冬の寒さが3日間続くと、その後4日間は温暖な日が続き、また寒くなるというように春先に低気圧と高気圧が交互に日本列島を横切り、気温の周期的な変化を季節の言葉を「三寒四温」言います。
この季節は入浴事故による死者が後を絶たないといいます。入浴すると気持が良くスーッと意識が失われ、症状が表れたときには、既に自分で助けを呼べない状態になっているといいます。そのまま死に至るケースも多いといいます。
浴室で倒れた人を見つけた場合は、溺死を防ぐため浴槽の湯を抜いてから119番通報を心がけると良いようです。できることなら倒れた人を浴槽から出して床などに寝かせ、体が冷えすぎないよう毛布などで包むと良いと思います。
体調が悪いときや飲酒したときの入浴は避け、脱衣所と浴室内を暖かくし、湯船につかるのは10分以内で、入りたければ休憩を執って繰り返せばよいと思います。また入浴後はビールではなく、水分をとる様に心がけたいものです。
高齢者の入浴中は頻繁な声かけが有効だとしているものの、家族などの同居人がいることで油断が生まれ、実際には一人暮らし方が入浴事故に遭いにくい傾向があるといいます。
公衆浴場など、人目が多いところでの事故は極めて少ないようで、寒いときには電気料やガス代が高騰していますから、お金を払って銭湯などへ出かけるのも良いと思います。
お風呂で湯につかるのは心身ともにリラックスでき、1日の疲れが取れて大いに幸せを感じる時です。入浴中の急病・急死とならないよう心がけて入りたいものです。