暑い夏から冬へ直行するかと思いきや、未だ夏かと思わせる気温で、少しの動きが汗を呼びます。
先日の昼食は、私が作る「インスタント・カレーうどん」でした。熱したお湯にインスタント麺を3分、調味料のカレー粉末を加えて合計5分間ゆでて、トッピングの炒めた野菜と肉、ゆで卵を載せて出来上がりです。「インスタントうどん」とは思えないほど味は上々、即席麺ですが進化したものです。
日本 生まれのカレーうどんは、多種多様で、色はカレーの黄色ですが、「さらりとしたカレー汁」や「トロミを強くした汁」など多彩です。
カレーうどんで思い出すのが、名古屋駅前に「カレーうどん」を出す店が数店あります。その一つ「讃岐釜揚げうどん、四代目横井製麺所レジャック店」で、何と言ってもカツオだしの効いた独特の風味で、汁の粘りは、ごく普通ですが、色はやや薄めの黄色、良く煮込んであるために肉だけが目立ちます。うどんとの絡みも味もちょうど良く、良く研究されています。
うどんを食べた後、カレー汁が残ってしまうのを「もったいない」と御飯で仕上げて完食する「豊橋カレーうどん」は、「うどん麺は自家製麺」「器の底から、ごはん・とろろ・カレーうどんの順」「豊橋産うずらの卵を使用」「福神漬け または ツボ付け・紅ショウガを添える」「愛情を持って作る」の5ルールに従うことで、その他は、各店ごとのバリエーションがあります。
日本人が好む「カレーうどん」を、インスタントでさらに変化させようとする食文化に、私たちは恵まれた環境にあるものだと・・・・・。