裏山からシイタケの原木(根元が直径約20センチ)を1本切り出して、ホダ木12本(長さ約90センチ)を作り、シイタケ菌を接種して、裏庭の日陰に仮伏せをしました。(本伏せは6月下旬に予定)
シイタケは、英名でシイタケ-マッシュルームと呼ばれるそうですが、名前からもシイタケは日本独特のキノコ食材かもしれません。
シイタケはハラタケ目-キシメジ科に分類されるキノコで、現在は東アジアで食用菌として栽培され、日本の他、中国、韓国などの諸国で栽培され食用にしています。
シイタケ栽培は農家だけではなく、最近ではホームセンターなどで、栽培キットが販売されて、1本でも手軽に始められ、家庭で本格的な原木栽培を楽しめます。
うま味成分が多く出ることから出汁(だし)の食材として日本食、中でも精進料理の一品として食卓に上る機会が多く、きのこ類の中では、ナメコなどと並んで人気の食材です。
わが家では春と秋に多く収穫でき、大きな傘のものは生シイタケをコンロで焼いて、バターやショウガ たまり味で食べ、残りは天日干しを行い、出汁用に保存しておきます。
天日干ししたシイタケはビタミンDが多く含まれ、「骨粗しょう症」の予防効果が見込め、シイタケの中では「エリタデニン」と呼ばれる特有成分が、血中の悪玉(LDL)コレステロール値を下げる効果や、血流をスムーズにし生活習慣病の予防効果が期待できると言われています。