・使っている クワ( 鍬 )は光る。
絶えず努力する者は、生き生きとして美しいというたとえ。
ショウ
シュウ
すき
くわ
鍬
【解字】形声文字。金+秋。
- くわ(くは)。すき。
- 農機具の一種。
<新漢語林より>
私は農家の次男坊として育ちました。
物心ついた時から家の農作業の手伝いをさせられたと思います。
学校から帰ってくるとカバンを置き、着替えをしてすぐ仕事です。
米を作っていたのですが、何でもやらされました。
高校生になると一人前として働かされます。
たまに遊んで帰ってくると烈火のごとく叱られ家に入れてくれないことも。
だからというわけではないけれど、鍬、スコップ、ツルハシ、箕、マサカリなどの農機具は上手に使いこなしていたと思います。
最近、感じるのは50才代くらいの方がスコップを上手く使えないのをよく見掛けます。
使えないというのは、道具に負けている使われていることを言います。
農作業を長年やっている人は惚れ惚れするほど上手に使いますね。
柄のついたものは、間違いなくテコの原理を応用しています。
手と腰とスコップとがうまく力点、支点、作用点になってるわけです。
美しく使いこなすと、疲労度は半減どころか4分の1程度になるでしょう。
農家の人は、筋肉痛とか疲れてはいけないのです。これも知恵なのです。
たまに野良仕事をやって翌日疲れるのは、たまにしかやらないのもあるけれど、道具を上手く使いこなせていないのが原因だと思う。
今日はなんとなく。
これも使いこしていました。
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