気象台は東海地方も7月20日に「梅雨明けしたとみられる」と発表しました。例年より1日遅く、平年より9日間長かったようです。
これから厳しい夏の暑さが続き、畑で作業するには熱中症にならないよう水分・塩分を補給しながら、野菜にも水を与えなければなりません。
大相撲名古屋場所は連日の暑さの中で行われ、きょう千秋楽を迎え3敗力士の優勝争いとなりました。今場所は、大関昇進を掛けた3関脇が大いに話題を盛り上げました。
そして、8月6日開幕、甲子園球場への出場権をかけた愛知大会は181校、173チームが参加、春の県大会の上位8校(東邦、至学館、愛工大名電、愛知啓成、中部大春日丘、享栄、豊川、桜丘)はシード校として3回戦から登場し、既に東邦高校は敗退しました。
いよいよ8月15日の“終戦の日”が近くなって来ると、戦争に関するニュースや特番が増え、太平洋戦争で失った多くの尊い命に、国民は思いをはせることになるのですが、昭和の時代が遠のいて来ると、まるでテレビドラマの中の出来事のようで、現実離れの感じがします。
敗戦を受け入れた日本は武装解除しましたが、8月15日以降も当時のソ連は戦闘の行為をやめなく、日露戦争で失ったサハリン(旧樺太)取り戻しておらず、千島列島への攻撃も行っていたのです。
つまり、ソ連にとっては「取り分を奪い返すまで」と、8月15日で日本との戦争を“やめてもらったら困る”のでした。これは国際法にも抵触する事件でしたが、これが戦争の実態です。
現在のロシアが、旧ソ連の領土だったウクライナへの侵攻も、当時の“奪還戦争”と類似し、クリミヤ半島侵攻から既に10年近い戦いが行われています。昭和は遠のきましたが、今も世界各地で領土の分捕り遭いは続いていて、“歴史は繰り返す”とはよく言ったものです。
北方4島の日本への返還は、どうやら政治力だけではなく別の力(武力か?経済力)によらねば、可能性はないような気がします。