外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

3年生と最初の食事

2011年01月08日 | 日記
1月8日(土) 晴れ

冬休み帰国まで残り僅か(私自身に限りますが)。こういうときはどのように
時間を過ごすか悩みます。
試験を控えている学生を無理に呼び出すのもどうかと思いますし、かといって
伝えておきたいこともいろいろあったりで。

今学期が始まる前に「今年度の3年生の卒業月は来年の5月」という話があった
のですが、それがあっさりと覆され、この1学期でほぼ終了のようです。
 
今日は日本への研修が決まった3年生がKさんから頂いたというコミックを持ってきて
くれました。「日本人の知らない日本語」ドラマ化もされたものですね。
授業でも使いましたが、私も知らない日本語が多くて冷や汗をかきながらみていた
ものです。もちろん、内容はかなり笑えますが、文化の違いはそれだけ大きいのです。

この3年生を誘って例の餃子店で食事をすることにしました。
研修が決まったことへのお祝いと激励会を兼ねたものです。

もともとKさんに懐いていた3年生で、私には学生からの情報が全くない。
話を聞いているとまた驚きがたくさん。
●彼女らの試験は14日に終了するのですが、それまでに部屋の荷物は整理
しなければならないそうです。-週末の間で良さそうなものですけどね。
●希望者は学校に残ってもいい。外語系合同の授業がある。
-出て行けといわんばかりです。
●1学期で終了する学生は学費と寮費併せて300元を返還。
内訳は学費100元、寮費200元。
-年間の学費は4800元くらい。寮費は600元。この割合はどういう意味?

一昨年の12月、3年生が学校を追い出されてすぐに1年生の寮の移動があり
我々の宿舎の南北にある女子寮がゴーストタウン化して寂しい思いをしたものです。
今年度は若干は減るにせよ、この賑やかさが春まで続くのだと思っておりましたが
やはり状況は変わらないようです。

困るのは教師陣も同様で、新学期前に2年生を2班にという要求は却下された
上に新任の教師が入っておりますので一人当たりの授業数は昨年に比べ激減する
わけです。我々外教は固定給ですが、一般教師は基本給はあるものの授業数に
応じて歩合給のようなものが付くそうですが、来学期は軒並み半分になってしまう
のだとか。どれくらいの給料になるのか分かりませんが不安定ではありますね。
私は今期1・2年生をそれぞれ2回ずつ担当しましたが、来期は1回ずつになる
可能性がありますね。
そうなったら何をするか、今から考えておかないと後で後悔しそうです。
コメント
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