離れ、沖家室の方向へ。
沖家室島との間に架橋された橋が見えた。
この辺りでUターン。
***
海の水は澄み、底の方までよく見える。
潮の流れも弱く、順調に漕ぎ進む。
時折手を止めて、海の中を覗き込む。
***
今日は2時間たっぷり、海の散歩を楽しんだ。
***
海から上がると、シーカヤックを水洗いし、道具を干して買い出しへ。
晩御飯用の肉とビール、お昼ご飯を購入し、竜崎温泉で塩抜きをして浜に戻ってきた。
今日のお昼は、コンビニで買ってきた『赤い担々麺』
具材を混ぜるとこんな感じ。
『うん、これはなかなか美味しいじゃないか』
海を眺めながら食べるご飯は、これまた一味違うのである。
***
午後の日差しは、もう夏が近いことを感じさせる、キリリとした日の光。
しばらく休憩したのち、自転車を車から降ろす。
ちょっとお散歩してみるか。
途中立ち寄った、風の丘。
事務所は閉まっているようだが、丘の上には上がれる模様。
パラグライダーの練習施設である。
***
地元の神社にも参拝し、旅の安全を祈願する。
広い敷地に立派な社殿。
***
キャンプ地の浜まで戻ってきた。
ラジオを聴き、海を眺め、のんびりまったり。
夕刻が近づくと、晩御飯の準備を開始。
お気に入りのキャンプナイフを取り出して、野菜を切る。
今日は焼肉。
周防大島のスーパーで買い込んできた、『鹿野高原・おこめ豚』と『鹿野ファーム・粗挽ウインナー』
大好物のビールを飲みながら、独り焼き肉を楽しむ。
缶のプルタブをプシュッと開け、保冷ステンレスカップにトクトクトクトク。 シュワワワワワワー。
『いただきます』
『グビ、グビ、グビり』 プハーッ、やっぱりビールは美味いなあ!
***
次第に暮れなずんでいく空と海を眺める、至福のひと時。
俺がキャンプが好きなのは、海辺でこの美しい景色を眺めながら飲むビールが最高だからである。
***
食事を終えると、お酒の時間。
これまた、地元のスーパーで仕入れてきた、『五橋』と『金冠黒松』
暗くなると、100円ショップで購入したお気に入りのロウソクランプの灯で静かに独り酒。
『ああ、なんと良い休日じゃあないか!』
***
日頃の疲れが出たのか、朝までたっぷりと寝ることができた。
少し薄い雲があるものの、きょうも晴れの様子。
朝ごはんは、かき揚げそば。
そばを食べると、再びお湯を沸かしてコーヒーをゆっくりと楽しむ。
***
テントを干して片付け、道具をパッキング。
『さて、帰るとするか』
きょうの帰りは、いつもとは違うルート。
海から見て気になっていた『オレンジロード』のドライブを楽しむつもり。
***
今日走るのは、南側のオレンジルート。
山道をゆっくりと登っていくと、
ところどころで海の景色が眼前に広がる。
交通量も少なく、要所要所では車を止めて景色を堪能。
***
この時期のオレンジロードは、目にも眩しい新緑と、瀬戸内らしい海の景色が堪能できる、絶好のドライブスポットであった。
***
ゆっくりキャンプツーリングでリフレッシュした、生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
自転車をワゴンにカートップし、氷と野菜をソフトクーラーに入れて、着替えを積み込む。
今日は、周防大島にあるお気に入りの浜にテントを張り、ゆっくりとカヤック&バイクを楽しむ予定。
***
海沿いの快適なドライブを楽しみ、いつもの浜に到着。
風もなく、空は晴れて、絶好のシーカヤックツーリング日和である。
漕ぎ出す前に、まずはテントを張る。
テントを張ると、そこに自分のベース基地ができた感じで、心が落ち着くのである。
***
Tシャツと短パンという夏仕様の漕ぎウエアに着替え、出発準備は完了。
今日のパドルは、長年漕ぎ慣れて完全にアームエクステンションとなった、ワーナーのアークティックウインド。
廃番となってかなり時間が経つが、好きな人にはこのパドルでないと漕げないという、独特の漕ぎ味を持つ名パドル。
俺の、フォールディングカヤックを使った尺取り虫方式での瀬戸内横断&日本海北上編、50歳を記念して行った呉〜姫路までの尺取り虫旅、初期の瀬戸内カヤック横断隊漕ぎなど、このパドルなしには俺のシーカヤックヒストリーは語れない。
***
ゴールデンウイークから梅雨入りまでの間は、天候が比較的安定しており、シーカヤックツーリングに適した季節と言われている。
波もなく穏やかな海を、目の前の立島に向けて漕ぎ進む。
今日は久しぶりに、立島の裏(南側)を漕いでみる。
***
立島を離れ、沖家室の方向へ。
沖家室島との間に架橋された橋が見えた。
この辺りでUターン。
***
海の水は澄み、底の方までよく見える。
潮の流れも弱く、順調に漕ぎ進む。
時折手を止めて、海の中を覗き込む。
***
今日は2時間たっぷり、海の散歩を楽しんだ。
***
海から上がると、シーカヤックを水洗いし、道具を干して買い出しへ。
晩御飯用の肉とビール、お昼ご飯を購入し、竜崎温泉で塩抜きをして浜に戻ってきた。
今日のお昼は、コンビニで買ってきた『赤い担々麺』
具材を混ぜるとこんな感じ。
『うん、これはなかなか美味しいじゃないか』
海を眺めながら食べるご飯は、これまた一味違うのである。
***
午後の日差しは、もう夏が近いことを感じさせる、キリリとした日の光。
しばらく休憩したのち、自転車を車から降ろす。
ちょっとお散歩してみるか。
途中立ち寄った、風の丘。
事務所は閉まっているようだが、丘の上には上がれる模様。
パラグライダーの練習施設である。
***
地元の神社にも参拝し、旅の安全を祈願する。
広い敷地に立派な社殿。
***
キャンプ地の浜まで戻ってきた。
ラジオを聴き、海を眺め、のんびりまったり。
夕刻が近づくと、晩御飯の準備を開始。
お気に入りのキャンプナイフを取り出して、野菜を切る。
今日は焼肉。
周防大島のスーパーで買い込んできた、『鹿野高原・おこめ豚』と『鹿野ファーム・粗挽ウインナー』
大好物のビールを飲みながら、独り焼き肉を楽しむ。
缶のプルタブをプシュッと開け、保冷ステンレスカップにトクトクトクトク。 シュワワワワワワー。
『いただきます』
『グビ、グビ、グビり』 プハーッ、やっぱりビールは美味いなあ!
***
次第に暮れなずんでいく空と海を眺める、至福のひと時。
俺がキャンプが好きなのは、海辺でこの美しい景色を眺めながら飲むビールが最高だからである。
***
食事を終えると、お酒の時間。
これまた、地元のスーパーで仕入れてきた、『五橋』と『金冠黒松』
暗くなると、100円ショップで購入したお気に入りのロウソクランプの灯で静かに独り酒。
『ああ、なんと良い休日じゃあないか!』
***
日頃の疲れが出たのか、朝までたっぷりと寝ることができた。
少し薄い雲があるものの、きょうも晴れの様子。
朝ごはんは、かき揚げそば。
そばを食べると、再びお湯を沸かしてコーヒーをゆっくりと楽しむ。
***
テントを干して片付け、道具をパッキング。
『さて、帰るとするか』
きょうの帰りは、いつもとは違うルート。
海から見て気になっていた『オレンジロード』のドライブを楽しむつもり。
***
今日走るのは、南側のオレンジルート。
山道をゆっくりと登っていくと、
ところどころで海の景色が眼前に広がる。
交通量も少なく、要所要所では車を止めて景色を堪能。
***
この時期のオレンジロードは、目にも眩しい新緑と、瀬戸内らしい海の景色が堪能できる、絶好のドライブスポットであった。
***
ゆっくりキャンプツーリングでリフレッシュした、生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
2017年5月14日(日) 今日は風が強い予報のため、早々にシーカヤックは諦め、妻と一緒に自転車でお散歩に出かけることにした。
俺は、スペシャライズドのセミスリック仕様MTB、妻には旅する折畳み自転車として輪行用に使っているダホンスピードTRに乗ってもらう。
***
休山トンネルの入り口までくると、第2トンネルの工事が進みつつある様子がよくわかった。
工事中のトンネルの上部を見ると。。。
まるで鳥居のような気が設置され、お供え物のようなものも見える。
『あれって、何なんだろうね?』
家に戻って調べてみると、想像通り『化粧木』という、トンネル工事の安全を祈願するものであった。
お散歩サイクリングの途中で珍しいものを見つけることができて、また一つ知識が増えたなあ。
***
自動車と完全に分離され、安全な休山トンネルを走り抜け、
めがね橋へ。
美術館通りを抜け、
海上自衛隊、呉教育隊の門のところでは、休日の外出手続き中と思われる自衛隊員の集団も。
***
今日は風こそあるが、よく晴れて暑いくらいのサイクリング日和。
実物が展示されている潜水艦の横を通り、
この潜水艦設置工事の様子も知ることができた。
***
峠経由で、かるが海水浴場へ。
ここは、子供達が小さい頃には時々やってきて遊んだ場所。
確か何度か息子達と、やっぱり自転車を漕いできて、途中にあったお弁当屋さんで買ったお弁当を食べていたのも懐かしい思い出である。
今日は、途中のスーパーで買い込んできたお昼ご飯。
妻はお弁当、俺はお好み焼き。
海を眺め、オールフリーを飲みながら、楽しいひと時。
食後にビーチを散策してみると、奥にあるバーベキュー広場では、この風が強い中、多くの人たちがバーベキューを楽しんでおられた。
***
帰路は、峠経由ではなく、魚見山トンネル経由に。
いつも峠経由なので、このトンネルを走るのは久し振り。
***
再び、呉の桟橋へ。
大和の甲板のサイズを再現したというスペースも見学。
”すいばり”って標準語だっけ?
大和の碇のすぐ側には、
誓いの碇。
***
その後は、展望デッキに上がり、
海上自衛隊の呉基地を周遊する、艦船巡りツアーに参加。
これが、自衛艦の近くまで行って海から見学できるという、呉らしいお気に入りの30分ミニクルーズなのである。
***
最近呉に配属になった『かが』
全長248メートルで海上自衛隊最大の護衛艦という、”かが”を見ることができたのはラッキーであった。
今日は、残念ながら潜水艦は少し離れた場所に。
初めて知ったのだが、こんな船もあるのだそうだ。
敷設艦『むろと』
常に単独で行動し、その行動は極秘なのだそうである。
こんな任務の自衛艦もあるのだなあ。
***
いろいろ、新たな発見のあった、妻と二人で楽しいお散歩サイクリング。
来週こそは風が弱くシーカヤック日和になってくれれば良いなあ。
生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
俺は、スペシャライズドのセミスリック仕様MTB、妻には旅する折畳み自転車として輪行用に使っているダホンスピードTRに乗ってもらう。
***
休山トンネルの入り口までくると、第2トンネルの工事が進みつつある様子がよくわかった。
工事中のトンネルの上部を見ると。。。
まるで鳥居のような気が設置され、お供え物のようなものも見える。
『あれって、何なんだろうね?』
家に戻って調べてみると、想像通り『化粧木』という、トンネル工事の安全を祈願するものであった。
お散歩サイクリングの途中で珍しいものを見つけることができて、また一つ知識が増えたなあ。
***
自動車と完全に分離され、安全な休山トンネルを走り抜け、
めがね橋へ。
美術館通りを抜け、
海上自衛隊、呉教育隊の門のところでは、休日の外出手続き中と思われる自衛隊員の集団も。
***
今日は風こそあるが、よく晴れて暑いくらいのサイクリング日和。
実物が展示されている潜水艦の横を通り、
この潜水艦設置工事の様子も知ることができた。
***
峠経由で、かるが海水浴場へ。
ここは、子供達が小さい頃には時々やってきて遊んだ場所。
確か何度か息子達と、やっぱり自転車を漕いできて、途中にあったお弁当屋さんで買ったお弁当を食べていたのも懐かしい思い出である。
今日は、途中のスーパーで買い込んできたお昼ご飯。
妻はお弁当、俺はお好み焼き。
海を眺め、オールフリーを飲みながら、楽しいひと時。
食後にビーチを散策してみると、奥にあるバーベキュー広場では、この風が強い中、多くの人たちがバーベキューを楽しんでおられた。
***
帰路は、峠経由ではなく、魚見山トンネル経由に。
いつも峠経由なので、このトンネルを走るのは久し振り。
***
再び、呉の桟橋へ。
大和の甲板のサイズを再現したというスペースも見学。
”すいばり”って標準語だっけ?
大和の碇のすぐ側には、
誓いの碇。
***
その後は、展望デッキに上がり、
海上自衛隊の呉基地を周遊する、艦船巡りツアーに参加。
これが、自衛艦の近くまで行って海から見学できるという、呉らしいお気に入りの30分ミニクルーズなのである。
***
最近呉に配属になった『かが』
全長248メートルで海上自衛隊最大の護衛艦という、”かが”を見ることができたのはラッキーであった。
今日は、残念ながら潜水艦は少し離れた場所に。
初めて知ったのだが、こんな船もあるのだそうだ。
敷設艦『むろと』
常に単独で行動し、その行動は極秘なのだそうである。
こんな任務の自衛艦もあるのだなあ。
***
いろいろ、新たな発見のあった、妻と二人で楽しいお散歩サイクリング。
来週こそは風が弱くシーカヤック日和になってくれれば良いなあ。
生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
2017年5月7日(日) 今日は近場でゆっくりと過ごす。
朝はいつもより遅めに起きだし、朝食を食べるとしばしウオーキング。
***
10時になると、YB125SPのカバーを外し、妻とのタンデムライドで家を出る。
途中で幾つか寄り道しながら向かう今日のランチは、前から気になっていたR185号線沿いのカフェへ。
そのお店は、『とびしま 柑橘工房 cafe』
***
ランチは11時から。
メニューを眺め、何にするかを相談する。
妻は、『生塩レモンチキンのクリーム煮ランチ』ドリンク付に。
俺は、数量限定のカレーにしようかと思ったのだが、ふと目に入ってきた『とびしまパンペルデュ』というのが気になった。
メニューの説明を読んでみると、パンペルデュというのはフレンチトーストのことだそうだ。
ソースを4種類の中から選ぶことができ、そのいずれもとびしま海道エリアの島々の特産品を使っているというところも、なんとも魅力的。
日本で3番目くらいに、このオシャレなフレンチトーストが似合いそうもない外見の俺ではあるが、その心が『今日はパンペルデュにしろ』と叫んでいる。
おねえさんに、『これは、どのソースが人気、あるいはオススメですか?』と聞くと、『一番人気は、下蒲刈いちごとレモンソースです』との事。
『じゃあそれでお願いします。 ドリンクは、レモンスカッシュジンジャエールを』
***
しばらく待つと、ランチが運ばれてきた。
まずは、妻の生塩レモンチキンのクリーム煮ランチと、レモンスカッシュ。
そして、俺のパンペルデュ!
このフレンチトーストが、その外観からしてなんとも美味しそう。
妻のレモンスカッシュも、俺のレモンスカッシュジンジャエールも、いずれも浮かべてあるレモンはハート型の断面。
気の利くおねえさんが、俺たちがシェアして食べるのだと気がついたようで、『取り皿をお持ちしましょうか?』
『はい、お願いします』
気持ちの良い、心配りのできるカフェである。
***
フレンチトーストを妻にもシェアして、『いただきます』
フレンチトーストにたっぷりといちごとレモンのソースを載せてパクリ。
『おー、これは美味い!』
まさにこれは絶品フレンチトーストである。
俺がこれまで生きてきた中で、最高のフレンチトーストとの出会い。
食べる手は止まらず、まさに至福のひと時である。
***
『ご馳走様でした』
お会計の時、おねえさんに『あのフレンチトーストは、本当に美味しかったです』とお礼を述べる。
店内で、幾つかお土産も購入し、店を出た。
『美しい景色と美味しい食べ物は、本当に人を幸せにする力があるよなあ』
***
帰りは、長浜へ抜ける海沿いの快走路へ。
芸予諸島の海を眺めながら、久しぶりのタンデムツーリングをしばし堪能。
***
ダホンスピードTRで三次から浜原までの60kmを漕ぎ、三江線を江津から三次まで全線乗車する輪行旅を楽しみ、島根半島での連泊シーカヤックツーリングを堪能し、世羅高原のチューリップ祭りと美味しい豆腐料理を味わい、雰囲気の良いカフェで人生最高のフレンチトーストに出会うことができた、充実した連休。
生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
朝はいつもより遅めに起きだし、朝食を食べるとしばしウオーキング。
***
10時になると、YB125SPのカバーを外し、妻とのタンデムライドで家を出る。
途中で幾つか寄り道しながら向かう今日のランチは、前から気になっていたR185号線沿いのカフェへ。
そのお店は、『とびしま 柑橘工房 cafe』
***
ランチは11時から。
メニューを眺め、何にするかを相談する。
妻は、『生塩レモンチキンのクリーム煮ランチ』ドリンク付に。
俺は、数量限定のカレーにしようかと思ったのだが、ふと目に入ってきた『とびしまパンペルデュ』というのが気になった。
メニューの説明を読んでみると、パンペルデュというのはフレンチトーストのことだそうだ。
ソースを4種類の中から選ぶことができ、そのいずれもとびしま海道エリアの島々の特産品を使っているというところも、なんとも魅力的。
日本で3番目くらいに、このオシャレなフレンチトーストが似合いそうもない外見の俺ではあるが、その心が『今日はパンペルデュにしろ』と叫んでいる。
おねえさんに、『これは、どのソースが人気、あるいはオススメですか?』と聞くと、『一番人気は、下蒲刈いちごとレモンソースです』との事。
『じゃあそれでお願いします。 ドリンクは、レモンスカッシュジンジャエールを』
***
しばらく待つと、ランチが運ばれてきた。
まずは、妻の生塩レモンチキンのクリーム煮ランチと、レモンスカッシュ。
そして、俺のパンペルデュ!
このフレンチトーストが、その外観からしてなんとも美味しそう。
妻のレモンスカッシュも、俺のレモンスカッシュジンジャエールも、いずれも浮かべてあるレモンはハート型の断面。
気の利くおねえさんが、俺たちがシェアして食べるのだと気がついたようで、『取り皿をお持ちしましょうか?』
『はい、お願いします』
気持ちの良い、心配りのできるカフェである。
***
フレンチトーストを妻にもシェアして、『いただきます』
フレンチトーストにたっぷりといちごとレモンのソースを載せてパクリ。
『おー、これは美味い!』
まさにこれは絶品フレンチトーストである。
俺がこれまで生きてきた中で、最高のフレンチトーストとの出会い。
食べる手は止まらず、まさに至福のひと時である。
***
『ご馳走様でした』
お会計の時、おねえさんに『あのフレンチトーストは、本当に美味しかったです』とお礼を述べる。
店内で、幾つかお土産も購入し、店を出た。
『美しい景色と美味しい食べ物は、本当に人を幸せにする力があるよなあ』
***
帰りは、長浜へ抜ける海沿いの快走路へ。
芸予諸島の海を眺めながら、久しぶりのタンデムツーリングをしばし堪能。
***
ダホンスピードTRで三次から浜原までの60kmを漕ぎ、三江線を江津から三次まで全線乗車する輪行旅を楽しみ、島根半島での連泊シーカヤックツーリングを堪能し、世羅高原のチューリップ祭りと美味しい豆腐料理を味わい、雰囲気の良いカフェで人生最高のフレンチトーストに出会うことができた、充実した連休。
生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
2017年5月5日(金) 島根半島での連泊キャンプ・シーカヤックツーリングから戻った翌日は、妻と一緒にロードスターで日帰りドライブへ。
走行距離が19万キロを超えたロードスターの幌を開け、世羅へと向かう。
***
今日は妻のリクエストで、世羅のチューリップ祭りに来たのである。
ほぼ毎年のように訪れる、この時期の世羅高原。
満開のチューリップがとても綺麗である。
***
連休ということで、混雑を避けるため朝早く来た甲斐があり、まだまだゆっくりと園内を散策できる。
それにしても驚くのは、チューリップの種類の多いこと。
色も、花びらの形も、まさに様々である。
徐々に青空が広がる中、ゆっくりと散策を楽しんだ。
***
早く来たので、まだまだ時間がある。
せっかくなので、これまで行ったことがない場所を探検に行くことに。
八田原ダムにある、夢吊橋。
知らなかったが、橋脚間距離が世界最長の橋なのだそうだ。
思ったよりもしっかりした造りの橋を、歩いて往復してみる。
***
ダム湖沿いの道を走っていると、『エレベーター使用可能』の表示が。。。
『エレベーターって???』
駐車場にロードスターを停め、歩いてみると、
どうやら、ダムの下までエレベーターで降りてみることができるようである。
こんなダム施設は初めて。
ワクワクしながら、エレベーターに乗ってみる。
***
約1分のエレベーターの旅を終え、1Fに降りると、
なんと室内の気温は13℃。 涼しくて気持ちよい!
下から見上げるダムは、なんとも壮観である。
再びエレベーターに乗り、上へと戻る。
『いやあ、このダム周辺はなかなか良い遊びのスポットだねえ』
***
途中、見つけたお店でお昼ご飯。
世羅のとうふ家。
ここでは、3種類のとうふを試すことができるという、人気の定食をお願いした。
このとうふが、醤油をかけなくても味が濃くて美味しく、木綿、ゆず、山芋の3種類の味を楽しむことができた。
そしてメインの料理の数々も素晴らしい。
どの料理もとても美味しくいただき、大満足のランチとなった。
***
今回は、これまで知らなかった世羅のスポットやお店も発見することができ、とても充実した楽しいドライブであった。
生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。 さて、次はどこ行こう?
走行距離が19万キロを超えたロードスターの幌を開け、世羅へと向かう。
***
今日は妻のリクエストで、世羅のチューリップ祭りに来たのである。
ほぼ毎年のように訪れる、この時期の世羅高原。
満開のチューリップがとても綺麗である。
***
連休ということで、混雑を避けるため朝早く来た甲斐があり、まだまだゆっくりと園内を散策できる。
それにしても驚くのは、チューリップの種類の多いこと。
色も、花びらの形も、まさに様々である。
徐々に青空が広がる中、ゆっくりと散策を楽しんだ。
***
早く来たので、まだまだ時間がある。
せっかくなので、これまで行ったことがない場所を探検に行くことに。
八田原ダムにある、夢吊橋。
知らなかったが、橋脚間距離が世界最長の橋なのだそうだ。
思ったよりもしっかりした造りの橋を、歩いて往復してみる。
***
ダム湖沿いの道を走っていると、『エレベーター使用可能』の表示が。。。
『エレベーターって???』
駐車場にロードスターを停め、歩いてみると、
どうやら、ダムの下までエレベーターで降りてみることができるようである。
こんなダム施設は初めて。
ワクワクしながら、エレベーターに乗ってみる。
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約1分のエレベーターの旅を終え、1Fに降りると、
なんと室内の気温は13℃。 涼しくて気持ちよい!
下から見上げるダムは、なんとも壮観である。
再びエレベーターに乗り、上へと戻る。
『いやあ、このダム周辺はなかなか良い遊びのスポットだねえ』
***
途中、見つけたお店でお昼ご飯。
世羅のとうふ家。
ここでは、3種類のとうふを試すことができるという、人気の定食をお願いした。
このとうふが、醤油をかけなくても味が濃くて美味しく、木綿、ゆず、山芋の3種類の味を楽しむことができた。
そしてメインの料理の数々も素晴らしい。
どの料理もとても美味しくいただき、大満足のランチとなった。
***
今回は、これまで知らなかった世羅のスポットやお店も発見することができ、とても充実した楽しいドライブであった。
生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。 さて、次はどこ行こう?
2017年5月2日(火) 今日から島根半島でのキャンプツーリングに出発。
初日は風が強い予報なので最初からシーカヤックは諦め、自転車も積んでいくことに。
***
いつものように朝早く家を出て、北へと向かう。
快適なドライブを楽しみ、お気に入りのキャンプ地である馴染みの浜に到着した。
少し風はあるものの、東寄りの風なので、場所を選べば漕ぎ出せそうな感じである。
***
じゃあ、ということで東風なら風裏になるエリアへ。
芸予ブルーならぬ、島根半島ブルーが美しい日本海。
これなら海のお散歩が楽しめそうである。
***
今日は風が強い予報なので、残念ながら自転車と思っていたが、運良く漕ぎ出せることになり満面の笑みで出艇準備。
なんといっても、今回が今年の島根半島デビューなのである。
普段の年なら、3月位には穏やかになる週末があり、島根半島ツーリングを楽しめるのだが、今年は風が強くなかなかチャンスがなかったのだ。
久しぶりの日本海は、透明度が高く最高のコンディション。
風裏とはいえ、回り込んでくる風こそあるものの、これくらいなら全く問題ないレベル。
島根半島ブルーの海を、手に馴染んだパドル、アークティックウインドで漕ぎ進む。
***
それにしても、やっぱりシーカヤックは気持ちええなあ!
こんな良い景色の海を独り占めできるなんて、なんて贅沢な時間なのだろうか。
芸予諸島、瀬戸内海とは全く雰囲気の違う海の散歩を堪能する。
***
さて、そろそろ戻るとしようか。
岸沿いの狭い水路に入り、
小さな神社の前で、旅の安全を祈願する。
***
シーカヤックを引き上げ、潮をタオルで拭いてしばし乾燥させる。
その間は、漁港の片隅で日向ぼっこを楽しむ。
野波の集落で買い出しをし、キャンプ地の浜に戻ると、お昼ご飯。
まずはビールで独り乾杯!
小波海水浴場のお気に入りの景色を眺めながら、冷えたビールをバカラのグラスに注ぎ、グビグビグビリ。
『プハーッ、美味い!!!』
最高のキャンプツーリング。
***
お昼ご飯を食べ、少し休憩すると、ちょっと浜辺を散策。
この澄んだ海こそ、島根半島の最大の魅力。
瀬戸内海も、都市部から離れたエリアではかなり透明度は高くなってはいるが、それでもこの綺麗さは別格である。
しばし集落のウオーキングへ。
田植えのシーズンとあって、地下足袋の足跡がアートっぽい。
高台から眺める海も美しい。
***
夕方になると、晩御飯の準備。
俺は料理に凝るタイプではないので、キャンプの夜はいつも簡単なおつまみメニューである。
それでも、先日購入したキャンプ用シースナイフはお気に入りの道具となった。
持った感じも適度な重量とハンドル部分の形状が手にしっくりくるし、なんといっても鋭い切れ味が準備の楽しさを倍増させてくれる。
100円スキレットで、家から持参した野菜を炒め、ポン酢と一味で食べると、これが美味いのなんの!
綺麗な海を眺めつつ、ビールをグビリと飲りながら食べる料理が、不味いわけがないのである。
***
ふと西の海を見ると、怪しげな雲が!
まるで龍が天に昇っているようだなあ。
***
ここからは、夕日鑑賞タイム。
晴れた日の夕方は、ここの浜から眺める夕焼けが楽しみの一つ。
この絶景は、最高のビールのつまみである。
『ああ、今日も楽しい1日だったなあ』
***
2017年5月3日(水) 目覚めると、天気予報通り風もない穏やかな朝。
パンで簡単な朝ご飯をすませると、今日は目の前の浜からシーカヤックを漕ぎ出す。
目指すは、加賀の潜戸。
穏やかな日本海を、西へ西へと漕ぎ進む。
少し雲が多めではあるが、少しうねりがあるだけで、風もなく絶好のパドリング日和である。
***
もう、加賀の潜戸は目の前。
まだ観光船も出ていないようで、静かな海蝕洞に入っていく。
一度潜り抜け、Uターンして再び洞窟内へ。
途中にある、北側に抜けた穴。
久しぶりに訪問した、加賀の潜戸。
朝のお散歩にはぴったりであった。
***
帰路は、岸沿いにのんびりと漕ぎ戻る。
途中の大きな湾内に入り、誰もいない静かな浜に上陸。
ここも透明度が高く、気持ちのよい休憩場所である。
ここで温かいお茶を飲み、行動食として持参したパンを齧り、しばし休憩。
***
浜に戻ると、シーカヤックと道具の潮抜きをし、しばし日に当てて乾かす。
しばらくすると、散歩に来られた地元の方が、置いてあるシーカヤックを見に来られた。
『このフネはひっくり返ったりせんのん?』 『ええ、意外と安定しているんですよ』
『今日は加賀の潜戸までこのシーカヤックで往復してきました』 『そうね。 わしは、加賀の潜戸の沖の方で、定置網の漁をしよるんよ。 今朝は漁が終わって、さっき家に戻ったところ』
『今年は風が強い日が多くてなかなかこっちに来れんかったんですが、ようやく穏やかになって、昨日、今日と漕ぎ出せました』『わしらは19トンのフネで漁をしよるんじゃが、それでも波が2mになると厳しいからのう』
『あんたはどこから来たんね?』 『広島の呉です』
『ここの浜は、夏になったらキャンプに来る人が多いんじゃが、受付しよったら、だいたい岡山から来る人が多いよ。 広島の人は、浜田の方へ行く人が多いんじゃないかの』
『島根でも、太田あたりまでは出雲弁じゃが、浜田になると広島の文化圏に入るんか、出雲弁が薄うなる』
『以前来た時に、昔はここの浜でも網を曳いてイワシを取りよったいうて聞いたんですが』 『そうよ、昔はここでも”まき網”をやりよったんよ』
『定置網は、わしらで言うと1隻の船で13人くらいで漁をしよるんじゃが、まき網の場合は船団を組んで、夜に明かりをつけて魚を集めるフネや、網を入れて魚を捕る船、捕った魚を運搬する船みたいに、分担して漁をするんよ』
『定置網の場合は、多い時で10トンくらい採れるが、まき網じゃったら100トンくらいの量になる。 桁が違う』
『わしら、10トン採れたら、朝飯も昼飯も食わずに、一生懸命ずっと箱詰めせにゃならんくらい忙しい』
『若い人は入ってくるんですか?』 『最近は、水産高校出ても、漁師にならんのが増えよる』
『今、旬の魚は何ですか?』 『そうじゃのう、鯵が脂がのって美味いよ。 小さな鯵でも焼いて食べたらそりゃ旨い』
『刺身はどうですか?』 『うん、刺身も旨いよ。 焼いても美味い』
『ありがとうございます。 じゃあ、今日は鯵を買って食べてみますよ』
***
地元の漁師さんから、鯵を勧められたので、松江市内へ買い出しへ。
買い出しから戻ると、お昼ご飯。
島根半島に来るといつも食べる出雲そばと、今が旬で脂が乗っているという、漁師さんオススメの鯵の刺身。
そして、もちろんビールである。
***
浜辺に張ったテントに寝転がり、本を開く。
気に入った音楽を聴き、海を眺める贅沢な時間。
夕方になると、新鮮ワカメのしゃぶしゃぶの準備。
今日は、ワカメしゃぶしゃぶと赤てん、そしてカレーうどんの晩御飯。
赤てんは、100スキで軽く温めるとより一層おいしくなる。
***
今日も晴れて、絶好のサンセットタイム。
この時期は、日が沈む角度も絶妙である。
雲に隠れることなく、完璧なサンセット。
独りで眺めるにはもったいないくらいの美しさであった。
そして、日が沈むと空には半月が輝いていた。
ここからは、ロウソクの静かな明かりで独り静かにお酒の時間。
至福の一時。 これ以上、何が必要なのだろうか?
***
今年初めてとなった島根半島での連泊キャンプツーリング。
二日ともシーカヤックを楽しむことができ、お気に入りの海を眺めながらビールを飲み、サンセットの絶景を楽しむことができた。
最高の週末!
生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。 さて、明日はどこ行こう?
初日は風が強い予報なので最初からシーカヤックは諦め、自転車も積んでいくことに。
***
いつものように朝早く家を出て、北へと向かう。
快適なドライブを楽しみ、お気に入りのキャンプ地である馴染みの浜に到着した。
少し風はあるものの、東寄りの風なので、場所を選べば漕ぎ出せそうな感じである。
***
じゃあ、ということで東風なら風裏になるエリアへ。
芸予ブルーならぬ、島根半島ブルーが美しい日本海。
これなら海のお散歩が楽しめそうである。
***
今日は風が強い予報なので、残念ながら自転車と思っていたが、運良く漕ぎ出せることになり満面の笑みで出艇準備。
なんといっても、今回が今年の島根半島デビューなのである。
普段の年なら、3月位には穏やかになる週末があり、島根半島ツーリングを楽しめるのだが、今年は風が強くなかなかチャンスがなかったのだ。
久しぶりの日本海は、透明度が高く最高のコンディション。
風裏とはいえ、回り込んでくる風こそあるものの、これくらいなら全く問題ないレベル。
島根半島ブルーの海を、手に馴染んだパドル、アークティックウインドで漕ぎ進む。
***
それにしても、やっぱりシーカヤックは気持ちええなあ!
こんな良い景色の海を独り占めできるなんて、なんて贅沢な時間なのだろうか。
芸予諸島、瀬戸内海とは全く雰囲気の違う海の散歩を堪能する。
***
さて、そろそろ戻るとしようか。
岸沿いの狭い水路に入り、
小さな神社の前で、旅の安全を祈願する。
***
シーカヤックを引き上げ、潮をタオルで拭いてしばし乾燥させる。
その間は、漁港の片隅で日向ぼっこを楽しむ。
野波の集落で買い出しをし、キャンプ地の浜に戻ると、お昼ご飯。
まずはビールで独り乾杯!
小波海水浴場のお気に入りの景色を眺めながら、冷えたビールをバカラのグラスに注ぎ、グビグビグビリ。
『プハーッ、美味い!!!』
最高のキャンプツーリング。
***
お昼ご飯を食べ、少し休憩すると、ちょっと浜辺を散策。
この澄んだ海こそ、島根半島の最大の魅力。
瀬戸内海も、都市部から離れたエリアではかなり透明度は高くなってはいるが、それでもこの綺麗さは別格である。
しばし集落のウオーキングへ。
田植えのシーズンとあって、地下足袋の足跡がアートっぽい。
高台から眺める海も美しい。
***
夕方になると、晩御飯の準備。
俺は料理に凝るタイプではないので、キャンプの夜はいつも簡単なおつまみメニューである。
それでも、先日購入したキャンプ用シースナイフはお気に入りの道具となった。
持った感じも適度な重量とハンドル部分の形状が手にしっくりくるし、なんといっても鋭い切れ味が準備の楽しさを倍増させてくれる。
100円スキレットで、家から持参した野菜を炒め、ポン酢と一味で食べると、これが美味いのなんの!
綺麗な海を眺めつつ、ビールをグビリと飲りながら食べる料理が、不味いわけがないのである。
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ふと西の海を見ると、怪しげな雲が!
まるで龍が天に昇っているようだなあ。
***
ここからは、夕日鑑賞タイム。
晴れた日の夕方は、ここの浜から眺める夕焼けが楽しみの一つ。
この絶景は、最高のビールのつまみである。
『ああ、今日も楽しい1日だったなあ』
***
2017年5月3日(水) 目覚めると、天気予報通り風もない穏やかな朝。
パンで簡単な朝ご飯をすませると、今日は目の前の浜からシーカヤックを漕ぎ出す。
目指すは、加賀の潜戸。
穏やかな日本海を、西へ西へと漕ぎ進む。
少し雲が多めではあるが、少しうねりがあるだけで、風もなく絶好のパドリング日和である。
***
もう、加賀の潜戸は目の前。
まだ観光船も出ていないようで、静かな海蝕洞に入っていく。
一度潜り抜け、Uターンして再び洞窟内へ。
途中にある、北側に抜けた穴。
久しぶりに訪問した、加賀の潜戸。
朝のお散歩にはぴったりであった。
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帰路は、岸沿いにのんびりと漕ぎ戻る。
途中の大きな湾内に入り、誰もいない静かな浜に上陸。
ここも透明度が高く、気持ちのよい休憩場所である。
ここで温かいお茶を飲み、行動食として持参したパンを齧り、しばし休憩。
***
浜に戻ると、シーカヤックと道具の潮抜きをし、しばし日に当てて乾かす。
しばらくすると、散歩に来られた地元の方が、置いてあるシーカヤックを見に来られた。
『このフネはひっくり返ったりせんのん?』 『ええ、意外と安定しているんですよ』
『今日は加賀の潜戸までこのシーカヤックで往復してきました』 『そうね。 わしは、加賀の潜戸の沖の方で、定置網の漁をしよるんよ。 今朝は漁が終わって、さっき家に戻ったところ』
『今年は風が強い日が多くてなかなかこっちに来れんかったんですが、ようやく穏やかになって、昨日、今日と漕ぎ出せました』『わしらは19トンのフネで漁をしよるんじゃが、それでも波が2mになると厳しいからのう』
『あんたはどこから来たんね?』 『広島の呉です』
『ここの浜は、夏になったらキャンプに来る人が多いんじゃが、受付しよったら、だいたい岡山から来る人が多いよ。 広島の人は、浜田の方へ行く人が多いんじゃないかの』
『島根でも、太田あたりまでは出雲弁じゃが、浜田になると広島の文化圏に入るんか、出雲弁が薄うなる』
『以前来た時に、昔はここの浜でも網を曳いてイワシを取りよったいうて聞いたんですが』 『そうよ、昔はここでも”まき網”をやりよったんよ』
『定置網は、わしらで言うと1隻の船で13人くらいで漁をしよるんじゃが、まき網の場合は船団を組んで、夜に明かりをつけて魚を集めるフネや、網を入れて魚を捕る船、捕った魚を運搬する船みたいに、分担して漁をするんよ』
『定置網の場合は、多い時で10トンくらい採れるが、まき網じゃったら100トンくらいの量になる。 桁が違う』
『わしら、10トン採れたら、朝飯も昼飯も食わずに、一生懸命ずっと箱詰めせにゃならんくらい忙しい』
『若い人は入ってくるんですか?』 『最近は、水産高校出ても、漁師にならんのが増えよる』
『今、旬の魚は何ですか?』 『そうじゃのう、鯵が脂がのって美味いよ。 小さな鯵でも焼いて食べたらそりゃ旨い』
『刺身はどうですか?』 『うん、刺身も旨いよ。 焼いても美味い』
『ありがとうございます。 じゃあ、今日は鯵を買って食べてみますよ』
***
地元の漁師さんから、鯵を勧められたので、松江市内へ買い出しへ。
買い出しから戻ると、お昼ご飯。
島根半島に来るといつも食べる出雲そばと、今が旬で脂が乗っているという、漁師さんオススメの鯵の刺身。
そして、もちろんビールである。
***
浜辺に張ったテントに寝転がり、本を開く。
気に入った音楽を聴き、海を眺める贅沢な時間。
夕方になると、新鮮ワカメのしゃぶしゃぶの準備。
今日は、ワカメしゃぶしゃぶと赤てん、そしてカレーうどんの晩御飯。
赤てんは、100スキで軽く温めるとより一層おいしくなる。
***
今日も晴れて、絶好のサンセットタイム。
この時期は、日が沈む角度も絶妙である。
雲に隠れることなく、完璧なサンセット。
独りで眺めるにはもったいないくらいの美しさであった。
そして、日が沈むと空には半月が輝いていた。
ここからは、ロウソクの静かな明かりで独り静かにお酒の時間。
至福の一時。 これ以上、何が必要なのだろうか?
***
今年初めてとなった島根半島での連泊キャンプツーリング。
二日ともシーカヤックを楽しむことができ、お気に入りの海を眺めながらビールを飲み、サンセットの絶景を楽しむことができた。
最高の週末!
生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。 さて、明日はどこ行こう?
連休に入ったが、天気予報はシーカヤッカーにとってはあまりパッとしない。
島根半島、しまなみ海道、周防大島などなど、どこを見ても風が強い予報でありキャンプツーリングはできそうにない。
じゃあ、という訳で、今回は久しぶりに折りたたみ自転車、ダホンスピードTRを引っ張り出し、輪行ツーリングに行くことにした。
***
iMacで地図とにらめっこし、乗り換え案内と自転車用ナビサイトで色々とルートを考えてみるが、どれもフィーリングがしっくりとこない。
はてさて。。。
そういえば、三江線が来年春で廃線になるんだったなあ。
これまで何度か輪行を楽しんだ江の川沿いの自転車ルート。 廃線になる前に、漕いでみることにしようか!
***
2017年4月30日(日) 朝起きると、5時に家を出てクルマで三次へと向かう。
駅近くの駐車場にクルマを止め、カートップしてきた自転車を下ろす。
今日は、キャンプ予定なので、オルトリーブの防水パニアバッグに道具と着替え一式を詰めてきた。
『旅する折りたたみ自転車』とも評される、ダホンスピードTRには、パニアバッグがよく似合う。
フロントの荷台には、小型のソフトクーラーバッグをセット。
これが、走っている時には貴重品や地図、時刻表などを入れるのに便利なことに加え、夕方には立ち寄った店で購入した冷えたビールを収納できるという優れもの。
便利なんだなあ、これが!
***
外気温は4℃と、少し肌寒い三次の市街地を走り抜け、旅は始まりである。
今日の前半は、江の川の左岸側ルートを走る予定。
気温こそ低いものの、漕いでいると体が温まり、徐々にじわりと汗がにじみ出してくるコンディション。
クルマも少なく、爽快な田舎道を快適に漕ぎ進む。
***
一応、ここは三江線ルートということになっているらしい。
対岸に見える作木のカヌー感の敷地内には、連休のキャンプを楽しんでいる家族連れが大勢おられる模様。
***
俺のボトルは、エコマリン・オーシャンカヤックセンター。
懐かしい!
これで水分補給しながら、1時間毎に5分程度の休憩を取る。
***
江平駅の手前には、こんな看板が。
時刻表をチェックすると、ちょうどここで上りの三江線とすれ違うことができそうである。
というわけで、呉名物のメロンパンを取り出し、しばしエネルギー補給と休憩。
しばらく待っていると、1両の列車がやってきた。
ようし、じゃあこちらも出発するか。
***
新緑が美しい江の川を眺めながらのペダリング。
鉄橋を眺め、
昔、リバーカヤックで下った『豚小屋の瀬』をチェック。
***
今日の足元は、樹脂製ハーフクリップとクロックスの組み合わせ。
これが、漕ぎやすくて歩きやすく、のんびり輪行旅にはぴったりなのである。
鬱蒼とした林の中を漕ぎ抜け、
倒した樹で壊れたガードレールに驚き、
江の川の巨岩を眺めながら、漕ぎ進む。
***
鉄橋を渡り、再び左岸ルートへ。
ここからは、少し荒れた路面。
トンネルの手前あたりから、太ももの表側が痛み出してきた。 ペダルを漕ぐと腿に痛みがハシリ、辛い状況に。
というわけで、しばし地面に寝転がり、足を伸ばして休憩である。
***
時刻表をチェックすると、11:39に浜原駅を出発する列車がある。
iPhoneで地図をチェックすると、ここから浜原駅までは、もう10kmもない。
どうやら間に合いそうだ、ということで、浜原駅まで行き、一旦石見川本駅までJRでスキップする計画に変更した。
***
傷む腿に耐えながら、ゆっくりと漕ぎ進む。
気温は上がり、上着を脱いで半袖Tシャツでちょうど良い感じ。
浜原ダムを超え、最後の登りを過ぎると、ここからは下りである。
浜原大橋に到着。
この辺りから、徐々に風が強くなってきた。
そして、11時過ぎに浜原駅に到着!
三次から約60kmの自転車旅は、ここで一旦一区切りである。
***
駅前の石碑を見てみると、三江線は昭和50年に全線開通とある。
これを見ると、三江線自体は結構新しいルートであることがわかる。
それが、来年3月には廃線が決定。
不採算ルートであるため仕方がないが、やはり寂しいものである。
***
自転車をたたみ、ヘルメットをセットして、パッキング。
乗車口の近くに荷物を置き、しばし日向ぼっこしながら休憩。
置いてあるノートを見てみると、『川の水がきれい』というコメントが多いことに驚いた。
錦川や仁淀川の流れを見たことがある人からすると、江の川の水は濁っていることがわかるはずだが、都会の人の感覚はそんな感じなのであろう。
でもその江の川の濁りは、河口に細かい土を運び、石州瓦となってこの地方独特の景観を作るのに役立ってもいる。
***
しばらく待っていると、近くの踏切から音がし始め、列車がやってきた。
車内は、連休ということもあり、旅行客で結構賑わっている。
これで、石見川本までしばしの列車旅。
車窓から見る川沿いの木々は、強風で大きくなびいており、今日の江津付近でのキャンプは難しそうな予感。
***
石見川本駅では、次の江津行きまで約1時間半の待ち時間。
ちょうどお昼ご飯時ということもあり、駅でいただいた地図を見ながら食事のできるお店を探す。
今日は、お好み焼き。
ビールが飲めないのが残念だが、美味しいお好み焼きであった。 『ごちそうさまでした』
***
駅に戻ると、気温は27℃を超えていた。
暑いはずである。
すれ違う列車が入ってくると、江津行きの列車もすぐに出発。
***
本当なら、川戸で降りて再び江津まで自転車を漕ぐ予定だったが、外は風が強く今日はキャンプできそうにないと判断し、そのまま江津駅まで乗車した。
江津駅では、この列車が折り返しの三次行きとなる。
一度改札に行き、浜原からの料金を支払って、再び江津から三次までのチケットを購入。
これが、おそらく俺にとっては最後の三江線全線乗車となるのであろう。
***
時間になると、三次行きは出発である。
江津市内を抜け、
江の川沿いを、ゆっくりと登っていく。
途中でおやつの時間。
三次までは、まだまだたっぷりと時間がある。
鉄橋を渡り、
宇都井の駅からの景色を眺め、
次第に暮れ泥んでいく川沿いの景色に旅の余韻を楽しむ。
西の空に太陽が沈み、
しばらくすると三次に到着。
今回は、約60kmの自転車旅と、久し振りの三江線の旅を、たっぷりと楽しむことができた。
***
まだ連休は始まったばかり。
生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。 さて、明日はどこ行こう?
島根半島、しまなみ海道、周防大島などなど、どこを見ても風が強い予報でありキャンプツーリングはできそうにない。
じゃあ、という訳で、今回は久しぶりに折りたたみ自転車、ダホンスピードTRを引っ張り出し、輪行ツーリングに行くことにした。
***
iMacで地図とにらめっこし、乗り換え案内と自転車用ナビサイトで色々とルートを考えてみるが、どれもフィーリングがしっくりとこない。
はてさて。。。
そういえば、三江線が来年春で廃線になるんだったなあ。
これまで何度か輪行を楽しんだ江の川沿いの自転車ルート。 廃線になる前に、漕いでみることにしようか!
***
2017年4月30日(日) 朝起きると、5時に家を出てクルマで三次へと向かう。
駅近くの駐車場にクルマを止め、カートップしてきた自転車を下ろす。
今日は、キャンプ予定なので、オルトリーブの防水パニアバッグに道具と着替え一式を詰めてきた。
『旅する折りたたみ自転車』とも評される、ダホンスピードTRには、パニアバッグがよく似合う。
フロントの荷台には、小型のソフトクーラーバッグをセット。
これが、走っている時には貴重品や地図、時刻表などを入れるのに便利なことに加え、夕方には立ち寄った店で購入した冷えたビールを収納できるという優れもの。
便利なんだなあ、これが!
***
外気温は4℃と、少し肌寒い三次の市街地を走り抜け、旅は始まりである。
今日の前半は、江の川の左岸側ルートを走る予定。
気温こそ低いものの、漕いでいると体が温まり、徐々にじわりと汗がにじみ出してくるコンディション。
クルマも少なく、爽快な田舎道を快適に漕ぎ進む。
***
一応、ここは三江線ルートということになっているらしい。
対岸に見える作木のカヌー感の敷地内には、連休のキャンプを楽しんでいる家族連れが大勢おられる模様。
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俺のボトルは、エコマリン・オーシャンカヤックセンター。
懐かしい!
これで水分補給しながら、1時間毎に5分程度の休憩を取る。
***
江平駅の手前には、こんな看板が。
時刻表をチェックすると、ちょうどここで上りの三江線とすれ違うことができそうである。
というわけで、呉名物のメロンパンを取り出し、しばしエネルギー補給と休憩。
しばらく待っていると、1両の列車がやってきた。
ようし、じゃあこちらも出発するか。
***
新緑が美しい江の川を眺めながらのペダリング。
鉄橋を眺め、
昔、リバーカヤックで下った『豚小屋の瀬』をチェック。
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今日の足元は、樹脂製ハーフクリップとクロックスの組み合わせ。
これが、漕ぎやすくて歩きやすく、のんびり輪行旅にはぴったりなのである。
鬱蒼とした林の中を漕ぎ抜け、
倒した樹で壊れたガードレールに驚き、
江の川の巨岩を眺めながら、漕ぎ進む。
***
鉄橋を渡り、再び左岸ルートへ。
ここからは、少し荒れた路面。
トンネルの手前あたりから、太ももの表側が痛み出してきた。 ペダルを漕ぐと腿に痛みがハシリ、辛い状況に。
というわけで、しばし地面に寝転がり、足を伸ばして休憩である。
***
時刻表をチェックすると、11:39に浜原駅を出発する列車がある。
iPhoneで地図をチェックすると、ここから浜原駅までは、もう10kmもない。
どうやら間に合いそうだ、ということで、浜原駅まで行き、一旦石見川本駅までJRでスキップする計画に変更した。
***
傷む腿に耐えながら、ゆっくりと漕ぎ進む。
気温は上がり、上着を脱いで半袖Tシャツでちょうど良い感じ。
浜原ダムを超え、最後の登りを過ぎると、ここからは下りである。
浜原大橋に到着。
この辺りから、徐々に風が強くなってきた。
そして、11時過ぎに浜原駅に到着!
三次から約60kmの自転車旅は、ここで一旦一区切りである。
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駅前の石碑を見てみると、三江線は昭和50年に全線開通とある。
これを見ると、三江線自体は結構新しいルートであることがわかる。
それが、来年3月には廃線が決定。
不採算ルートであるため仕方がないが、やはり寂しいものである。
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自転車をたたみ、ヘルメットをセットして、パッキング。
乗車口の近くに荷物を置き、しばし日向ぼっこしながら休憩。
置いてあるノートを見てみると、『川の水がきれい』というコメントが多いことに驚いた。
錦川や仁淀川の流れを見たことがある人からすると、江の川の水は濁っていることがわかるはずだが、都会の人の感覚はそんな感じなのであろう。
でもその江の川の濁りは、河口に細かい土を運び、石州瓦となってこの地方独特の景観を作るのに役立ってもいる。
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しばらく待っていると、近くの踏切から音がし始め、列車がやってきた。
車内は、連休ということもあり、旅行客で結構賑わっている。
これで、石見川本までしばしの列車旅。
車窓から見る川沿いの木々は、強風で大きくなびいており、今日の江津付近でのキャンプは難しそうな予感。
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石見川本駅では、次の江津行きまで約1時間半の待ち時間。
ちょうどお昼ご飯時ということもあり、駅でいただいた地図を見ながら食事のできるお店を探す。
今日は、お好み焼き。
ビールが飲めないのが残念だが、美味しいお好み焼きであった。 『ごちそうさまでした』
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駅に戻ると、気温は27℃を超えていた。
暑いはずである。
すれ違う列車が入ってくると、江津行きの列車もすぐに出発。
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本当なら、川戸で降りて再び江津まで自転車を漕ぐ予定だったが、外は風が強く今日はキャンプできそうにないと判断し、そのまま江津駅まで乗車した。
江津駅では、この列車が折り返しの三次行きとなる。
一度改札に行き、浜原からの料金を支払って、再び江津から三次までのチケットを購入。
これが、おそらく俺にとっては最後の三江線全線乗車となるのであろう。
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時間になると、三次行きは出発である。
江津市内を抜け、
江の川沿いを、ゆっくりと登っていく。
途中でおやつの時間。
三次までは、まだまだたっぷりと時間がある。
鉄橋を渡り、
宇都井の駅からの景色を眺め、
次第に暮れ泥んでいく川沿いの景色に旅の余韻を楽しむ。
西の空に太陽が沈み、
しばらくすると三次に到着。
今回は、約60kmの自転車旅と、久し振りの三江線の旅を、たっぷりと楽しむことができた。
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まだ連休は始まったばかり。
生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。 さて、明日はどこ行こう?