10年ほど前に「日本崩壊か」という見だしで始まる私のブログがありました。厚生労働省の統計で、1人の女性が生涯に産む子どもの数が1・43と発表され、東京都は1・13で、このままでは都市も地域も消滅するのではないかと・・・・・。
ところが今年6月5日、厚生労働省が2023年の「人口動態統計」では1.20となり、東京は0.99で、全国で初めて1を割り込み、8年連続で過去 最低になったそうです。
晩婚の傾向は変わらず、第1子出生時の母親の平均年齢は31.0歳、一方、死亡数は約158万人で人口減少にも歯止めがかからないといいます。人口の減少によって行政サービスが破綻し、自治体が消滅する危機が迫っているのでは・・・・・。
労働力人口の減少がさらに加速し、生産性上昇率が低迷している現状を放置すれば、日本経済全体でプラス成長を続けることは困難になり、男性の育児参加などを訴えていますが、その程度の環境整備では追いつかず、地方の高齢 化、いや日本中の高齢 化は待ってくれません。
地方でできる産業を作り出すべきで、特に農業や漁業の人口の減少は食糧問題に直結し、インドや東南アジアからの人口移入を考え直すべきですし、地方への産業移転もさらに加速すべきです。