数日前から、テレビの画面が故障して、見にくいのですが、
(緑の線が1本入ってしまっています)
修理に来て頂くことになっているので、直るといいのですが・・・・
あまりテレビは観ないのですが、
(緑の線は)気にしないようにして、DVDを観ました。
「えびちゃんのヨーイ、ハイ!」のコーナーで紹介して下さった映画「雨あがる」
この映画は、
故・黒澤明監督が山本周五郎の短編をもとに書いた遺稿を、黒澤組のスタッフたちが映画化。
小泉堯史監督、寺尾聡さん主演、宮崎よしこさん(妻のおたよ役)の演技は素晴らしい。
三船史郎さんや仲代達矢さん、壇ふみさんなどなど、見応え充分ですが、短い映画です。(90分)
堅苦しくなく、見終わった後に晴々した気分になれる良質の時代劇で、ユーモラスも感じられます。
いい言葉がたくさん出て来ます。
世の中は、いいものだって事をこの歳になって知りました。
若くはなれないけれど、生きている事は素晴らしい事ですね。
妻のおたよが言う台詞
大切なのは、何をしたか、ではなくて、何のためにしたか、ということではないでしょうか・・・
DVDには、舞台裏の画像もあり、そちらも面白かったですね。
晴れた空、海の青さ、山の緑のなんという美しさ。
その美しさを撮るために、何日も撮影を待つ事もある、という。
そして、映画の中では、何気に咲いているタンポポの綿毛を「おたよ」が吹くシーンなのだが、
タンポポが偶然にそこに咲いていたわけではなく、
スタッフ総出で、その撮影のために、タンポポを植えて、
1か月前から仕込み用のタンポポをつんでは冷蔵庫で保存し、
撮影日に合わせて、綿毛になるように生育を調整するというから驚き
スタッフの「画」へのこだわりが、そこにタンポポを咲かせ、
そこに夫婦がお互いその花を見て微笑む姿をさらに美しく飾る、という事は言うまでもない事です。
そういう事を知ると、1本の映画を作るって、すごい事なんだな~と思います。
また、映画の見方も変わってくるかもしれませんね。
アクセスありがとうございました。
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