1万3000発は、岡崎花火大会の“打ち上げ花火の数”ではありません。ロシア・アメリカ・フランス・イギリス・パキスタン・インド・イスラエル・北朝鮮が保有する核弾頭の推計数なのです。そのうち約6000発をロシアが保有し、ウクライナでの戦いでは、核兵器も使用することを視野に入れると、大統領発言に驚きました。
<岡崎の花火大会>
広島・長崎へアメリカが原爆を投下して77年、「最後の被爆地に」との願いを込めて、広島・長崎で、毎年平和祈念式典が開かれています。まもなく8月15日の「終戦に日」を迎えます。暑い夏の最中に、耳を強く引き裂くようなセミの鳴き声とともに、あの日を思い出す人もいると思います。
報道では死体の山や、悪臭が漂う様子など表現されませんが、おそらく、そんな光景が思い出されるのではないでしょうか。感じてはいても言葉で表せないことも理解しなければなりません。
終戦の年、当時、豊川の海軍軍需工場もB29の爆撃に遭い、約2,500名の尊い命が失われ、勤労動員されていた姉もその中の1人になるところで、死体の山を目の当たりにして、生き残った姉は「目や耳にふたをしてしまいたい記憶だ」と語り、今も元気で94歳です。
戦火に逃げ惑い、家や財産をなくし、食べ物の不足にも苦しんだ、あの忌まわしい記憶は忘れようと思っても忘れられないと、遠い昔を思い出す度、今でも背筋が寒くなるとのこと・・・。
戦争を知らない人が多くなり、『疎開』という言葉も歴史を学ぶ中から出てくる程度になり、戦争は過去に起こった歴史の1ページでしかないのかもしれません。核爆弾保有も過去の事となるのはいつのことでしょうか。