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東京都知事選挙が終わって

2024年07月09日 | 政治

 東京都知事選挙は、現職の小池百合子知事が291万8015票を獲得し、3期目の知事に決まりました。

 この選挙では、過去最多の56人が立候補して多さに驚きました。選挙のたびに顔写真入りのぽスターが掲示されますが、候補者数が用意した掲示版枠数の不足が話題となり、その掲示板へ同じデザインのポスターが並ぶという異例な事態が発生したと報道がありました。

 確かに候補者がどんな人かを知るには大切なことですが、新聞やスマホで候補者を知ることができる時代、掲示板を商売に使うなど、もってのほかです。はたして選挙のたびにベニヤ板の掲示板が必要かどうか、問題だと思うのです。

 この都知事選挙期間中は、候補者の活動内容がテレビやラジオ放送で報じられてきませんでした。どうやら特定の候補者について、選挙の公平性の立場から放送法で制限されているようで、はたして今の法律で良いのか疑問です。

                   

 開票の結果、56人の候補者中で、票の数 一桁(10票・未満)が82%、46人で(その内3票が10人、2票が10人、1票が12人、0票が7人)と、驚くことに自分へも投票しない候補者がいたことです。都庁という巨大組織を率いる知事の選挙にこのような候補者がいたとは・・・・。

 供託金(1人当たり300万円)は、有効投票総数の10%未満で、上位3人を除く53人が没収の対象となり、総額は1億5900万円、これまでの選挙の最高金額です。しかし、名前を知られた人(売名行為)にとっては、安かったかも・・・・。

 よく似た例で、ハローワークへ採用の意思がないのに求人票(無料)を出している会社があって、自社の名前を売ろうとする行為に似ています。今回の選挙立候補について、法令違反ではないものの、世の中を軽く見ている人の多いことに驚きです。

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