定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

岡崎の夏

2022年08月07日 | 日記

 きょうは暦の上では「立秋」ですが、暑さはまだまだこれからで、猛暑日は何日もやって来ると思います。熱中症の注意が必要だと思っています。

 49校が出場する全国高校野球選手権は、昨日幕を開けました。止まらぬ感染拡大や北陸・西日本を中心に大雨が降って被害が出る中、観客は感染防止の対策を行った上入場し、熱戦の火ぶたが切られました。活躍を祈りたいと思います。

 岡崎 夏の名物、花火大会は、コロナによって昨夜3年ぶりに行われました。YouTubeでLive配信されたので、テレビ画面で見ることができました。2人の息子がまだ独身の頃、家族で乙川河畔に出掛けて行き、現地で一緒に見たことを思い出していました。

 徳川家康の生誕地三河の岡崎は、「日本の花火の発祥地」といわれていて、戦国時代の砲術名人を召し抱えた家康は、鉄砲組を三河出身者でかため、各藩の鉄砲・火薬の製造を厳重に制限し, 原則として三河だけに 火薬の製造を許したため, これが花火製造・花火師を誕生させ 「三河花火」の形で発展していったとのことです。

 岡崎の花火は, 菅生神社で江戸時代初期から煙火祭が行われていたものを、昭和25年頃から, 菅生神社の花火と 市の主催する花火大会とが合同で行われるようになり、私も子どもの頃から何度も見に行ったものです。

 花火は、瞬時に花が開く美しさもさることながら、大音響で振動とともに伝わってくる感動は、現地に行かね得ることができません。夏の夜の風物となった「岡崎の花火」、平和が長く続けられるからこそ実施されるものです。

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高齢者が増えて

2022年08月06日 | 日記

 高齢者は、社会的にもさまざまな経験や知識によって一定の存在感があります。高齢になるほど希少な存在となり、「古老」や「長老」と呼ばれ、特別な尊称があり、それに応えるべく日々精進が必要だと思っています。

 一般的に、高齢者の多くは第一線を退いたとはいえ、経験によって導き出される勘は衰えていなく、時として通常の技能者より優れた結果を出す事もあります。

 WHOでは65歳以上の人のことを高齢者としていますが、高齢者の線引きは実に曖昧です。私が住んでいる岡崎市の男川学区では、75歳以上を後期高齢者として、敬老の日にお祝をしています。

 敬老の制度として、名古屋市の敬老パスは政令指定都市では最も早く着手し、全国でも誇れる福祉制度ではないかと思います。長い間65歳以上の方に無料で配布されていましたが、ある程度の受益者負担はやむを得ないと、平成16年度から敬老パスの交付には、本人および世帯の所得状況に応じ、年間1,000円、3,000円、5,000円のいずれかの負担になりました。

 1980年代末までは、3世代同居世帯が4割をこえていた時代と比較し、現代では夫婦のみの世帯は3割 となり、単独世帯は3割、親と未婚の世帯が2割、3世帯は1割に減りました。当然のように高齢者の存在、居場所も大きく変化せざるを得ない状況になりました。

 加齢が進んで、体の自由度が低下すれば、デイサービスなど、福祉施設の利用などが必要になります。また、近い地域に高齢者の居場所が必要になり、空き家など、効率的に利用される制度が求められます。

 

 

 

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過去のこと

2022年08月04日 | 日記

 キャリアカウンセリングでよく使われる「変えられるのは自分と未来」という言葉を使いますが、他人や過去は変えられません。育った環境や、進んできた過去の仕事や人間関係、あらゆる失敗、こじれた関係など早く忘れてしまいたいものです。

 中でも人間関係は「相手に変わってほしい」といくら期待しても、こちらの思い通りに変わってくれるとは限りません。しかし自分が変われば、他人も変わるかもしれません。相手のことを思いやれば、影響を受けるかもしれないのです。そうすれば、自分の軸足を確かめながら、少しずつ前向きに進んでいくと、未来も変わるかもしれないのです。

 明日5日は、愛知県産業労働センター(ウインクあいち)で、再就職を希望する中高年の人に、「採用されるための履歴書」の書き方を説明するのですが、履歴書こそ過去の事であり、事実を変えようがないのです。しかし、事実をどの様に表現するかは手法が必要です。

 8月2日と3日の2回、NHKラジオ深夜便「明日への言葉」で“泉 ピン子さん”が、「過去よりも今が大切」、「過去は 捨てました」と、自分の生き方を話し、なるほど共感しました。

 1960年代、大学紛争やベトナム反戦運動などで社会が騒然としていたころ、日本の音楽界を半世紀余り、強い影響を与えた吉田拓郎さんが年内で活動に終止符を打つそうです。「結婚しようよ」「旅の宿」など青春を共有した昭和の同世代ですが、もう過去のことかと、寂しくなります。

 

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退職後は・・・

2022年08月03日 | 日記

 卒業した学校を「母校(ぼこう)」と呼ぶように、会社に永く勤めて人生に大きく影響を及ぼしたと思われる会社を「母社(ぼしゃ)」と呼ぶことにします。聞き慣れない言葉です。私が作りました。

 企業を退社あるいは退職してしまえば、せいぜい履歴書に名前を書く程度の関係が多いようです。OB会などに出席して退職した上司・部下の関係が再現しても、同級会のような付き合いにはなりません。

 学校の先生は定年退職しても「先生」と呼ばれ、生涯「教師という職業」です。恩師の中にはそう呼ばれることを嫌がる人もいました。

 定年後に再就職するため、履歴書で過去を表現するのに、母社での経験や実績は、その後の人生に大きく影響し無視できないことが多いのです。「母校」のような呼び方ですが、学校とは考え方も扱いも全く異なります。

 親会社から子会社へ移籍した人の場合は、移籍後も利害関係が持続しますが、無関係な会社から再就職した場合は、経験と実績が買われ、自分の母社を利用することはありません。

 競争意識が強かった同業仲間の付き合いや、職場が強い共通課題を抱えていた場合の退職後の付き合いは永く続くようですが、一般的に、いったん退職あるいは退社してしまうと、人間関係は極端に薄くなってしまい、どうやら母社は「思い出」だけで十分のようです。

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風 鈴

2022年08月02日 | 日記

 人の感覚は不思議なもので、目や耳でも涼しさを感じることができます。テレビで真冬の氷や雪の映像を見たり、川の流れや滝の音を聞いたり、風鈴の音を耳から聞けば、涼しさを感じるのです。

 風鈴は日本の夏の風景に欠かせません。軒先がある家が少なくなった現在は、家庭で風鈴をつるすことは少なくなりました。わが家も、戦後に建てた建物は既に建て替えてしまいましたが、南向きの部屋に縁側があり、蚊取り線香をたいて、瀬戸物の「風鈴」をつるし、夜になれば部屋に蚊帳をつって寝たものです。

 猛暑の中で涼を感じる風物詩として愛された風鈴の「チリン・チリン」という音を聞くたびに、涼しい気分になり懐かしく思い出します。

 「風鈴」は、古代中国から仏教とともに伝わったそうで、寺の屋根の四隅につるされていて、魔除けの目的から、災いが起きないようにとのことらしいのです。「風鈴」という名は浄土宗開祖、法然上人がつけたとも言われています。

 風鈴の音を聞くと、なんとなく心地よさを感じ、川のせせらぎや、森や林の中で小鳥のさえずりなどと同じように、音が鳴ると、心なしか涼しくなったという気持ちになり、情緒がそう感じさせるのと、実際に体の表面の温度が2~3℃下がると言われます。

 きょうは、日中の気温35度をこえるようです。夜間も油断できない暑さになるとのこと、風鈴の涼しい音はないにしても、冷房の利いた涼しい部屋で過ごしたいものです。

 

 

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男性と女性

2022年08月01日 | 日記

 きょうから8月、今月から愛知県が主催する「中高年者再就職支援セミナー」が名古屋・豊田・豊橋・小牧会場で行なわれ、講師を務めます。 もちろん受講予定者は中高年の男女です。

「男女雇用機会均等法」では男女の雇用機会、待遇について法律で定めています。 しかし、基本的に男性と女性は違います。 体のつくりが違う事もさることながら、考え方も違います。 中には男性らしい女性もいますし、その逆もいます。

 女性は男性に比べて右脳と左脳の連動性が高く、多くの情報を同時処理でき、女性はある行動をしながら全く別のことを考えたり、行動したりするのが得意なのに対し、男性は一つの事に集中する傾向にあるそうです。

決断が早いことは男性の特徴で、直感的な能力は男性が強い傾向にあり、女性の場合は結論を出すことよりも、いろいろ見比べることに楽しみを感じがちだそうです。 また、女性は男性に比べて過去の出来事をよく覚えているといいます。

男性は、解決志向 的、議論 的、闘争 的だといいます。 一方女性は、協調 的、共感 的、親和 的で、話題になっている事を互いに共通であることを示そうとしたり、互いに良好な関係であることを確認したりすることで満足感を得ようとするのが得意のようです。

肉体労働や闘争がなくなった現代社会では、男性の筋力・体力は必要でなく、やがて強烈な女性上位社会が来るという説(その昔、天皇は女性)をとなえる人もいるようです。 一方、男性はスポーツを通じて闘争本能を維持しようとする考えもあり、就職を目指す人にとって現代社会は「謙虚に性別を意識する」ので良いのかもしれません。

 以上の様なことは理解した上で、セミナーでは触れないで進めようと思っています。

 

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