定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

誕生月に思う

2024年07月01日 | 日記

 7月は私の誕生月です。何とも暑い日が続いたであろう7月に産んでくれた母に感謝です。戦時下で2人姉の後に男が生まれたので。当時の社会情勢から父母の喜びようは想像がつきます。

 忘れた頃にやってくる誕生日です。すぐ上の姉と15歳離れていて、医師から両親へは難産で私の命を諦めるよう話されたそうです。出産後も何度か命の危険が迫り、就学期まで続きました。

         

 何度も拾った命ですから、そう簡単には手放せません。寿命のある限り、生き抜こうと思っています。振り返ると、もうそんな歳になったのかと思います。それでも、まだまだ仕事をしたいと思っています。

 戦争で家も仕事(豊橋・和菓子・廣田屋)も失い、岡崎の地に移り住んだ両親も、これから希望を持って何かを始めようとしていたとき、父が病魔に襲われ、あの世へ旅立ち、苦労の連続でした。「命さえあれば」と、戦渦をくぐり抜けた人は多くいたと思います。

 世の中で定年後は『悠々自適(世間のことに煩わされず、自分の好きなように安らかに暮らすこと)』に過ごすことを美徳のように言われますが、仕事をすることが生きがいにつながっている人も多くいると思うのです。

 誕生日を迎えるにあたって、当時を思えば、定年後であろうと何であろうと、仕事をすることは全く恥ずかしい事とは思いません。感謝の気持と、新たな決意を持って望みたいと思います。

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