2019年9月29日(日) SUPを楽しんだ翌日は、日帰りでのシーカヤックツーリングの予定。
私としては珍しく、少し前からカヤックを始めたという職場の同僚を誘い、近くの海へお気軽お散歩ツーリングの予定。
今週末の天気予報はコロコロと変わったが、昨日のSUPの時には最初こそ曇りであったが、途中からは晴れて気持ちの良いパドリングを楽しめた。
今日も、朝から晴れ間が出て、なかなか良いシーカヤック日和になりそうである。
***
途中のコンビニで待ち合わせ、お昼ご飯を買い出してから、島へと向かう。
今日も、カヤックキャリアとなるワゴンは使えない状態なので、今回はカヤックをお借りして海に漕ぎだすプランである。
施設に挨拶し、タンデムカヤックをお借りして、海へと運ぶ。
風も弱く、絶好のコンディション。
『じゃあ、漕ぎだしますか』
今日は大潮だからだろうか、いつもはあまり見ない釣り船も多く見かけた。
そろそろ潮止まりの時刻であるが、まだ海はザワザワしている。
***
島が多くあり、潮流が複雑なこの辺りの海の状況を解説しつつ、休憩予定の浜を目指す。
まだ上げ潮に乗って漕げるため、快調なパドリング。
『じゃあ、あそこの浜に上がって休憩しましょう!』
ここは、俺がお気に入りの浜の一つ。
抜けの良い景色と、透明度の高い綺麗な海と浜が、何よりの贅沢である。
今日は、初秋の芸予ブルー。
***
『お昼までもう少しあるから、別の場所まで漕ぎましょう』
小さな湾に沿って漕ぎ進み、
岬を回り込んで東進する。
しばらく漕ぐと、造船所の跡地。
ここからUターンして、お昼休みの浜へと漕ぎ戻る。
途中、海岸の岩や景色を楽しみながらの、のんびりパドリング。
***
浜へ上陸。
お昼ご飯は、コンビニ弁当。
ビールがなくとも、例えコンビニ弁当であろうと、美しい景色を眺めながら、浜で食べるお昼ご飯は、何ものにも変えがたい至福の一時。
お昼ご飯を食べながら、しばし四方山話を楽しみ、お昼休憩。
『じゃあ、そろそろ戻りますか』
***
この週末は、土曜日はSUPを楽しみ、日曜日は島渡りのお散歩ツーリングを楽しんで、久しぶりとなる海遊び連チャンの充実した週末であった。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
私としては珍しく、少し前からカヤックを始めたという職場の同僚を誘い、近くの海へお気軽お散歩ツーリングの予定。
今週末の天気予報はコロコロと変わったが、昨日のSUPの時には最初こそ曇りであったが、途中からは晴れて気持ちの良いパドリングを楽しめた。
今日も、朝から晴れ間が出て、なかなか良いシーカヤック日和になりそうである。
***
途中のコンビニで待ち合わせ、お昼ご飯を買い出してから、島へと向かう。
今日も、カヤックキャリアとなるワゴンは使えない状態なので、今回はカヤックをお借りして海に漕ぎだすプランである。
施設に挨拶し、タンデムカヤックをお借りして、海へと運ぶ。
風も弱く、絶好のコンディション。
『じゃあ、漕ぎだしますか』
今日は大潮だからだろうか、いつもはあまり見ない釣り船も多く見かけた。
そろそろ潮止まりの時刻であるが、まだ海はザワザワしている。
***
島が多くあり、潮流が複雑なこの辺りの海の状況を解説しつつ、休憩予定の浜を目指す。
まだ上げ潮に乗って漕げるため、快調なパドリング。
『じゃあ、あそこの浜に上がって休憩しましょう!』
ここは、俺がお気に入りの浜の一つ。
抜けの良い景色と、透明度の高い綺麗な海と浜が、何よりの贅沢である。
今日は、初秋の芸予ブルー。
***
『お昼までもう少しあるから、別の場所まで漕ぎましょう』
小さな湾に沿って漕ぎ進み、
岬を回り込んで東進する。
しばらく漕ぐと、造船所の跡地。
ここからUターンして、お昼休みの浜へと漕ぎ戻る。
途中、海岸の岩や景色を楽しみながらの、のんびりパドリング。
***
浜へ上陸。
お昼ご飯は、コンビニ弁当。
ビールがなくとも、例えコンビニ弁当であろうと、美しい景色を眺めながら、浜で食べるお昼ご飯は、何ものにも変えがたい至福の一時。
お昼ご飯を食べながら、しばし四方山話を楽しみ、お昼休憩。
『じゃあ、そろそろ戻りますか』
***
この週末は、土曜日はSUPを楽しみ、日曜日は島渡りのお散歩ツーリングを楽しんで、久しぶりとなる海遊び連チャンの充実した週末であった。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
2019年9月28日(土) 天気予報がコロコロと変わる週末であったが、なんとか雨は免れて、予約していたSUP体験の日。
前回お世話になったショップに電話したところ、この土日は江田島店がお休みということだったので、急遽蒲刈のB&Gに電話してSUP体験を予約しておいたのである。
まだロードスターのみの生活なので、屋根を開けて蒲刈へと向かう。
到着してみると、すでにスタッフの方が来ておられた。
『こんにちは。 予約していたNです。 以前、子供達のシーカヤック体験でお会いしたことがあります』と伝えると、『ああ、そうでしたねえ』と思い出していただけた。
『2週間前に江田島で体験したんですが、今日はまだ2回目なので、漕ぎ方をしっかり教えてください』
どうやら今日はラッキーなことに、マンツーマンでの講習のようである。
***
準備運動の後、浜でパドルの長さ調整も教えていただき、海へと漕ぎだす。
先日の講習で乗ったハードボードよりは少し幅が狭いが、スクールなどにも使えるオールラウンドタイプということで、十分な安定性を持っている。
今日もデッキのバンジーに、ペリカンケースとクロックスを挟み、海に漕ぎだした。
『じゃあ、まずは向こうの浜を目指して漕ぎましょう』
***
会話を楽しみながら、浜へと漕ぎ進む。
少し風はあるが、2回目ということもあり、前回よりは慣れた感じ。
『どうしても、片方だけ漕いでいたのでは真っ直ぐ進まないんですよ。 漕ぎ方が悪いんですかねえ?』
『SUPは直進性はあまり良くないので、両方を漕ぐのが基本だと思えばいいんですよ。 横風があるときなどは、ズーッと片側だけ漕ぐこともありますけどね』
『なるほど』
ようやく、浜に到着。
ここで、しばし休憩である。
ガイドの方は、元々カヤックツーリングをしたくてカヌー部に入り、レーシングで活躍された後、SUPの世界にも飛び込まれたとのこと。
様々な四方山話を楽しみながらの休憩タイム。
***
『じゃあ、そろそろ漕ぎましょうか』
横風が吹き抜ける中、別の浜を目指して漕ぎ進む。
『今日は少し風があるので、SUPのポテンシャルを知るのにちょうど良いですね』
浜に到着し、SUPを浜に揚げて、しばし休憩。
途中から合流された、別のSUPの方や、シーカヤックの方も、ここの浜でしばし休憩。
***
『少し岬の先の方まで漕いでみますか』
今日は少し風はあるものの、波はなく、絶好のSUP日和。
自然海岸が残るこのエリアは、お散歩SUPには絶好のツーリングコースである。
***
岬の手前での入江で、しばし小魚の群れを観察して楽しむ。
シーカヤックと違い、高い視点から覗き込む海の景色は、これまた新鮮な感覚である。
『じゃあ、そろそろゆっくり戻りましょうか』
漕ぐ時の、腰を落とすコツも教えてもらい、時折試してみながら漕ぎ進む。
パドルを海に漬けながら、膝をじわりと曲げて体重を掛けていくと、自分の体重を使ったパドリングの感触が徐々にではあるが、掴めてきたようだ。
『なんとなく、体重の掛け方が分かってきたような気がします。 漕いでいる感触が、最初の頃とは違いますね』
***
漕ぎながら、関東在住の共通の知人の話などで盛り上がり、シーカヤックの世界の狭さを改めて実感。
『今日はとても楽しかったです。 ありがとうございました』
『また機会があれば、どこかで一緒に漕ぎたいですね』
***
ワゴンが不調になり、しばしシーカヤックを運べないこの期間であるが、それを使ってSUP体験やバイクツーリングを楽しんでいる。
風の吹くまま気の向くままのフラリ風来坊、生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、明日はどこ行こう?
前回お世話になったショップに電話したところ、この土日は江田島店がお休みということだったので、急遽蒲刈のB&Gに電話してSUP体験を予約しておいたのである。
まだロードスターのみの生活なので、屋根を開けて蒲刈へと向かう。
到着してみると、すでにスタッフの方が来ておられた。
『こんにちは。 予約していたNです。 以前、子供達のシーカヤック体験でお会いしたことがあります』と伝えると、『ああ、そうでしたねえ』と思い出していただけた。
『2週間前に江田島で体験したんですが、今日はまだ2回目なので、漕ぎ方をしっかり教えてください』
どうやら今日はラッキーなことに、マンツーマンでの講習のようである。
***
準備運動の後、浜でパドルの長さ調整も教えていただき、海へと漕ぎだす。
先日の講習で乗ったハードボードよりは少し幅が狭いが、スクールなどにも使えるオールラウンドタイプということで、十分な安定性を持っている。
今日もデッキのバンジーに、ペリカンケースとクロックスを挟み、海に漕ぎだした。
『じゃあ、まずは向こうの浜を目指して漕ぎましょう』
***
会話を楽しみながら、浜へと漕ぎ進む。
少し風はあるが、2回目ということもあり、前回よりは慣れた感じ。
『どうしても、片方だけ漕いでいたのでは真っ直ぐ進まないんですよ。 漕ぎ方が悪いんですかねえ?』
『SUPは直進性はあまり良くないので、両方を漕ぐのが基本だと思えばいいんですよ。 横風があるときなどは、ズーッと片側だけ漕ぐこともありますけどね』
『なるほど』
ようやく、浜に到着。
ここで、しばし休憩である。
ガイドの方は、元々カヤックツーリングをしたくてカヌー部に入り、レーシングで活躍された後、SUPの世界にも飛び込まれたとのこと。
様々な四方山話を楽しみながらの休憩タイム。
***
『じゃあ、そろそろ漕ぎましょうか』
横風が吹き抜ける中、別の浜を目指して漕ぎ進む。
『今日は少し風があるので、SUPのポテンシャルを知るのにちょうど良いですね』
浜に到着し、SUPを浜に揚げて、しばし休憩。
途中から合流された、別のSUPの方や、シーカヤックの方も、ここの浜でしばし休憩。
***
『少し岬の先の方まで漕いでみますか』
今日は少し風はあるものの、波はなく、絶好のSUP日和。
自然海岸が残るこのエリアは、お散歩SUPには絶好のツーリングコースである。
***
岬の手前での入江で、しばし小魚の群れを観察して楽しむ。
シーカヤックと違い、高い視点から覗き込む海の景色は、これまた新鮮な感覚である。
『じゃあ、そろそろゆっくり戻りましょうか』
漕ぐ時の、腰を落とすコツも教えてもらい、時折試してみながら漕ぎ進む。
パドルを海に漬けながら、膝をじわりと曲げて体重を掛けていくと、自分の体重を使ったパドリングの感触が徐々にではあるが、掴めてきたようだ。
『なんとなく、体重の掛け方が分かってきたような気がします。 漕いでいる感触が、最初の頃とは違いますね』
***
漕ぎながら、関東在住の共通の知人の話などで盛り上がり、シーカヤックの世界の狭さを改めて実感。
『今日はとても楽しかったです。 ありがとうございました』
『また機会があれば、どこかで一緒に漕ぎたいですね』
***
ワゴンが不調になり、しばしシーカヤックを運べないこの期間であるが、それを使ってSUP体験やバイクツーリングを楽しんでいる。
風の吹くまま気の向くままのフラリ風来坊、生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、明日はどこ行こう?
2019年9月15日(日) 人生初SUPを楽しんだ翌日は、朝起きるとパンとスープで朝食を済ませ、YB125SPにキャンプ道具をパッキングして家を出る。
『じゃあ行ってくるよ』
『予定は決まってないんだよね』
『うん、しまなみのどこかの予定。 人が多かったらキャンプしたくないので、まだ決められないんだ』
『了解。 転ばないようにね』
***
家を出ると、東へと向かう。
まだ朝早いので、道路も車が少なく、快適なツーリングである。
尾道に到着。
キャンプ道具のパッキングは、いつもの通り。
クーラーボックスには、テントやシュラフ、ライトやバーナーなどが。
リアボックスには、ドローンと着替え。
***
向島に渡るフェリーは、自転車のお客さんで行列ができていた。
まずは、向島の島内道路を走り、因島を目指す。
途中の瀬戸では、芸予諸島らしい潮流が観測できた。
***
因島から生口島へ。
空は晴れて、長袖では暑いくらいの陽気である。
生口島では、観光案内所に立ち寄って、原付の回数券を購入。
これまでは、出かける前に、50円玉や100円玉を準備していたのだが、それもなかなか煩わしく、この回数券は便利である。
***
生口島から大三島へ。
橋の上からの眺めも素晴らしい。
大三島では、候補地としていたキャンプ場所に人が居たため、残念ではあるが伯方島へ行ってみることに。
途中の海沿いの景色が、これまた素晴らしい。
***
またまた橋を渡って、伯方島へ。
伯方島で見つけた、こんな絶景。
これは、一体なんていう花なのだろうか?
花の名前こそ分からないが、なんとも美しい景色に出会え、とても幸せな気分である。
***
伯方島で候補にしていた場所も、すでに人がおられたので、最後の候補地である『見近島』へと向かう。
俺は、他に人が居る場所にテントを張るのはあまり好きではないため、ここはどうしようもない場合の最後の候補地。
橋から島への道を下り、キャンプサイトに到着してみると、思ったよりはテントが少なかった。
『うん、これならテントを張ってもいいかな』
バイクを停め、テントを張ると、買い出しへ。
伯方島のスーパーで買い出しして、見近島へと戻る。
まずは木陰でお昼ご飯。
まだ温かい焼き鳥丼とビール!
海を眺めながら、ビールをグビリ、焼き鳥丼をパクリ。
少し暑いが、『これ以上何が要る?』
***
朝晩こそ涼しくなったが、昼間はまだまだ蒸し暑い晩秋の芸予諸島。
KIndleを取り出し、熊嵐を読む。
***
日が傾き始めると、少し早めの晩御飯。
もちろんビールは、エビスとプレミアムモルツ。
食事を終えると、テントへと潜り込む。
***
夕方まだ少し暑さが残っていたが、さすがに夜は涼しく、テントの入り口をメッシュにしておくと涼しいキャンプの夜。
朝方になると、肌寒さを感じてテントの入り口を閉じ、シュラフに潜り込んだ。
いつもより遅くまでシュラフの中でゆっくりした時間を楽しみ、起き出すと、テントの中でパンとコーヒーの朝食。
***
夜中こそ、少し話し声が聞こえてきたが、ソロツーリングの人が多かったので、思ったよりは静かな夜を過ごすことができた。
道具を片付け、バイクにパッキングして、キャンプ場を出発。
目指すは、大三島のお気に入りの展望台。
鷲ヶ頭山。
車では走りたくない、狭い林道。
こんな時に、原付二種は便利である。
YB125SPは、とびしま海道やしまなみ海道での展望台散策ツーリングには、まさにうってつけ。
***
お気に入りの景色を眺めながら、トコトコとのんびり山道を登っていく。
ようやく、目的地に到着した。
***
ドローンを取り出し、飛行の準備。
場所を変えて、再度撮影。
***
いやあ、やっぱり鳥の視点は楽しいなあ。
大三島の港まで行き、フェリーのチケットを購入。
ここからは、忠海経由で呉まで戻った。
***
シーカヤックが当分漕ぎ出せそうにない中、人生初SUPを楽しみ、YB125SPでのしまなみ海道へのキャンプツーリングも堪能した、充実の3連休。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
生涯不良の人生、さて来週はどこ行こう?
『じゃあ行ってくるよ』
『予定は決まってないんだよね』
『うん、しまなみのどこかの予定。 人が多かったらキャンプしたくないので、まだ決められないんだ』
『了解。 転ばないようにね』
***
家を出ると、東へと向かう。
まだ朝早いので、道路も車が少なく、快適なツーリングである。
尾道に到着。
キャンプ道具のパッキングは、いつもの通り。
クーラーボックスには、テントやシュラフ、ライトやバーナーなどが。
リアボックスには、ドローンと着替え。
***
向島に渡るフェリーは、自転車のお客さんで行列ができていた。
まずは、向島の島内道路を走り、因島を目指す。
途中の瀬戸では、芸予諸島らしい潮流が観測できた。
***
因島から生口島へ。
空は晴れて、長袖では暑いくらいの陽気である。
生口島では、観光案内所に立ち寄って、原付の回数券を購入。
これまでは、出かける前に、50円玉や100円玉を準備していたのだが、それもなかなか煩わしく、この回数券は便利である。
***
生口島から大三島へ。
橋の上からの眺めも素晴らしい。
大三島では、候補地としていたキャンプ場所に人が居たため、残念ではあるが伯方島へ行ってみることに。
途中の海沿いの景色が、これまた素晴らしい。
***
またまた橋を渡って、伯方島へ。
伯方島で見つけた、こんな絶景。
これは、一体なんていう花なのだろうか?
花の名前こそ分からないが、なんとも美しい景色に出会え、とても幸せな気分である。
***
伯方島で候補にしていた場所も、すでに人がおられたので、最後の候補地である『見近島』へと向かう。
俺は、他に人が居る場所にテントを張るのはあまり好きではないため、ここはどうしようもない場合の最後の候補地。
橋から島への道を下り、キャンプサイトに到着してみると、思ったよりはテントが少なかった。
『うん、これならテントを張ってもいいかな』
バイクを停め、テントを張ると、買い出しへ。
伯方島のスーパーで買い出しして、見近島へと戻る。
まずは木陰でお昼ご飯。
まだ温かい焼き鳥丼とビール!
海を眺めながら、ビールをグビリ、焼き鳥丼をパクリ。
少し暑いが、『これ以上何が要る?』
***
朝晩こそ涼しくなったが、昼間はまだまだ蒸し暑い晩秋の芸予諸島。
KIndleを取り出し、熊嵐を読む。
***
日が傾き始めると、少し早めの晩御飯。
もちろんビールは、エビスとプレミアムモルツ。
食事を終えると、テントへと潜り込む。
***
夕方まだ少し暑さが残っていたが、さすがに夜は涼しく、テントの入り口をメッシュにしておくと涼しいキャンプの夜。
朝方になると、肌寒さを感じてテントの入り口を閉じ、シュラフに潜り込んだ。
いつもより遅くまでシュラフの中でゆっくりした時間を楽しみ、起き出すと、テントの中でパンとコーヒーの朝食。
***
夜中こそ、少し話し声が聞こえてきたが、ソロツーリングの人が多かったので、思ったよりは静かな夜を過ごすことができた。
道具を片付け、バイクにパッキングして、キャンプ場を出発。
目指すは、大三島のお気に入りの展望台。
鷲ヶ頭山。
車では走りたくない、狭い林道。
こんな時に、原付二種は便利である。
YB125SPは、とびしま海道やしまなみ海道での展望台散策ツーリングには、まさにうってつけ。
***
お気に入りの景色を眺めながら、トコトコとのんびり山道を登っていく。
ようやく、目的地に到着した。
***
ドローンを取り出し、飛行の準備。
場所を変えて、再度撮影。
***
いやあ、やっぱり鳥の視点は楽しいなあ。
大三島の港まで行き、フェリーのチケットを購入。
ここからは、忠海経由で呉まで戻った。
***
シーカヤックが当分漕ぎ出せそうにない中、人生初SUPを楽しみ、YB125SPでのしまなみ海道へのキャンプツーリングも堪能した、充実の3連休。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
生涯不良の人生、さて来週はどこ行こう?
2019年9月14日(土) とある事情により、ワゴンがしばらく使えない状態なので、先週はバイクで江田島の陀峯山へドローン撮影ツーリングに行ったのだが、その時に見つけたのが『BOON』
ここではウェークボードもやっておられるが、調べてみるとSUP体験もできるらしい。
最近気になっていた、SUP。
せっかくカヤックを運べない今のタイミングだからこそ、これも縁だと考えて、SUP体験を申し込んでいた。
***
今日は、10時から体験の予定。
ワゴンが使えないので、ロードスターをオープンにして江田島へと向かう。
ワゴンも11万キロを超えて少し調子を崩したが、このロードスターはもう22.5万キロ!
それでもエンジンもトランスミッションも、まだまだ絶好調である。
ダッシュボードには、ヤンゴン方式で小さな仏像を。
これは、ヤンゴン旅での自分への土産である。
***
少し早めに到着し、ウェークボードを担当されているらしい女性スタッフの方から、いろいろとお話を伺った。
SUPにも、インフレータブルとハードボードがあるらしい。
しばらくすると店長さんも到着し、パドルも準備されていた。
これまたお話を伺うと、安価なプラスチックから、高価なフルカーボンまでピンキリということで、この辺りもシーカヤックと同じような状況のようである。
***
今日は、俺一人かと思っていたら、三連休ということで江田島を訪れておられた女性グループも参加されることになったとのこと。
まずはSUPの種類や、乗り方、立ち方、漕ぎ方などを教わってから、海に出る準備。
俺は最初はインフレータブルに乗ることに。
バンジーがついているので、そこにペリカンケースとクロックスをセットして、まずは正座状態で海に漕ぎ出す。
***
女性グルーブは、みなさん何度も漕がれているとのことで、初SUPは俺だけである。
それでもなんとか正座での漕ぎをクリアし、立って漕ぐことにも成功。
シーカヤックでも漕ぎ慣れた、お気に入りのエリアであるが、立って漕ぐ新鮮な視線での海の散歩は新鮮な気分。
『どうですか』
『はい、思ったよりも安定性がなくて、なんだか膝がぷるぷるします』
『あ、これは女性が乗ることを想定して、少し空気圧を低くしているんですよ。 その影響かもしれませんねえ』
『確かに。 漕ぐと、少し撓んで力が逃げている感じがします』
『後で休憩の時、こっちのボードに乗ってみてください』
***
いつもシーカヤックで漕ぎ抜けている洞窟を、今日はSUPで潜ることに。
ここからは、しばらく真面目に漕いで、少し離れた浜へと向かう。
ここは、俺がいつもシーカヤックを漕ぎだしているお馴染みの浜。
持参した、ペットボトルのお茶を飲み、しばし休憩。
***
再び漕ぎ出し、少し南下してみる。
俺は、ここからハードボードに乗せていただいたのだが、さっきとは全く異なる乗り味である。
『おお、これは全く違いますねえ。 これなら安定していて、とても漕ぎやすいですよ』
それにしても、SUPの場合は裸足でボードに乗り、足の指も使いながら微妙なバランスを取る感覚が新鮮であった。
まさに、スタンドアップ・パドルである。
そして、浜に降りても危なくない場所であれば、その裸足のまま砂浜を歩き、海に入る。
これだけのことなのだが、いつもより深く自然に触れている感じが面白い。
いつもシーカヤックから観る景色だが、今日は違って見える。
到着した浜で、再び休憩。
遠くから来られたという仲良し4人組は、綺麗な芸予諸島の海にSUPを浮かべ、楽しそうに海遊びを楽しんでおられる。
俺は、海に浸かって体を冷やす。
***
『じゃあ、そろそろ戻りましょうか』
途中からは、店長さんにカーボンパドルを拝借し、テスト漕ぎ。
『おお、これはいいですね』
『シーカヤックと違って、SUPはパドルを空中で持っている時間が長いんで、軽いパドルがいいんですよ』
『なるほど。 このハードボードとカーボンパドルの組み合わせが、今日のベストです』
***
海から上がり、シャワーを浴びて着替える。
『今日は楽しかったです。 お世話になりました』
人生初のSUP体験。
これは良いトレーニングになるんだなあ。
***
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
生涯不良の人生、さて、明日はどこ行こう?
ここではウェークボードもやっておられるが、調べてみるとSUP体験もできるらしい。
最近気になっていた、SUP。
せっかくカヤックを運べない今のタイミングだからこそ、これも縁だと考えて、SUP体験を申し込んでいた。
***
今日は、10時から体験の予定。
ワゴンが使えないので、ロードスターをオープンにして江田島へと向かう。
ワゴンも11万キロを超えて少し調子を崩したが、このロードスターはもう22.5万キロ!
それでもエンジンもトランスミッションも、まだまだ絶好調である。
ダッシュボードには、ヤンゴン方式で小さな仏像を。
これは、ヤンゴン旅での自分への土産である。
***
少し早めに到着し、ウェークボードを担当されているらしい女性スタッフの方から、いろいろとお話を伺った。
SUPにも、インフレータブルとハードボードがあるらしい。
しばらくすると店長さんも到着し、パドルも準備されていた。
これまたお話を伺うと、安価なプラスチックから、高価なフルカーボンまでピンキリということで、この辺りもシーカヤックと同じような状況のようである。
***
今日は、俺一人かと思っていたら、三連休ということで江田島を訪れておられた女性グループも参加されることになったとのこと。
まずはSUPの種類や、乗り方、立ち方、漕ぎ方などを教わってから、海に出る準備。
俺は最初はインフレータブルに乗ることに。
バンジーがついているので、そこにペリカンケースとクロックスをセットして、まずは正座状態で海に漕ぎ出す。
***
女性グルーブは、みなさん何度も漕がれているとのことで、初SUPは俺だけである。
それでもなんとか正座での漕ぎをクリアし、立って漕ぐことにも成功。
シーカヤックでも漕ぎ慣れた、お気に入りのエリアであるが、立って漕ぐ新鮮な視線での海の散歩は新鮮な気分。
『どうですか』
『はい、思ったよりも安定性がなくて、なんだか膝がぷるぷるします』
『あ、これは女性が乗ることを想定して、少し空気圧を低くしているんですよ。 その影響かもしれませんねえ』
『確かに。 漕ぐと、少し撓んで力が逃げている感じがします』
『後で休憩の時、こっちのボードに乗ってみてください』
***
いつもシーカヤックで漕ぎ抜けている洞窟を、今日はSUPで潜ることに。
ここからは、しばらく真面目に漕いで、少し離れた浜へと向かう。
ここは、俺がいつもシーカヤックを漕ぎだしているお馴染みの浜。
持参した、ペットボトルのお茶を飲み、しばし休憩。
***
再び漕ぎ出し、少し南下してみる。
俺は、ここからハードボードに乗せていただいたのだが、さっきとは全く異なる乗り味である。
『おお、これは全く違いますねえ。 これなら安定していて、とても漕ぎやすいですよ』
それにしても、SUPの場合は裸足でボードに乗り、足の指も使いながら微妙なバランスを取る感覚が新鮮であった。
まさに、スタンドアップ・パドルである。
そして、浜に降りても危なくない場所であれば、その裸足のまま砂浜を歩き、海に入る。
これだけのことなのだが、いつもより深く自然に触れている感じが面白い。
いつもシーカヤックから観る景色だが、今日は違って見える。
到着した浜で、再び休憩。
遠くから来られたという仲良し4人組は、綺麗な芸予諸島の海にSUPを浮かべ、楽しそうに海遊びを楽しんでおられる。
俺は、海に浸かって体を冷やす。
***
『じゃあ、そろそろ戻りましょうか』
途中からは、店長さんにカーボンパドルを拝借し、テスト漕ぎ。
『おお、これはいいですね』
『シーカヤックと違って、SUPはパドルを空中で持っている時間が長いんで、軽いパドルがいいんですよ』
『なるほど。 このハードボードとカーボンパドルの組み合わせが、今日のベストです』
***
海から上がり、シャワーを浴びて着替える。
『今日は楽しかったです。 お世話になりました』
人生初のSUP体験。
これは良いトレーニングになるんだなあ。
***
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
生涯不良の人生、さて、明日はどこ行こう?
昨日土曜日は、妻と一緒に広島市内に出て、映像文化ライブラリーへ。
今日の映画は、『駅前旅館』
森繁久彌、フランキー堺、伴淳三郎、淡島千景、淡路恵子、草笛光子などが出演しており、昭和の高度成長期という日本に最も活気があった時代を、一つの断面から切り出した映画。
さすがの出演者だけあって、見所満載であった。
***
ランチは、『肉のますい』
ここは、俺のお気に入りのお店の一つ。
サービストンカツが有名であり、俺もこれでビールを飲むのが大好きなのであるが、今日の気分は『鶏すき焼き』
***
2人前を注文し、目の前で鍋に脂をひくところから調理が始まる。
これを見ているのも、楽しいひと時。
で、完成!
『火が通ったら、召し上がってください』とのこと。
もちろんビールを注文し、
先ほど観た映画の話を肴に、すき焼きを食べ、ビールをグビリ!
最後は、ご飯に具と汁をかけて、『うーん、やっぱり〆はこれだよなあ』
大満足の1日であった。
***
2019年9月8日(日) 朝起きると、バンとスープで朝食をすませる。
『じゃあ、ちょっとバイクで出掛けてくるから。 行き先は、江田島方面』
まずは、音戸で一休み。
今日も暑くなりそうだが、陽が差して音戸大橋が美しく照らされている。
***
今日目指すは、陀峯山。
クルマではあまり走りたくない、狭い林道をバイクでのんびり、トコトコと走り抜ける。
空は青空。
下りになり、しばらくすると、
『追の浦渓谷_丈ノ内展望台』
***
ここからの景色が、絶景である。
時折偵察に来るスズメバチに注意しながら、ドローンを取り出した。
久しぶりとなる、ドローン撮影。
***
***
再びバイクにまたがり、少し下ると、
『天狗岩』
ここが、またまた雰囲気が異なる絶景!
芸予諸島の海がよく見える。
日も上がってきた。
それにしても、こんな綺麗な場所が、こんなに近くにあるなんて知らなかった。
***
ここからは、再び登って頂上へ。
少し歩くと、展望台。
***
山道を下ると、里ではすでに稲穂が黄金色に輝いている。
お気に入りの場所にも来ることができ、今日もまたまた大満足の1日である。
***
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
生涯不良の人生、さて来週はどこ行こう?
今日の映画は、『駅前旅館』
森繁久彌、フランキー堺、伴淳三郎、淡島千景、淡路恵子、草笛光子などが出演しており、昭和の高度成長期という日本に最も活気があった時代を、一つの断面から切り出した映画。
さすがの出演者だけあって、見所満載であった。
***
ランチは、『肉のますい』
ここは、俺のお気に入りのお店の一つ。
サービストンカツが有名であり、俺もこれでビールを飲むのが大好きなのであるが、今日の気分は『鶏すき焼き』
***
2人前を注文し、目の前で鍋に脂をひくところから調理が始まる。
これを見ているのも、楽しいひと時。
で、完成!
『火が通ったら、召し上がってください』とのこと。
もちろんビールを注文し、
先ほど観た映画の話を肴に、すき焼きを食べ、ビールをグビリ!
最後は、ご飯に具と汁をかけて、『うーん、やっぱり〆はこれだよなあ』
大満足の1日であった。
***
2019年9月8日(日) 朝起きると、バンとスープで朝食をすませる。
『じゃあ、ちょっとバイクで出掛けてくるから。 行き先は、江田島方面』
まずは、音戸で一休み。
今日も暑くなりそうだが、陽が差して音戸大橋が美しく照らされている。
***
今日目指すは、陀峯山。
クルマではあまり走りたくない、狭い林道をバイクでのんびり、トコトコと走り抜ける。
空は青空。
下りになり、しばらくすると、
『追の浦渓谷_丈ノ内展望台』
***
ここからの景色が、絶景である。
時折偵察に来るスズメバチに注意しながら、ドローンを取り出した。
久しぶりとなる、ドローン撮影。
***
***
再びバイクにまたがり、少し下ると、
『天狗岩』
ここが、またまた雰囲気が異なる絶景!
芸予諸島の海がよく見える。
日も上がってきた。
それにしても、こんな綺麗な場所が、こんなに近くにあるなんて知らなかった。
***
ここからは、再び登って頂上へ。
少し歩くと、展望台。
***
山道を下ると、里ではすでに稲穂が黄金色に輝いている。
お気に入りの場所にも来ることができ、今日もまたまた大満足の1日である。
***
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
生涯不良の人生、さて来週はどこ行こう?
2019年8月31日(土) 8月最終日となる今日は、今年最後のシーカヤック教室の日。
このところ雨の日が続いていたが、幸い今日は曇りで少し晴れ間も覗く天気。
***
夏になると、『いよいよカヤッカーさんの季節がやって来ましたねえ』、と声をかけていただくのだが、俺にとっての夏は、旅するシーカヤックのシーズンオフ。
何と言っても真夏は暑すぎて、長時間漕ぎ続けることは苦痛ですらあることが、まずは最大の理由。
さらに、海に遊びに行く人が増え、普段漕ぎだしている浜から出ることや、テントを張ってキャンプすることが難しくなるのに加え、何より人混みが嫌いな俺にとって、せっかく海辺で独り静かにビールを片手にのんびりと過ごしたいのに、周りに人が居ること自体がストレスとなる。
加えて、真夏のキャンプは、暑くて寝苦しいことと、蚊やアブなどに悩まされることも、俺が夏の海旅を避けている理由である。
***
そんなこんなでシーズンオフとなる夏を、海で楽しく有意義に過ごせているのは、夏のシーカヤック教室のおかげ。
初期の『瀬戸内カヤック横断隊』で大変お世話になったシーカヤックの師匠である、内田正洋さんから教えていただいた情報から、瀬戸内海洋文化を調べる『あるくみるきく』の旅で訪れた地元の島で偶然いただいた縁から、2008年7月にスタートしたものである。
初回のシーカヤック教室はこれ: 瀬戸内シーカヤック日記 シーカヤックが結ぶ縁_心に残る海の日
何せ、俺にとっては初めての事だったので、全て手探りの状態ではあったが、この取り組みにより、初期の瀬戸内カヤック横断隊で学んだ、『瀬戸内海洋文化の、復興、創造、そして継承』を、ささやかではあるが、俺自身が地元で実践していく事ができるのではないかと感じる事ができたのは、大きな喜びであった。
初期の『瀬戸内カヤック横断隊』の記録: 自作のプレゼンテーション資料
***
12年目となったシーカヤック教室。
この夏の最終回となるこの土曜日の朝、今日はちょっとした事情により、ロードスターで海へと向かう。
今日は、午前と午後の2部。
午前は、小学生の頃から参加してくれている高校生の女の子、部員の女の子の妹である小学5年生、そして先週もタンデム艇で参加してくれた4年生の男の子と、職員さん2名。
まずは体操をして、
最初は、あまり漕いだ事がない男の子を、本人の希望もあってタンデム艇に乗ってもらい、海に漕ぎだす。
***
曇りの予報であったが、晴れ間も出て、少し風はあるものの、それで暑さも緩和され、漕ぎやすい天候である。
風があるので、島渡りは諦めてコースタルツーリングを楽しむ。
1時間ほど漕ぐと、一旦陸に上がって休憩。
子供達は、海に入って貝を拾ったり、魚を観察したり、とても楽しそうである。
もちろん俺は、いっときも目を離す事なく、安全確保のために動きを見、声を掛ける。
ここからは、タンデム艇に乗っていた男の子にも、シングル艇を体験してもらう事に。
最初は不安そうだったが、すぐに慣れて笑顔になっていた。
『どう、二人乗りと、一人乗りは、どっちが良い?』と聞いてみると、
『一人が良い』
これまででもだいたいそうではあるのだが、子供達は漕ぎが軽い事に加え、自分の意思で自由自在に漕ぎ進めるシングル艇が好きな子が多い。
『そうそう。 やっぱり一人で気ままに漕ぐのが一番楽しいよなあ』
***
2時間弱ほど楽しんで、お昼休みに。
子供達との会話を楽しみながら、お昼ご飯を一緒にいただいた。
『ごちそうさまでした』
***
昼からは、6年生の部員3名が参加してくれた。
みんな、しっかり漕げる6年生の女子3人組である。
午後の俺は、人数の関係からタンデム艇を一人で漕ぐ。
午後からは、さらに風が上がってきた。
『今日は残念ながら、島には渡れないけど、楽しもうね』
***
こうやって、何年も一緒に漕いでいると、部員たちの成長が本当に嬉しい限り。
漕ぎを見ても、しっかりと押し手はセンターを超えるまで押し切れているし、多少の向かい風にも負ける事なく、しっかりと進む事ができている。
職員さんが、『昔なら、この風だったら部活動を中止していたでしょうね』
『いや、本当にそうだね。 しっかり漕げるようになって、素晴らしいよ』
最後には、ミニレースも楽しみ、この夏最後のシーカヤック教室は終了!
『お疲れ様でした。 これで、今年のシーカヤック教室は終わりです。 みんなと一緒に漕ぐ事ができて、俺もとても楽しい夏でした。 また、来年楽しみましょう!』
***
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
このところ雨の日が続いていたが、幸い今日は曇りで少し晴れ間も覗く天気。
***
夏になると、『いよいよカヤッカーさんの季節がやって来ましたねえ』、と声をかけていただくのだが、俺にとっての夏は、旅するシーカヤックのシーズンオフ。
何と言っても真夏は暑すぎて、長時間漕ぎ続けることは苦痛ですらあることが、まずは最大の理由。
さらに、海に遊びに行く人が増え、普段漕ぎだしている浜から出ることや、テントを張ってキャンプすることが難しくなるのに加え、何より人混みが嫌いな俺にとって、せっかく海辺で独り静かにビールを片手にのんびりと過ごしたいのに、周りに人が居ること自体がストレスとなる。
加えて、真夏のキャンプは、暑くて寝苦しいことと、蚊やアブなどに悩まされることも、俺が夏の海旅を避けている理由である。
***
そんなこんなでシーズンオフとなる夏を、海で楽しく有意義に過ごせているのは、夏のシーカヤック教室のおかげ。
初期の『瀬戸内カヤック横断隊』で大変お世話になったシーカヤックの師匠である、内田正洋さんから教えていただいた情報から、瀬戸内海洋文化を調べる『あるくみるきく』の旅で訪れた地元の島で偶然いただいた縁から、2008年7月にスタートしたものである。
初回のシーカヤック教室はこれ: 瀬戸内シーカヤック日記 シーカヤックが結ぶ縁_心に残る海の日
何せ、俺にとっては初めての事だったので、全て手探りの状態ではあったが、この取り組みにより、初期の瀬戸内カヤック横断隊で学んだ、『瀬戸内海洋文化の、復興、創造、そして継承』を、ささやかではあるが、俺自身が地元で実践していく事ができるのではないかと感じる事ができたのは、大きな喜びであった。
初期の『瀬戸内カヤック横断隊』の記録: 自作のプレゼンテーション資料
***
12年目となったシーカヤック教室。
この夏の最終回となるこの土曜日の朝、今日はちょっとした事情により、ロードスターで海へと向かう。
今日は、午前と午後の2部。
午前は、小学生の頃から参加してくれている高校生の女の子、部員の女の子の妹である小学5年生、そして先週もタンデム艇で参加してくれた4年生の男の子と、職員さん2名。
まずは体操をして、
最初は、あまり漕いだ事がない男の子を、本人の希望もあってタンデム艇に乗ってもらい、海に漕ぎだす。
***
曇りの予報であったが、晴れ間も出て、少し風はあるものの、それで暑さも緩和され、漕ぎやすい天候である。
風があるので、島渡りは諦めてコースタルツーリングを楽しむ。
1時間ほど漕ぐと、一旦陸に上がって休憩。
子供達は、海に入って貝を拾ったり、魚を観察したり、とても楽しそうである。
もちろん俺は、いっときも目を離す事なく、安全確保のために動きを見、声を掛ける。
ここからは、タンデム艇に乗っていた男の子にも、シングル艇を体験してもらう事に。
最初は不安そうだったが、すぐに慣れて笑顔になっていた。
『どう、二人乗りと、一人乗りは、どっちが良い?』と聞いてみると、
『一人が良い』
これまででもだいたいそうではあるのだが、子供達は漕ぎが軽い事に加え、自分の意思で自由自在に漕ぎ進めるシングル艇が好きな子が多い。
『そうそう。 やっぱり一人で気ままに漕ぐのが一番楽しいよなあ』
***
2時間弱ほど楽しんで、お昼休みに。
子供達との会話を楽しみながら、お昼ご飯を一緒にいただいた。
『ごちそうさまでした』
***
昼からは、6年生の部員3名が参加してくれた。
みんな、しっかり漕げる6年生の女子3人組である。
午後の俺は、人数の関係からタンデム艇を一人で漕ぐ。
午後からは、さらに風が上がってきた。
『今日は残念ながら、島には渡れないけど、楽しもうね』
***
こうやって、何年も一緒に漕いでいると、部員たちの成長が本当に嬉しい限り。
漕ぎを見ても、しっかりと押し手はセンターを超えるまで押し切れているし、多少の向かい風にも負ける事なく、しっかりと進む事ができている。
職員さんが、『昔なら、この風だったら部活動を中止していたでしょうね』
『いや、本当にそうだね。 しっかり漕げるようになって、素晴らしいよ』
最後には、ミニレースも楽しみ、この夏最後のシーカヤック教室は終了!
『お疲れ様でした。 これで、今年のシーカヤック教室は終わりです。 みんなと一緒に漕ぐ事ができて、俺もとても楽しい夏でした。 また、来年楽しみましょう!』
***
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?