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明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

特別な夏の日

2022年08月15日 | 日記

 きょうは太平洋戦争・終戦の日です。戦前・戦中の日本は、軍国主義という名の下に人々を指導・教育し、政治が宗教を後押して戦争を支持するように仕向けていきました。現代では、「イスラム原理主義武装勢力」のような、宗教が政治と結びつき、暴力を支えるという意味で類似しています。

 戦争は二度と決してしてはなりません、戦争に加害者も被害者もありません。戦争は美しいどころか、むごたらしく凄惨(せいさん)なもので、決して「美談」などでなく、特攻隊や、かつての日本兵を 「国のために戦った英雄」として持ち上げることなど、決してしてはなりません。

 しかし、「太平洋戦争」「東南アジア 何々作戦」「神風 特別攻撃隊」など調べていくと、当時、戦争で散って逝った若い人たちの考えや、両親や妻に宛てた手紙の文章が紹介されていて、ついつい目頭が熱くなります。過去の歴史において、国のために尊い命を失った人々の御霊を慰めることには、いささかも止める理由はないと思います。

 東南アジアの戦場に送り込まれた日本兵の多くは、補給を断たれ飢えで死んでいて、指導部の無責任な指揮・作戦の結果で、日本軍指導者の責任(政治責任)を問う声も強くあり、「国のために戦った若者たち」として美化するマスコミ報道へ、注意を喚起する声もあります。

 ロシアやウクライナの戦いが報じられる都度 思うことは、戦争は凄惨(せいさん)なもので、戦争に加害者も被害者もなく、早期に終結しなければなりません。しかし、早期に決着と言って、決して“原爆”など用いてはなりません。

 この日になると国会議員の靖国神社参拝がニュースになり、公か私か話題ですが宗教については、自分 探しに悩む若者が、かつての軍隊のような考え、思想にならぬよう、この夏の「終戦の日」は、特別な日でありたいものです。

 

 

 

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