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職能・資格・免許

2024年11月11日 | 仕事

 「職能(職務を遂行する能力)」は、企業の中などで、職業が受け持つ一定の役割が果たせる能力を言い、知識や経験に基づいて蓄積される仕事の能力を言います。

 職能に基づいて、働く人の職務遂行能力をあらかじめ定めたランクに当てはめて支払われる賃金を職能給と呼んでいて、仕事の能力を決める具体的な手段として、資格や免許などで現すこともあります。

 「あなたに、そんなことを言われる資格はない・・」とか「大人になる資格はないな・・・」など、立場などの関係で、叱り飛ばすような言い方をする場合がありますが資格ではなく、ここで言う資格とは「人としての資質のこと」を言います。

 自動車免許のように持っていなければ公道を運転できません。なしで運転すれば道路交通法違反です。高度経済成長時代が始まった頃、就職に有利な資格は、「大学を卒業」していることでした。当時は卒業者数が少なかったのです。高学歴社会となったのも、その影響を大きく受けて来たものと思います。

 免許・資格を取得するには時間とお金がかかり、目ざす職種に必要なものを見極めて取得することです。就職条件に資格取得が付いている場合を除き、事前に持っていれば何でも役立つだろうと取得しても、職種によっては役立たないこともあります。

               

 免許や資格は仕事に使って初めて有効で、新卒採用時の免許・資格は重要視されないことが多く、資格を有してから一定水準の実力(職能)を備えてこそ1人前でしょう。

                 

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