11月2日の夕方、雨の1日で農作業ができずに気晴らしにテレビのスイッチを押すと、19時からのテレビ愛知「愛知 すごいぞ、うまいぞ 千原ジュニア」、「第7弾・常滑スピードめし」と称して、演者がランニングを続けながら飲食店を回り、次々と料理を食べ続けるという番組を見てしまいました。
食材を粗雑に取り扱ったテレビのバラエティ番組など、過去に何度も見たことがあります。それを不道徳とする視聴者からの苦情に備え、演者の食べ残した料理を、番組のスタッフが横で即座に食べ、次の店へ走るというものでした。
テレビ番組で料理を紹介する際に、“食べ残していないか”と心配する場面を数多く見ます。“料理や食材を無駄に捨てずに食べました”と、テロップで「スタッフがおいしくいただきました」など、表示されることもあるとか・・・。
たしかに食べ残さずに放送されているのでしょうが、地震や集中豪雨などで避難生活を余儀なくしている人や、食べることが不自由な人のことを、番組の制作者は考えているのでしょうか。
このような番組を見て“不道徳だ”と言っても、見る人がいるから放映され、視聴率が上がるというものでしょう・・・ニワトリが先か、タマゴが先かのように・・・。
徳川家康公の像 ”困ったものです”